む展、無事に終了しました。ご来場頂いたみなさま有り難うございました〜!昨年よりも会期が一日短かったのですが来場者は増えていた様です。本当に有り難いことです。帰りに、搬出で最後まで残ったメンバーでプチ打ち上げをしました。ノンアルでしたが大盛り上がり。そして最後は帰り道のプレゼント、今日開通したばかりの新武岡トンネル〜!
「新しいトンネルって、いいね!」と心でガッツポーズ。これでオーテマハウスが鹿児島市内からまたまた近くなりました。鹿児島市内に比べて、地価がおよそ1/10〜1/1000の日置市に是非定住をお考え下さい。
Monthly: 2013年9月
む展無事終了そして新武岡トンネル
む展、残り二日です。
25日から鹿児島市立美術館で開催されている「第30回む展」、この土日を残すのみとなりました。明日、日曜日は17時までですのでお気をつけください。
私・オーテマは来場者からリクエストを募って、何でもその場で描いてしまうという公開制作を行っています。自宅の環境を二畳程のスペースに再現しているような感じ。この三日間で60枚ほど描きましたが、リクエストは様々。これまでに愛犬、宇宙の始まり、日本、ドラゴン、テント、椿、アンニュイ、などなどのお題を頂いています。
皮肉なことに、今日明日は、運動会の設営と本番があるので、会場にいる時間は限られます。本日は9:30~15:00、明日は16:00~17:00となっております。
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会場で販売されている「む展の人々30年」という今回作られた小冊子には、私の半生を綴ったページや、4000字にも及ぶ野添宗男先生のラブストーリー、む展参加各作家の写真やプロフィールが収められています。36ページ、300円、限定版ですのでこちらもよろしくお願い致します。
本日より第30回「む展」む展の人々30年
本日より第30回「む展」が始まります。鹿児島市立美術館。9:30~18:00(最終日は17:00まで)入場む料。
昨日、搬入を済ませましたが、例年よりも参加者が10名ほど多い為に見どころ満載、かなり密度の濃い会場になっております。
また、本日18:30よりcoffee innovateにおいてオープニングパーティーも開催いたします。
こちらも参加費無料、持ち込み大歓迎となっておりますので是非お誘い合わせの上お出かけ下さい。
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私、オーテマは可能な限り会場に出向いて、写真下の机?で公開制作をいたします。こちら・・・似顔絵や既存のキャラクター以外であれば、リクエストに応じてイラストを描き、壁に貼り付けて行くという参加型の作品です。よろしくお願い致します。
「む展」の準備中〜
25日から始まる「む展」。今年は30回の記念展ということで、随分前から準備をしてきました。
今日は一日中、大型出力と、パネル貼りに追われました。経費削減のため、昔展示していた作品を剥がして、新たな作品と入れ替えます。今回は、武蔵野美術大学校友会の九州各支部の活動を、パネル展示するという試みがあります。そのために十数枚のパネルが必要になったという訳。ちなみに、水貼りです。これは青春時代に毎日やっていた作業。
剥がされた作品はというと・・・懐かしい、鹿児島大学教授の井原先生と一緒にやった「ウインドウ・ショッピングの世界展」の時のもの(写真)。
今回は、自分の作品はまだ作っていません。何故なら、全て美術館内で公開制作するからです〜。どうなるのか・・・
是非お出かけ下さい。
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第30回 む展「む展の人々…30年」
場所:鹿児島市立美術館
鹿児島市城山町4-36 Tel:099-224-3400
期間:2013年9月25日(水)~9月29日(日)
09:30~18:00
※最終日は17:00まで
秋です〜む展のシーズンがやってきました♪
武蔵野美術大学交友会鹿児島支部が中心となり、油絵や版画、立体、テキスタイルなど様々なジャンルを展示する「む展」が今年も開催されます。今年は30回目を迎える記念すべき年となり様々な企画を展示予定です。幅広い世代による自由きままな展示会です、老若男女問わずみなさま是非鹿児島市立美術館へお越し下さい☆
その1★企画展「九州支部の今」
その2★特別展示 三坂基文「旅の途中・向こう側」
その3★30回記念誌「む展の人々…30年」の一般販売
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<参加作家>
足立朱麻、今村敏雄、いまきいれやよい、榎木孝明、大嵩文雄、大寺聡、尾前昭三、Tomovsky*、樺山恵美子、久保井博彦、児浦純大、小薗優、小林祐子、茂山寛、島嵜清史、下村貢、新川保、千田拓、園田博一、竹迫愛子、田中允、中原照男、新原聖樹、西田建一、野イ忝宗男、林千賀子、平田華代、藤井久一、古屋絵菜、ますみつ三知子、三坂基文、道岡康良、宮薗広幸、宮永祥子、松元念一郎、南博久、南新眞知子、柳瀬祥一、山之口文枝、若松泰義
(五十音順)
ナシ農家としてデビュー!
祖父が植えたのか、そのまた上の世代が植えたのか定かではないんですが、自宅の敷地にナシの木があります。毎年、沢山実をつけるんですが、我が家では渋柿の様な扱いで、まず口にはしないんです。ところが!見る人が見ると価値が解るんですね〜。とある友人いわく「これ、東京に持って行けば一個800円で売れますよ。」と涼しげな顔。近所のおばあさんに聞いたことがあるんですが、昔はどこの家にも植わっていたそうです。「兵隊ナシ」と呼ばれて、戦時中はみんな食べていたとか何とか。
そんな訳で同胞たちと、脚立に登ってナシ採り大会が始まりました。20キロくらいは収穫出来たのかな〜。その「とある友人」はこのナシを加工するんだと言って、張り切って帰って行きました。
先日「里山資本主義」の本を買いましたが、こんな感じで、田舎は宝の山です・・・。庭の果樹から実を出荷する、というのは初体験でしたね。何だか嬉しい。これからも、何かが出来そうな予感〜。
死ぬまでにできること
ネット上では東京五輪に関する賛成、反対、それぞれの意見も落ち着いてきました。
僕は正直なところ、開催地が東京に決まった瞬間、落胆しました。というのも、その日は泊まり込みで、若い方たちと一緒に21世紀型の小さな暮らしについて語っていたからです。太陽光発電を取り入れたり、(水道水ではなく)自然水を使いながら、どうやって暮らしていくのか、若い方たちのスキルが急速に高まっています。僕たちの世代よりも、発想が柔らかいし、勿論やる気もある。そんな中での五輪開催、これは「時代に逆行している」と言わざるを得ない。一極集中型から多極分散型の社会へ移行していくことで、大風呂敷を広げず、つつましく生きることが出来るからです。これから人口は減っていきますが、オリンピック特需のようなものがあり、ますます国民の興味が都市へと集中してしまうのかと、これからも人、金、食糧、エネルギーを集めるのかと、田舎で暮らす僕は呆然とするばかりです。まあ、これは何度もお伝えしているので、いい加減にしろという声が聞こえてきそうですけれども。スポーツが人に勇気を与える、ここを否定するつもりはありませんよ。
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写真の「21世紀のEV.Cafe」の52ページでマイケル・クライトンの言葉が引用されています・・・
「これからの人間の贅沢とか幸せっていうのは、コンピュータを使いこなしながら原始的な環境で時間を過ごすことでしょう」と。
僕もそう思います。
徐々に変わる路地
オーテマハウス(自宅)へは狭い路地を通らないとアクセス出来ません。公道でも私道でもなく、法定外公共物「里道(りどう)」と呼ばれています。先日、写真左手にあるお宅で暮らすおじいさんが倒れた際、救急車がスムースに入れなかった事がありました。救急車の音を聞いて駆けつけた住人が、僕も含めて後ろから押したんです。(幸い、おじいさんはすぐに退院されました。)
その他、やはりこの場所で切り返しを行おうとして後輪が空回りする様な事態も、何度か見てきました。木材を挟み込んで何とか脱出出来るんですが。
今回、日置市の予算がおりて補修工事が行われました。「国土の均衡ある発展」が日本が近代化する時の目標だったと聞いていますが、こうした小さな工事もそのひとつですね。僕の家の周りには、まだかろうじて人が住んでいますが、限界集落化していけば、補修や草払いなども行われなくなり「自然へ還る」という事になるんでしょうか。
子ども110番の家
紫原某所で見つけた「子ども110番の家」・・・チイサ〜い。パイプ椅子が一脚、ギリギリ収まっている究極の家。ここは狭い路地で、バスが切り返し(?)を行う場所。その誘導係が出入りしているのを見ました。受験勉強などで使うと、意外と集中出来そうな感じです。
しかし「子ども110番の家」・・・何かあった時に子供が駆け込むスペースはなさそう、ですね。
手塚治虫展
既に会期終了していますが、長島美術館で行われていた「手塚治虫」展を見てきました。手塚治虫の原画を見たのは、1990年東京国立近代美術館で行われた「手塚治虫展」以来・・・。当時とは自分が置かれている状況があまりにも違っているので、鑑賞しながら複雑な気持ちに陥った。やはり、1970年代の原画は構図もバッチリ決まっているし、線の勢いがスゴイ。ところが、やはり晩年になると、「線」自体の情報が増えていたり、構図も複雑になってくる。複雑というか、どこか落ち着きがない。手塚自身が「線」が増えて来たことについて、スランプだと語っていた事を、当時のNHKのドキュメンタリーで見た記憶がある。・・・にしても手塚治虫であるから、どう考えても上手い訳なんだが・・・。僕がリアルタイムできちんと読んでいたマンガといえば「ブラックジャック」しかない。あとは、殆ど読んでいないと言っていい。アニメで言うと「海のトリトン」や「メルモ」などを再放送で観たり、24時間テレビ用の「マリンエクスプレス」などを楽しみにしていた程度。手塚世代というのは、僕たちよりも少し上。僕たち(昭和41年生まれ〜1966)が小学校の時には既に松本零士が台頭していて、手塚治虫というのは既にクラシックであった(この感覚には個人差があると思うけど)。ブラックジャックは本当に面白かったけど、ひと昔上のテイストを感じていた。線が丸すぎる。今の目で見れば、そっちの方が価値があるんだけど、当時の少年の目は細かいものを求めていた。そういう世代の興味に合わせて、手塚治虫の線も増えていったのかも知れない。大友克洋にもジェラシーを感じていたというから。気持ちはすごく解る。でもファンが好きなのはそっちじゃなかったりすることも含めて。
今回の展覧会、僕は1990年に観たときよりも、当たり前だけど随分とオジサンになっていて、そうした手塚治虫の「スタイルの変化」を自分の仕事になぞらえて見てしまうという・・・そういう結果になってしまった。
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今、抱えている「とある仕事」は描き込もうと思えば思い切り描き込めるんだけど、そうする事によって、逆に失われる勢いがある事も解る。着地点をどっちにするのか、迷いどころだ。整理するところは整理する。緻密な表現はもっと緻密に。そのバランスで全体を整えていく訳なんですが。とにかく、この仕事をしていると、何を見ても他人事とは思えず、自分ならどうするか?という見方しか出来ないな・・・。
西部警察のサイン
とある施設で見つけた西部警察のサイン・・・これ、当時のメンバー全員分なのでは?
渡哲也、石原祐次郎、石原良純、峰竜太・・・かな?などの文字は何となく解りますけれども。
昭和58年鹿児島ロケ・・・これは貴重な映像ですね。調べたところ、Part3の第17話が「吠えろ!桜島」とというタイトルだそうですね。
しかも来年、全国縦断ロケコレクションの一本として、このDVDが発売されるとか・・・。
鹿児島ファンとしては押さえておきたい一本ですね〜