
昨日は森小休に一泊し、午前中にはリナシティかのやへ到着。デザインマーケット2010 in 鹿屋!14時からトークショーに参加してきました。僕が暮らす(東シナ海に面した街)吹上町と鹿屋市とは、首都圏の感覚で言うと鎌倉と木更津くらいの距離感かな?半島を横断した後、フェリーに乗って錦江湾をさらに横断して行くんですが、同じ県内とは思えないほど、大隅半島は何かが違うのでいつもワクワクします。今回は「地方でのデザインワーク」というタイトルだったんですが、まず地方という呼び方を辞めて、地域にしましょうという話から始めました。これは、随分前に現代美術家の藤浩志さんから教わったもの。地方に暮らしているという意識は、自然と中央=東京との構図を生んでしまう。そうではなく、純粋に地域で暮らしているという事でいいのではないか。・・・という話をしたり、鹿児島のデザイン界の風通しは、どうすれば良くなるかというアイデアなども語ってきました。この模様はTwitCastingなる新技術で生中継されたので、離れた場所で見た方もいらっしゃると思います。いやはや、スゴイ時代ですね。最近、田舎暮らしを続けていて、何だか急に風向きが変わってきた事を実感しているんです。鹿児島、実に熱い事になっています!一過性のもので終わらない様、暮らしている自分たちは「浮ついた姿勢」にならず、慎重に、謙虚に生活を続ける必要があるかも知れません。今回のイベントの中心人物、プラスディー設計室の川畠さんをはじめ、鹿屋の方々には大変お世話になりました。僕は、飽和状態にある地域よりも、これから何かが起こりそうな地域に興味があります。このまま行けば、おそらく、楽しい街へと深化していく筈です。今日は楽しい一日でした。
写真は、今回の目玉の一つとも言える「アップルプロダクツの系譜」の展示風景です。僕は所有しているeMateを持ち込みました!実機を見てみたい方、会期は明日28日までですので、是非リナシティへお出かけください。












中を開けてみると、これまた素敵な袋が・・・!トンボ人間に加えて、素敵なおうちと太陽と樹木がバッチリと配置されています。「烏口」や「溝引き」などのアナログ時代のレタリング技術を使って描かれた痕跡があるんですね。イトメンとチャンポンスープのロゴもぬかりなし。右がエビ・シイタケです・・・。











