Monthly: 2016年10月

date 2016.10.30
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甑島のお土産

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甑島・長目の浜の海岸には丸〜〜〜い石が沢山転がっています。島内の石垣に使われていたりしますが、その佇まいがとても美しい・・・。近所にこんな石が獲れる場所があったら、どう考えても使ってしまうでしょうね。
大きな石は持ち帰れないから、直径5-6センチのものを中心にセレクトしてみました。帰りの時間が迫る中、奇跡的に見つけたのは写真左下の石。これは植物の化石ですよ〜〜。
いろんなところで拾った石は、室内に飾られることもありますが、庭に無造作に放り出されてしまうこともしばしば。そんな中、今、デスクの前には吹上浜で拾った「隕石に違いない」と勝手に思っている石が置いてあります。多分200万円する・・・

date 2016.10.30
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山下商店へ

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僕にとっては3度目の甑島だったんですが、この「山下商店」が出来てからは初めての訪問でした。ヤマシタケンタさんに初めて会ったのは、甑島で芸術祭を開催していた頃、多分2009年だと思います。それから随分と活躍されて、今や甑島は彼を中心に回っているのではないかと思えるほどの勢いを感じます。この日も短い時間でしたが、いろんな濃い情報を得ることが出来ました。甑島の状況・・・高齢化率などは僕が暮らしている地域よりも随分深刻だと感じましたし、だからこそ島をどうにかしたいというモチベーションにも繋がっているんだと思います。
自分が最近感じるのは、純粋に過疎化している状況や、数字から見えてくる深刻さというのは、実はあまり気にしなくても良いのではないかということです。活き活きと生活している人が1人いれば、それは100人や1000人にも匹敵するのではないかと。都会で萎縮している5000人と同じくらいのパワーがあるのではないかということです。そういう感覚的な見え方というのは、もちろん主観なんだけど、そして数値には出来ないことなんだけど、そういう人がいる限り、その地域は生き続けることが出来るのではないでしょうか。

date 2016.10.30
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甑島へ

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ODK(おしかけデザインかごしま)・・・2013年に僕の暮らす日置市吹上町永吉でスタートし、2014年・鹿屋、2015年・さつま町と県内を周り、そして今回は薩摩川内市の沖合に浮かぶ甑島(こしきしま)で開催されることになりました。1店舗に対して1デザイナーが勝手にポスターを作ってしまう、という試みで続いてきましたが、今回は、なんと1漁師さんに1デザイナーがつき、大漁旗を制作するということになったんです。
生憎の雨の中、甑島に高速船で到着しましたが(写真)、島内を巡っているうちに曇り空に変わってきました。僕が担当するのは盛漁丸という船。漁師さんも明るく、若く爽やかな方でした・・・。45分ほどの取材時間でしたが、船や漁協に案内して頂いたり、かなり充実した情報が得られました。
あとは、どうデザインするか?
お披露目は11月19日に行われるKoshiki Fisherman’s Festというイベントの会場です。

date 2016.10.30
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永吉銀座が動き出した

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先日プレオープンをした「永吉銀座」の特別企画。10月26日に第二弾として計画されたのは韓国料理ランチ。伊集院駅前で韓国料理屋さんを営むジュンちゃんが、わざわざ永吉銀座まで出向いてきてくれました。
写真のランチが限定で振舞われましたが、あっという間に売り切れ・・・とにかく、永吉で暮らすご高齢者、や交通弱者の方々は、外食をする機会が滅多にありません。このような形で、不定期的ではありますが、いろんなお店が入れ替わり立ち替わりランチを提供してくれるといいですね。
永吉銀座は、何屋さんでもなく、常に変化し続ける柔軟性を持った場所であって欲しいんです。

date 2016.10.30
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「動く永吉」定例会

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10月25日に、私が会長を務める「動く永吉」の定例会がありました。永吉小学校と永吉商店街を中心に賑わいを作り出す目的で続けています。地域活性化、地方創生、毎日のように聞く言葉ですが、最近は「自分たちの住みたいような街を自分たちで作る」というイメージに変わってきました。今回の定例会は、12月25日(日)に開催される「歳の市」についての話し合いが中心でした。黒板に、当日の会場予想図を書き込んでくれたのは(写真)、地域で最も頼りにしている中城さん。ここの場所は、今回はこの人に任せよう。ステージは、こんな風にしよう・・・。色々と話し合いが進んでいきます。そんな中で今回嬉しかったのは、新しく出来た公営住宅に移り住んできた方々の参加があったことです。これから永吉を盛り上げてくれそうなパワーを感じました!
当日が楽しみです。僕は出店者に交渉したり、チラシを作ったりと、裏方作業に向いていますので、そちらをコツコツとやります〜。

date 2016.10.30
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吉利(よしとし)くん ありがとう

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書籍の表紙と挿画を担当することになりました。「吉利くん ありがとう」という本です。再来年(2018)、廃校が決まった日置市立吉利小学校。僕の暮らす永吉の隣町です。まだ児童数は40名以上いると聞いていますが、行政の意向を受け入れた地域住民の判断で廃校が決まった様です。
廃校してしまえば、その地域に若い家族が越してくる可能性は極めて低くなります。個人的には、小学校のない地域は長い目で見ると限界集落になっていくと考えています。日置市内でも一極集中のムードがあり、人を街の中心に集め、小さく便利に、という街づくりが進んでいる様です。学校の統廃合問題を、この考えになぞらえてしまってはいけないでしょう?一極集中という考えは、最終的には県庁所在地や、福岡、東京に吸い取られてしまう危うさをはらんでいます。もっと便利に、もっと便利に・・・。便利というのは何でしょうか。萎縮しながらみんなが狭い場所に一緒にいることなのでしょうか。

date 2016.10.23
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カリオストロの城

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映画「ルパン三世〜カリオストロの城」を初めて観たのは中1か中2の時だったと思う。「戦国自衛隊」と二本立てで、立川の映画館で、父に連れられて二人で観た。この時期、僕と父は毎週の様に映画館に二人で出かけていた。弟はリトルリーグか何かに入っていて、必然的な組み合わせとして父との時間が生まれたのだった。そして僕は(ご存知の通り)小6の時に観た「スター・ウォーズ」にカルチャーショックを受けて頭が完全にその世界観に支配されていたから、「もう日本のアニメを観ることはないだろう」という状態だった。この日も、実は「戦国自衛隊」がお目当てであった。しかししかし、「戦国自衛隊」よりも「カリオストロ・・・」の方が断然面白く、「こんなに面白い映画が作れるんだ!」と感動してパンフレットを買って帰ったことも覚えている。(ジブリの流れと結びつけて考えられる様になったのは、日本の漫画やアニメ音痴の自分にとっては、数年後でした。)
先週だったか、たまたまテレビで放映していたので、子供と一緒に久しぶりに鑑賞する機会があった。中学の頃と感じ方は随分と変わっていますが、あの頃にも増してこの映画の強度を感じたんです。ある意味、全部入り!という感じですよね。30年以上の月日が流れて、この映画がその後様々な映画に影響を与えてきたことが、よりリアルに浮かびあがってきたのでした。

date 2016.10.23
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カブトムシのスカーフ留め

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近所にお住いの木工作家・GURI工房〜浅倉光雄さん作のスカーフ留めを購入しました。
小さな写真で見ると本物かと見間違う出来栄えです。本当は襟元で映えるアクセサリーなのですが、この日は腕時計代わりに?装着してみました。たまたま、蟻の柄のシャツを着ていたので不思議な状態に・・・。やはり昆虫ですね、昆虫〜!
虫自慢が多極分散型社会を作ります。

date 2016.10.23
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光の子大会・無事終了

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山神の響炎(前回の投稿)は、家に帰り着くのが22時頃・・・そして翌朝は光の子大会(幼稚園の運動会)で朝7時に会場(伊集院小学校)に集合〜。インドア派の自分にとって最も体を使う(外に出っぱなし)二日間となる。年長の三男にとっては、幼稚園最後の運動会となるので、この二連チャンは僕にとっても最後となる。お父さんは朝イチで集合し、テントを張ったりトラックに印をつけたり、後片付けのブルーシート拭きまでいろんな仕事がある。しかも、運動会の最後に「俵リレー」という全力疾走を余儀無くされる競技に参加しなくてはならない。
考えてみると幼稚園の運動会は7回目。これまで怪我もなく走ってこれたのが不思議なくらいである。毎年、走っている瞬間に気持ちだけが前のめりになり「幽体離脱」してしまう・・・自分の体が自分のものでない様に感じてしまうんですよね・・・
それでも何とか、今回も乗り切った。運動会、始まるまでは何となく心配になるのですが、一度始まってしまうと何かに突き動かされた様に、会場全体が一つの生き物の様に感じられます。家族で食べるお弁当も、俯瞰で見るととても贅沢なひと時。こういう時間を味わえるのも今だけなんでしょうね。
それにしても秋は忙しい。

date 2016.10.23
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山神の響炎・無事に終了

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2週間前の情報になってしまいますが、山神の響炎が無事に終了しました。
地域住民が作り上げた数千本の松明が故郷の景色を一変させます。訪れた人は異口同音に感動している、日置市では大きなイベントなのです。昨年からは公民館が主体となって、いい意味でほのぼのとした雰囲気に変容してきました。自分が責任を持っているブースもテントひと張り分あったのですが、地元の珈琲屋さん、農家の方、お菓子屋さんに手伝っていただいて充実した空間になりました。まだまだ周知されていないイベントで、隣町の人に聞いても知らないと言われることが多かったり、発信されていないせいなのか、検索でもあまり引っかかってきません。リアルワールドの住人だけが楽しんでいるのであれば、それはそれで価値のあることですね。
地域創生疲れ、という言葉も聞かれるようになってきましたので、とにかく、無理なく続けることが一番だと思います。