Monthly: 2011年5月

date 2011.5.31
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本日より第28回「む展」~28TH 2011年「む展」の時間

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本日(5/31)から6月5日まで、鹿児島市立美術館にて第28回「む展」が開かれます。昨年は「2010年む展の旅」でしたが今年は「2011年む展の時間」というタイトルです。今年の特別企画は、桜島に移り住んで20年になる野添宗男さんによる「炉・化石から桜島現想へ」。昨日搬入を終えてきましたが、野添さんのマグマが溢れ出した様な赤茶色の展示空間が出来上がっていました。この企画と連動してアールエイチ・プラスの花田理絵子さんは「少年ムネオ」と題して、野添さんの中学時代のスケッチを中心にした作品を発表。他にも、昨年好評だった若手女性作家による「いもづる展」の第二弾も展示。昨年よりも参加人数が少ない分、一人一人の作品の面積が増え「もしかして寂しくなるかも?」という心配はふっ飛んでしまいました。鹿児島の地域作家の歴史を感じ取る事が出来る数少ない展覧会です。みなさま、是非お出かけください。入場む料。本日18時〜20時は、マルヤガーデンズ7Fソラニワにてオープニングパーティーも予定されています。こちらも参加費む料!となっております。
写真は、搬入時の3時のおやつタイムに桜島が爆発した様子。野添さんは「祝砲だ!」と喜んでおられました・・・。

date 2011.5.27
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第28回「む展」

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いよいよ来週の火曜日から、第28回「む展」(28TH 2011年む展の時間)が始まる。僕は今回も実行委員長を引き受けていろいろと準備をしています。『また「む展」かよ〜。』とか『もう「む展」の季節?』といった様な声が聞こえてくる様なこない様な。FacebookやTwitter、mixiなどのソーシャルネットワークで趣味趣向の似た人間が集う中、最も原始的な、古いタイプの集まりである事は痛いほど解っている。その古さを「新しさ」に置き換えて続けていくのが僕の役割なのかも知れない。趣味趣向が近い人間同士の可能性は沢山あるし、これからはそういった原動力で世界が引っ張られていくんだろう。しかし、逆に、似通った仕事を見せ合って「俺たちってセンスあるよね」的な小世界に入り込んでしまう危険性も同時にはらんでいる。そういう意味では、む展内部の価値のバラケ感はスゴイ。パリに憧れている世代もいるかと思えば、若い世代は鹿児島が大好きだったり。多様性を内包しているし、権威はない、ただ、同じ学校を卒業したというだけで集まっている鹿児島発の展覧会だ。東京の真似ではない。全国にある武蔵野美術大学の支部でも、最も長く続いているらしい。80代のおじいさんから20代の若者までが出品する。野球だったら、同じフィールドには立てないだろう。しかし、美術をやっていて良かったと思うのは、歳を重ねるごとに絵は上手くなるという事実!イチローが80歳になっても打率5〜6割のバッターで頑張っているイメージかな。
ただ、今年はエアポケットに突入したのか、参加人数は昨年度より10人も少ない。今年出品を辞退した仲間からは、ご丁寧にこんな便りを頂いた「出品に関してはいつも悩むのですが、やはり今の自分の制作とそれを取り巻く環境のスタンスとは少々合わないと考えています」。彼の言っていることはもっともだと思う。古いし、スタイリッシュでもないし、面倒なんだろう。ダサイのかも知れないな。でも参加メンバーの殆どは、そんな事は承知の上でやっている。何のために?すぐに答えは出ないかも知れないが、嘉例川駅の様に「む展」は100年続く可能性がある。
***
昨日は一日、「む展」の営業で外回りでした。一年に一度、こんな日があってもイイ。(10:35)鹿児島県立松陽高等学校→(11:10)MBC南日本放送→(11:20)Century Design Shop RAIRAI→(11:38)NoseGlass→(11:46)鹿児島市立美術館→(11:51)中野企画事務所→(12:32)White Gallery→(14:00)チチビスコ→(14:45)Good Neighbors→(14:57)NHK鹿児島放送局→(15:19)KYT鹿児島読売テレビ→(15:39)南日本新聞→(15:48)KKB鹿児島放送→(15:55)焼き肉なべしま与次郎本店。長い道のりでした!その他、5/24にはマルヤガーデンズ丁字屋カフェコモナートを回りました。ご協力いただき有り難うございました!

date 2011.5.25
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霧島に行ってきました。

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全ては幻だったのか?車で立ち去る際、こちらが移動しているのではなく、ETのラストの様におじいさんが宇宙船に乗って飛び去っていく様に感じた。今、思い出してみても不思議な夜だったなあ。

date 2011.5.25
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指宿に行ってきました。

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九州新幹線の全線開業に伴って開業した観光特急「指宿のたまて箱号」の行き着く先は、この指宿なんです。竜宮伝説が数多く残る事から「たまて箱号」になった訳なのですが、私、オーテマも、商店街に掲出されるフラッグのイラスト部分を担当しました。指宿だけではなく、南薩の風景は魅力たっぷりですので、余裕がある観光客の方は、薩摩半島を一周してみては如何でしょうか。

date 2011.5.25
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2011 吹上浜砂の祭典

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既に会期終了してしまいましたが、最終日に「2011吹上浜砂の祭典」に出かけてきました。看板まで砂で出来ている!抜かりない演出ですね。世界砂像フェスティバル(世界選手権大会)をメインにして様々なイベントが。砂像って、やはり何度観ても感動します。花火を嫌いな人ってあまりいないと思うけど、そういう意味でみんなが驚く要素を内包しているのだと思います。両者とも「儚さ」がキーワードになっているのかも知れませんね。

date 2011.5.19
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鹿児島駅〜桜島桟橋駅

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鹿児島駅周辺で路面電車を観察していると、未来の乗り物に相応しいことをあらためて実感します。

date 2011.5.19
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「五月の便り」中之間ともこ展@U1 SPACE

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ブログ、一週間も間を空けてしまいました。個展終了後の抜け殻状態に加えて、各種、大人の用事で東奔西走しており・・・なかなかアップ出来ませんでした。鯉のぼりを上げるのも、5月5日には間に合わず・・・3日ほど前に今更ながら上げたんです(鹿児島は旧暦で祝うケースが多いのでまだまだ大丈夫というなんだそうです、七夕も8月)。写真は個展の際に「のせ菓楽」さんからいただいた創作菓子。14日に、その「のせ菓楽」さんに併設されているギャラリー「U1 SPACE」で行われている中之間ともこさんの個展にお邪魔してきました。お邪魔というか何というか「U1 SPACE FILE COMPETITION VOL.1」の「大寺聡賞」としての展覧会なので、ようやく顔を出せたという感じでした。この日は、ささやかなオープニングパーティーと授賞式も行われて、微弱な電波を検知した9名が22時半頃まで鹿児島のイラスト事情を語りました。どんちゃん騒ぎにはなりませんでしたが、ややシリアスな盛り上がりでした。中之間さんの様なイラストレーターが活躍する場面(仕事として!が大前提)が鹿児島の中で増えて欲しいですね。現状では、印刷会社がパッケージで受注するケースが多く、フリーのデザイナーやイラストレーターの認知度、仕事の仕方は一般的に理解されづらいんです。また国際的なフィールドには自宅にいながらもどんどん営業出来る時代です、これは自分も含めてしっかりと取り組みたいところ。鹿児島ではこの数年で、(趣味ではない)イラストレーションの世界が徐々に構築されていっている実感はあります。携わっている若者の本気度によって、それはどんどん加速される筈。何か、鹿児島って特殊な場所?と全国から(世界から)気に掛けてもらえるようになるといいですね。
中之間ともこさんの個展は5月31日まで。是非お出かけください。

date 2011.5.12
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ソーホーかごしま

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個展「light rail transit 延伸版」より。市役所前電停とソーホーかごしま。屋上は僕の妄想です。

date 2011.5.12
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オーテマウンテン散策

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曇り空と雨、不安定な天気が続いています。夜は蒸し暑くなってきました。明け方は急に冷え込んだりしますが。そんな中、オーテマウンテンへ出かけてきました。自然が造り出すカタチには「ハズレ」がなく、虫や植物を観察しているだけで時間が過ぎていきます。上段真ん中のクモは体長1センチほどでしたが、何やらカワイイ顔をしていますね。

date 2011.5.11
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花かごしま2011・トワイライトゾーンへの旅

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5月22日まで行われている「花かごしま2011」に出かけてきました。うちから一番近いJT跡地に車を止めて、会場の吉野公園までは写真の豪華なバスに乗ってGO!乗客は10人以下でした。パーク&ライド方式、これからどんどん一般化するといいですね(その先にあるのはLRTの世界)。で、着くなりガイドの女性が「12時からグルーピーのショーがありますよ!」と語りかけてきた。グルーピー?もしかしてピチカートファイヴか?と焦り「グルーピーって誰ですか?」と聞き返したところ「知らないんですか?」という様な表情でガイドブックのキャラクターを指差したのだった「いつもは黒豚なんですけど、今回は緑なんです。さくらちゃんもいます!」だって・・・。「いや、ソレ、ぐりぶーですから!」とツッコミたかったのですが、「ああ、そうなんですか〜」とソフトな、大人の反応にとどめておきました・・・。県外の方には馴染みがないかも知れませんが、この「ぐりぶー」、最近の鹿児島では最も露出度の高いキャラなんです。
それにしても会場は、花、花、花!でしたね。奇麗と言えば奇麗なんでしょうけど、僕の場合はその隙間に魅力を感じました。例えばこのタヌキ!今更「イウォーク・アドベンチャー」か!と一瞬たじろぎましたが、実は上揚公民館の制作の「たぬきのポン太」でした(実は・・・っていう使い方が間違っているかもしれません)。また、コッチもスゴイ。
「チェーンソーアート」とタイトルがつけられていました。アレですよね、アレ。
会場をゆっくりと観て回りたかったのですが、火山灰まじりの雨に見舞われて奇麗な花が、みるみる黒い点だらけになってしまいました。仕方なく帰ることに。帰りのバスにも殆ど乗客はなく、トワイライトゾーンへの小旅行といった半日でした。GWも終わり、落ち着いて楽しめるのではないでしょうか。オススメです!