12月に公開を控えた「スターウォーズ/フォースの覚醒」。先日子供達と「アベンジャーズ〜エイジ・オブ・ウルトロン」を観に行ったときも、予告編が流れたんです。最初、監督のJJエイブラムスの顔が映し出されたのですが、反射的に「これはヤバイ」と思い。耳を塞ぎ、目を閉じました。とにかく、公開までは情報遮断です。これから情報がどんどん出てくると思われますので、自分にとっては大変な季節に突入します。大変なみなさん、ご協力お願いいたします。
写真は友人から頂いたお土産です・・・東京での展覧会で買ったというお宝。幸い、そのお土産にはネタバレ要素はありませんでした〜
Monthly: 2015年7月
情報遮断中・・・よろしくお願いいたします。
タラデザイン専門学校・オープンキャンパス
イラストを教えて10年くらいになるのかな・・・?タラデザイン専門学校でオープンキャンパスがあり、自分の半生と授業の内容について語ってきました。これから進路を決める高校生や保護者の方。真剣な眼差しで聞き入ってくれているように感じました。毎回、「若い頃はどうやって就職しないで生きて行くか?ということを真剣に考えていた」という話をするのですが、もう30年も前のことだから、今とは時代が違います。正直なところ、今の若い人たちに伝わっているのかどうか、まったくわかりません。
イラストレーターという職業も、昔とは意味が変わってきているかも知れません。絵師と言い出している人たちとは全く違うという実感はあるんですが。いずれにしても、こちらの動き方とはまったく別の次元で、自然と時代にあった絵の仕事が生まれてくるのだろうとは思います。そんな中で、絶対的に変わらない価値観というものもありますから、その軸をきちんと教えていくしかないんでしょう。ファッションは大切なことのひとつですが、軸には出来ないというのが僕の信条です。
首都圏で暮らす友人にあてた手紙
こんばんは
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先日はありがとう
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いろいろと考えてみたんだけど・・・
僕が鹿児島に来てから16年。きみは、家賃をどれだけ払った?10万円(として)×12ヶ月×16年=1920万円〜!
これは、天文学的な数字といっていいと思う。
首都圏の人は、大家さんのために働いているとも言えますね。自分のために使おうよ!
この2000万円近いお金は、本当なら、親と暮らすために実家をリフォームをするために充てられたかも
しれないし、移住して、1坪1000円(ぼくが住んでいる街での参考価格)で広大な土地を買うことだって出来たよね。
とにかく、「自分の人生を萎縮させてしまう」というのが都市の生活なんだと思う。
子供の声が騒音問題にまで発展してしまう都市の仕組みっていうのは、もう、生物として破綻しろって、言われているようなものだよね。
僕は東京の借家住まいと故郷に帰れず他界した父のことで結論が出ました(もう26年も前のこと)。とにかく人生「問題は先送りしない」と!
学生の頃はよく、みんなに「生き急いでいる」と言われたけどね。
田舎暮らしをしていると「のんびりした奴」と勘違いされているかも知れないけど、それはどっちだよっていう話・・・
堀込泰行の言葉を借りれば「スローライフは墓場までとっておけ」だよね
僕も金持ちじゃないから、銀行からお金を借りて生活しているれど・・・先日は子供部屋を増築しましたよ。
田舎ならこうしたことも実現出来ます。都心では難しい。
是非、先送りしない人生を歩んで欲しいと切に願っています。
行動あるのみ!
じゃあ、またね。
夕焼け・・・
夏休みなので〜江口蓬莱館(自宅から15分ほど)に車を止めて、海を見ながらお弁当を食べようということになった。絶好のロケーションもあって、鹿児島県内でもかなりトップクラスの売り上げを誇る「道の駅」として有名な場所です。しかし、陽の長いこの季節にもかかわらず駐車場は18時で閉鎖・・・。お台場であれば、ここからが最も「稼げる」時間帯なのではないかと思いながら、やむなく車を路上に移動した。
そして案の定、ビーチに人影はほとんどなく、家族5人でお弁当を食べたのであった。こんな景色を独り占めしてしまっている現状、勿体ないとは思うが、人が増えすぎても、それはそれで鹿児島らしくはなくなってしまうのだろうなあ。
それにしてもこの日の夕焼け、宇宙のスケール感と自分の人生のちっぽけさが対比する素晴らしい光景であった!
水泳大会
永井博か!と思わせるような夏休み日和の中、吹上町の小学校4校による水泳大会が、吹上中学校で行われました。自分は、いわゆる「カナヅチ」です。水遊び程度はしますが、わざわざ泳ぎに行くという身体能力や感覚はゼロなんです。今日、息子がスイスイと器用に泳ぐ姿を見て、何だかホッとしました。また、各学校間が連携する様子や応援する姿などを見て、教育レベルの高さを感じました。自分は、夏休みにプールに通ったりしていましたし、それなりに楽しい思い出があるんですが「なぜ、泳げないのか?」と今でも不思議に思うことがあります。自分の能力を棚に上げて言い訳をさせてもらいますと、マンモス校だったので先生の手が回らなかったということが原因としてあるでしょう。水泳という科目について、自分は「落ちこぼれていた」と言えます〜きちんと教えてもらった記憶はありません(こっちも求めていなかったんでしょうけれど)。幸いにして、永吉小学校は少数教育が行き届いていて、先生方の丁寧な指導のもと、落ちこぼれることなく息子は泳げるようになったのだと思います。少数教育のメリット、デメリットがよく語られていますが、先日は通信簿に書かれている先生からの言葉を読んで感動してしまったんです。細かいところまできちんと見てくださっているなあと・・・自分が育った環境よりも遥かに優れていると思います。
意思疎通・・・
Facebook上でやりとりをしている友人とは、最終的にこんな感じになる場合が多い。一体、どういう状態なのであろうか!話題に決着がついて感極まっているようにも見えるし、問題を先送りにしているのかも知れない。FacebookやLINEでは(僕はLINEはやっていませんが)こうしたスタンプの交換で、知っているもの同士の意思疎通は出来るようになってきたんですが、カヤの外にいる人とは、それぞれの年代や状況に応じて通信手段を変えなくてはいけない。僕たちの世代が70〜80代になれば、デジタルディバイドの問題は解消されていく・・・と言われていますが、若者が更に(年寄りがついてこれない)新しい手段を見つけて、意思疎通の手段がどんどん増えていくかも知れませんね。
招魂社六月灯夏祭り@永吉地区公民館
六月灯というのは鹿児島独自の言い方のようですね。「田舎の夏祭りだからたかが知れている」と感じているのでは?しかし!自分が広げた敷物でたこ焼きを食べていると・・・周りに集まってきたのは、アメリカ人、アフリカ人、スペイン人、これから東ティモールへ赴任する日本人、広島出身の先生、大阪出身の木工作家、高知出身の女性などなど、そうそうたるメンバーだった。宇宙連邦か!とツッコミたくなるスタートレック感。アートの話をしたり、脳科学の話をしたり・・・、何だかスゴイ状況だったなあ・・・。こうした永吉の今。毎週水曜日にやっている「アサカツ」もそうだけど、SNS疲れの今、どういう社会にコミットしていくか?という回答が全部出ていると思う。本当に、今年から何かが変わってきたという実感があります。
なつやすみがはじまる
小学校5年、1年、幼稚園年中の男の子を抱える、父親としての夏休み期間。フリーイラストレーターの仕事は365日、休みがないので、彼らの休日に合わせるという感覚だ。これは、どんな親でも普通に思うことなんだろうけど、「自分が過ごした小学生の夏休みよりも、もっと充実した体験をさせたい」と。しかし自分の場合は少々ハードルが高い。僕が小学生のときは、東京から寝台列車に乗って鹿児島の祖父の家に行くのが夏休みの一大イベントであり、その記憶がずっと今でも人生観の軸になっている。寝台特急がない今、どんな情報でも簡単に手に入る今、あの記憶に勝る何かを、彼らに与えられるのだろうか。まあ、子供とはいえ、本人の気持ちにはなり変われないから、彼らは彼らなりに物凄く楽しい気分を味わっているのかも知れないが・・・。とりあえず、歩いて1分のところにある木を揺らしてクワガタをつかまえてみた・・・!
時間の感覚
5歳になったばかりの三男と会話をしていると、「時間の感覚」が自分とはまったく違うことに気づかされることが多い。「今度◯◯に行こうか?」という質問に対して「えっ?今?」と返してくることもあれば、随分先の日程を「あと何回寝たら?」という言葉を使って確認してくることもある。おそらく、今を精一杯「生ききって」いるので2〜3日という単位は存在しないし、未来は大人以上にはるか彼方の未来なのであろう。
そんな三男に「今何時〜?」と質問したところ、こんな答えが返ってきた「え〜と、ながいはりが、てんとてんのあいだで、みじかいはりが、てんとてんのあいだ〜」。これには大爆笑してしまった。確かに、この時計では確認しようがない。