既に会期終了となっていますが、レトロフトMuseoで行われた「私の本棚展」に参加しました。様々な分野の方が、自宅の本棚を撮影し、会場に並べる・・・というユニークな展覧会。会場に行ってみると、本の写真は・・・まあ、写真ですので平面的なんですが、木枠の部分が本物でビックリ。これで、リアリティがかなり増していました。僕の本棚の上下には、たまたま友人の本棚があり・・・何とも不思議な気分。どんな本を読んでいるのか?本棚を見ればその人の考えている事・・・或いは脳みそを見ている?という気持ちにもなれますね。ですから、会場中で、いろんな方の思想が交錯していたんです・・・不思議な空間でした。
会場の様子はコチラから。
Monthly: 2013年4月
私の本棚展@レトロフトMuseo
CD-Rに記録したデータ
コンピューターを使ってイラストを描く様になって、今年で21年目だと思います。その間に失われたデータも、勿論幾つかあります。マシン自体が壊れる、ハードディスクが壊れる、フロッピーが読めなくなる・・・純粋にデータがどこかへ行ってしまう。逝ってしまう。いろいろ・・・
最近になって、CD-Rに焼いたバックアップのデータがご覧の様に、レーベルごと剥がれてしまうという事態も出てきました。レーベルごと、という表現は間違っていて、LPレコードとは異なり、レーベルと記録面は一緒なんですよね〜。読み取り面にキズがつくのは、研磨すれば何とかなる場合が多いけど、レーベル側からのキズはどうしようもない、と言われております。今回、剥がれてしまったのは、湿度と温度管理のせいもあるのかも知れないけど、メーカーが悪かったのかも。個人的な感覚ですが、レーベル面がインクジェット対応の白いものは剥がれやすい様に見えます。ビデオやテープにカビが生えても救出の望みがあると思うんですが、今回の状況はどうしようもない。
CD-Rのデータ6枚分をDVD1枚にまとめる作業なんてやったことないけど、これをやっていると更にDVD4枚をブルーレイ1枚に、なんて作業も出てきそう。大容量HDDも安くなってきているから、そっちに移すかな・・・。
永吉テレビジャック
本日は永吉テレビジャックの日(と勝手に命名)〜!
まずは
KKBスーパーJチャンネル
4月22日(月曜日)17:36-18:00の県内ニュースにて、17日に行われた『永吉蓑笠市』の舞台裏。ODKの活動が放送されます(ニュースの状況によって18:30~19:00に変更になることもあります)。
続いて
19:00からはMBC「TEGE2/てゲてゲ」内で、目撃情報が多発しているカッパの話題も。こちらも正確な場所は教えられませんが、近所でロケされたということです。
みなさん、出勤前に録画予約をお願い致します。
イラストはUMA好きな小学校3年長男の落書き・・・。
バックグラウンドODK+蓑笠市(1)
今回の話が持ち上がったのは昨年の暮れだった。大阪で行われた「新世界市場ポスター展」に刺激されたとの事で、蒲生の街おこしのリーダー的存在、浜地克徳さんから「鹿児島でも呼応した活動を!」と声がかかった。僕はすかさずお断りした。一点目の理由は、大阪で動いたのは、あの電通であること。二点目は、最初の舞台に天文館(鹿児島で一番大きな繁華街)が提案されたこと。鹿児島で浜地さん=僕ラインで人材を集めるとなると、ほとんどがフリーランスのクリエイター(給料ナシなので電通社員とは立場が違う)になるし、また、天文館は田舎の感覚からするとまだまだ充分に賑わっている。このギャップに、生理的についていけそうもないと思ったのだ。
「地元(永吉)が舞台であれば参加したいのですが、大阪の前例を見る限り、アーケードが条件ですよね?」などと何度かメールのやりとりがあった。
そして、1月9日に、浜地さん、僕に加えて大迫祥一郎くんの三人で、僕が勝手に候補地として挙げた串木野のアーケードを見て回った。パン屋さんや魚屋さんとの出会いはあったが、何よりもスケール感が大きすぎた。果たしてここで開催出来るだろうか?という不安だけが募り、結局、僕が「当事者」になれる日置市吹上町永吉が舞台に決まった。4月17日の「蓑笠市」に合わせてポスターを発表するというスケジュールも。開催まで約3ヶ月、ちょっと時間がないけど、とにかくやることになったのだった。(余談だが、この打ち合わせの後、車が壊れ先行きが心配になった。)
永吉蓑笠市・無事終了
4月17日、永吉蓑笠市が無事終了しました。天気には恵まれませんでしたが、午前〜午後と途切れる事なく、大勢の来場者で賑わいました。どうもありがとうございました。もともと、永吉の街を住みやすくしたい、という願いから、僕が代表をしている「動く永吉」という自由な集まりが昨年、立ち上がりました。露店商の方々が100年以上も続けている、既存の蓑笠市に乗るカタチで、住民や学校の方々と一緒に今回の蓑笠市を作り上げています。以前にもお伝えした通り、今回は更に「OHIKAKEデザインかごしま」のプロジェクトも加わり、どの軸から説明すれば良いのか迷ってしまう多様性が出てきました。本当に有り難いことです。定住者を増やして21世紀型の小さな街を作り上げていくことが目標ですから、催しが終わっても、この温度が下がらないで欲しいと願っています。
本日(4/17)、永吉蓑笠市です。
日置市吹上町・永吉郵便局を目印にお越し下さい(写真は、4/16に取材に訪れたMBCラジオのポニー号。)。よろしくお願い致します。10時から15時までです。
明日17日、永吉蓑笠市です。よろしくお願い致します。
100年以上の歴史を持つ「蓑笠市」。毎年露店商が少しずつ減っていき、存続が危ぶまれていましたが、ここに来て・・・様々な方のご協力により、追い風ムードに!
10時から15時まで。平日昼間の開催となりますが、皆様是非足を運んで・・・永吉の空気を味わってみてください。
PandAのダンボールハウスワークショップ、マルシェパンダあらためP≠SHOP、中村てつろうくん、中村千夏さん、coffee innovate・・・鹿児島市内から応援に駆けつけてくださいます。
その他、地元の特産物、花苗、フリーマーケット、スタンプラリーと抽選会などなど盛りだくさん。
また、今回は蒲生で街おこしのリーダー的存在の浜地さんが呼びかけ人となり、今回「OSHIKAKEデザインかごしま」というグループを立ち上げました。彼曰く「求める声がない場所にこそデザインの力を。」。永吉商店街にある12店舗のポスターを、12名のデザイナー、写真家、イラストレーターが制作しました。
永吉の魅力は何といっても、その可愛らしいスケール感。小さな暮らし。21世紀型の街作りを目指してがんばります。どうぞよろしくお願い致します。
悲願の大掃除
4月17日に行われる「蓑笠市」。今回、メイン会場になるのはAマート永吉店の前の「空き地」。昭和の合併前は街の中心地だった所。天文館で例えると、ど真ん中・・・G3アーケードとタカプラの、あの交差点の意味合いを持つ場所でした。しかし残念ながら、写真の様に、現在では老朽化が激しい金網で囲まれています。オーナーの方は、ゴミが投げ込まれたり、違法駐車が絶えないとして、ロープを張ろうか・・・と悩んでいました。昨年立ち上げた「動く永吉」という自由な集まりでは・・・何とかこの場所を活かしたいと計画を練ってきました。空き地であるならば、少なくとも借り手が現れるまではポケットパーク的に使えないかと。
そして今回、鹿児島県出店商業協同組合の方々との協議の結果、偶然が重なり、この場所をメイン会場として使う方向で話が進んだのです。露店商の方たちが100年以上にわたって使用してきた場所が、動いた!誰にも知られない様な小さなネタですが、永吉にとっては歴史的な出来事だと思います。
そして4月14日「動く永吉」のメンバーと永吉の青年部の方々が集まって、この金網を外す作業と大掃除が行われました。複雑に植物が絡んで、生け垣と見分けがつかない様な場所、穴が空いて危険な箇所・・・全て取り除きました。作業後「スッキリした〜!」とみんなで喜んでいましたが、普段、この場所を通り過ぎる方々にとっては「どこが変わったのか解らない」そんなレベルの作業結果だったと思います。街の景観についての意識って、そんなものかも。半分あきらめモードですが、徐々に変わって行って、最終的に住民や通行する人の気持ちに届けばいいのではないでしょうか。少なくとも、今回の作業でゴミを投げ込みやすい「使われていない場所」というイメージは払拭されましたから。
こちら、参考までに「昨年の記事」です。
ひおきまちあるき(伊集院・東市来・日吉・吹上のあれこれ)完成!
ひおきまちあるき(伊集院・東市来・日吉・吹上のあれこれ)・・・日置市まちあるきガイドブックの表紙を担当しました。編集は東川隆太郎さんの「かごしま探検の会」ですので、これまで行政が用意したフラットなイメージのガイドブックとはひと味違う内容になっています。鹿児島市内から徳重神社を目指して歩く、吉利街道を歩く、温泉街のまち歩き、山城歩き、あるいは廃線となった南薩線跡を巡るコースなど・・・鹿児島の「生き字引」(といっても歳下ですが)と言っても過言ではない、東川さん独自の視点が満載!公共交通機関やレンタカーに頼らず、敢えて「まち歩き」。確かに、ウォーキングしている人はちらほらいるけど、観光客が歩いている様子は殆どみかけませんねえ・・・。住んでいて気持ちの良い場所だから、是非ともこの空気をいろんな方に味わって頂きたいです。その他、十五代沈壽官さん、情熱家の博多和宏さん、私・マティックによるちょっとした日置市ガイドが載っています。今のところ、どこで配布されているのか解りませんが、おそらく、道の駅などが中心となるのではないでしょうか。お問い合わせは日置市観光協会まで。