母も含めると6人家族なので、1年に6回は誕生日会が開かれます。6/17の私の50歳の誕生日会に続き、6/27は三男が6歳になったのでまたパーティー。今年で幼稚園も終わり、来年からは子育ても次のステージに。
三人の男の子は、11歳、8歳、6歳と、それぞれ悩みや疑問の種類が違って面白い。6歳からはEテレの朝の番組「シャキーン」のコーナー「鬼tube」に出てくる鬼が本物かどうか尋ねられた。「う〜ん、どうかなあ、お父さんは本物を見たことがないから解らないよ」と適当に回答してしまった。8歳からは「どういう人が地獄に行くの?」という質問を投げかけられた。「そうだな、何かを成し遂げたからって天国へ行ける訳じゃない、むしろ、能力があるのに、使わなかった人が地獄へ行くんじゃないかな。」と答えた。これは、50歳ならではの良い答えだったと思う。子供がどう感じているのかわけらないけれど。11歳の悩みはテクニカルなものが多い、ビデオの撮影の仕方とか。本当の悩みゴトは胸にしまっておく年齢になったのだろう。
ケーキを囲む3匹の昆虫は、僕が買ってきたもの・・・。子供たちの、開封するときの喜ぶ顔が面白い。(飽きるのも早い。)こうした買い物も、そろそろ終わりに近づいているような気がするのであった・・・。
Monthly: 2016年6月
三男の誕生会
短期集中連載〜永吉の景観を考える(6)ひとまず最終回
千田電機さん周辺
永吉エリアでも最も個性的な「変則4叉路」。
永吉のイメージを伝える重要な箇所であり、左側のブロック塀、徳田商店さんとの連続性をトーンで演出し空間的な広がりを創出したい。この4叉路、エネルギーがぶつかり、交わりあう場所だということは、特に霊感がない自分にも良くわかります。この場所の「気」をうまく運用することによって、永吉全体が活性化していくのは火を見るよりも明らかです。
都市部における「蔦屋家電」の動きがこちらまで伝わってきています。真似しても仕方ないけど、すでに高齢社会である永吉の方が、ある意味先進的な問題に取り組みやすいとも言えますね。千田電機さんにも「未来の永吉の生活スタイル」を提示出来るような空間を作ってほしいなあ。
(終わり)
今日あったコト
短期集中連載の途中ですが、忘れないうちに今日あった出来事を書いておきます。僕が暮している地域に、若い夫婦が移住先を探しています。身の丈にあった古民家がなかなか見つからず、ずっと苦労をされています。そしてようやく「これだ」という物件に巡り合って・・・今日、僕も現地視察に偶然立ち会うことが出来たのですが、古民家の状態をチェックした結果、移住を断念されました。
本当に残念です。
その古民家は、長く人が住んでおらず、獣の住処になっている場所があったり、束石が地面に陥没していたり・・・と、手入れにかなりの予算が必要な状態でした。仮に、誰かが住み続けていれば、ここまでは痛まなかったと思います。
こうした古民家は日置市内で2000戸以上あると聞いたことがあります。何故、故郷の住まいを放置するのか、その多くは「解体して更地にすると税金が高くなる」という理由からだと言われています。また、古い家具や仏壇があるので手放せないと。(おじいちゃんたちは放置された仏壇の中にはいませんから!)何れにしても、人が住まないのであれば、地域住民にとっては負の遺産でしかありません。
田舎に物件があり、放置している方々・・・一刻も早く、解体するか、誰かに貸してあげてください。
短期集中連載〜永吉の景観を考える(1)
昭和の合併、平成の合併を経て、永吉(鹿児島県日置市吹上町)は僻地化し、存在意義は薄れ、住民の多くはこの場所で生活することを諦め、転出して行きました。
今後も、人口減は避けられない課題ですが、元気の良い移住者、若者の姿も目立ち始めました。
今、私たちが20年後、50年後、100年後の永吉に対して出来ることは何でしょうか。
永吉の街の魅力は、何と言っても小学校と商店街を中心とした「程よいスケール感」です。
このスケール感を大切にし、地域をより美しく、暮らしやすくしていくことは可能です。「住んでてよかった!」と誰もが感じられる街に。
動く永吉(僕が行っている地域活動)は、「未来の永吉の姿」を明確に示し、地域住民の共通認識として高めていく必要があると考えています。
写真は、毎週土曜日の朝7時〜8時まで地域住民の交流の場と成っている「date spot」です。これから徐々に整備していきたいと思います。
夏至らしい
友人とFacebook上でやりとりをしていた際、「今日は夏至だから仕事が進まない」という発言があってびっくりした。そうなのだろうか?友人曰く「夏至は折り返し地点であり、上り坂と下り坂の境目(頂点)である」とのこと。全然意味がわからないので、もう少し詳しく説明してもらった・・・「ボールを真上に投げると、上りきって落ちる瞬間に止まりますね?それが今日なんです」・・・そ、そうなんだ。地球がそういう状態にあるのかな?
昔の人のように、月や潮の満ち引きに影響されて今の自分が動いているという実感はあまりない・・・・しかし実際、周りを見ると、そういうコトを気にする人が増えてきていると思います。(マネー経済よりも信用出来ますしね。)
今日はこの後大切な会議があるのですが、実は大切な書類の作成が全然進みません。これも夏至のせいなのかなあ、と思って諦めたいんですが、今から頑張って作ります。
友人によれば「明日から(落ちる方向なので)は怒涛のようにみんな動けるようになる」とのことです。
明日からも頑張ろう〜
40代最後の夜に
明日の誕生日で50歳になります。まずはイラストレーターとして生計を立てていられることに、周囲の皆様に感謝したいと思います。たまたま、今日専門学校の授業があって、「才能と覚悟は、ほぼイコールの言葉である」という話をしました。才能があるのかないのか?それは、覚悟をしたのかどうかで決まると。かくいう自分も偉そうなことを言えた立場でないのは十分承知の上での話でした。覚悟というのは、なかなか難しいもので・・・やはり仕事の数が減ると、ただそれだけで、滅入ってしまうことがあったりします。40代の自分を振り返ると、リーマンショックの際に仕事が激減したことが思い起こされます(この時は、純粋に自分のセンスが世間に追いつかなくなったのだろうか?と自分を疑ったりもしました)。それから311の震災、そして先日の熊本地震。熊本は、仕事の話からはズレますが東京の友人たちに「九州に移住してこい」と声高に叫んでいた自分の姿勢を砕く結果になりました。「外的な要因で覚悟が揺らぐ」というのは、情けない話ではあるのですが、逆に言えば、そうした瀬戸際で仕事を続けている緊張感の裏返し、得難いポジションとも言えます。世間で認められている良い作品のほとんどは、背水の陣から生まれていると信じているからです。
また、40代の10年は父としての最初の10年でした。長男は30代の最後の年に誕生していますが、次男三男は40代で授かりました。先ほどの学生の話にも通じますが、次世代に残したいもの(家族であろうとなかろうと)について、真剣に考えられた10年でもありました。
明日からの10年、40代よりも充実した時間を築くために活動していきます。
これからもohtematic.comをよろしくお願い致します。