丙午(ひのえうま)〜トシオトコの一年が終わろうとしています。おかげさまでとてもいい一年だったと思っています。ありがとうございます!
2014年。
これまで自分が考え、動いてきたことについて「間違っていなかった」と確信させてくれたような年だったのではないでしょうか。仕事は、どちらかというとこれまでのペースと極端な変化はなかったのかも知れません。しかし、仕事以外の部分が忙しくなってきて・・・地域活動や純粋な展覧会の活動における人との出会いが、何か特別な意味を持っていると実感した年でした。僕が暮らしている街についても、未来像が見えてきた。来年はその第一歩を具現化出来る年になると思います。肝心のイラストも、もっとみなさんに興味を持ってもらえるような作品を発表したいですね。
それでは、良いお年をお迎えください。
Monthly: 2014年12月
ありがとう2014年
ヤマ文明(4)
オーテマウンテン(自宅の裏山)に、遂に人の手が入った。僕のほか3名(建築家と薪ストーブ歴のある方、地元の林業経験者)でチェーンソーを使って巨木を切り倒したり、既に倒れている木を切断したり。薪ストーブがきっかけとなり、新たな人との出会いが生まれた。裏山を手に入れたときは、活用法について、ぼんやりとした輪郭しか持ち得なかったけれども、ここに来て、急に可能性の精度が上がってきました。今回、薪ストーブ歴のある方は、(すぐに使える)乾いた薪をダンボール5箱分持ってきてくださいました。その代わり、ここで切り出した生木を5箱分持ち帰りたいというリクエストがありました(切り出した木は1年間は乾燥させないといけません)。親切な方で、結局は持ち帰りませんでしたが・・・なるほど、こうやって薪ストーブの燃料は新規利用者の手に渡っていくのかと感心しました。
「歳の市」無事終了〜!
「歳の市」が無事に終了しました。お越しいただいた皆様、出店してくださった皆様、スタッフの方々、どうもありがとうございました。千葉から来た小学4年生のドラマー、地元不動産屋さん兼歌手、太陽光給電のインドのシンセ+南米の楽器による建築家とソルジャーの共演、地元アイドルの母と地元高校PTA会長との奇跡のデュエット、長靴を履いた公民館長の挨拶、餅つき大会、一冊50円の軽トラ古本屋、介護施設職員のダンス、地元の魚〜野菜〜はちみつ〜ジュース、有名なコーヒー屋、地元出版社、次世代エネルギーを考える団体、似顔絵描き、占い師、香港料理、地元小学生による商店街のポスター、地元高校生による書道パフォーマンス。弾けている司会者やかめまる君。まだ書ききれない・・・
多種多様な業種、そして年代が一同に集まる場。永吉が地球の最先端の場所なのでは?と錯覚した1日でした
ヤマ文明(3)
「大寺が薪ストーブを導入した」という噂が世界を駆け巡っているらしく、近所の方がわざわざ訪ねてきてくださった。「要らない薪があるから持って行っていいですよ。」とのこと・・・。彼の家にはご覧の通り、素晴らしい状態で薪が積み上げられています。導入したからわかることなんだけど、この状態が「非常に愛おしく」感じられるんです。「灯油があまっているから、あげるよ」という話は聞いたことがありませんが、薪には物々交換をしていた頃のロマンが感じられます。
ヤツデの花
15年前、庭づくりに没頭していた時期があって、ヤツデを植えた記憶があります。こういう、はっきりした形の歯を持つ植物が好きなので。今では、どんな理由かわかりませんが庭の数カ所に自生する様になりました。この花は、球形の宇宙ステーションの様にも見えますね。そのままトレースしたら素晴らしいイラストレーションになるでしょうし、立体にすれば素晴らしいオブジェになるでしょう。
本日「歳の市」
本日27日、10:00~15:00、日置市吹上町・永吉商店街一帯で「歳の市」が開かれます。有志アーティスト4名がワークショップを開き、永吉小学校の生徒さんに商店街のポスターを描いていただきました。ポスター鑑賞〜永吉商店街をめ巡るスタンプラリーが開催されます。特設ステージではハナサカテツロウさんや満冨啓城さんの歌、吹上高校書道部のパフォーマンス、餅つき大会、年忘れチャレンジのど自慢・・・などが予定されています。是非お出かけください。
P≠SHOP クリスマス展
PandAが主催する「P≠SHOP クリスマス展」がマルヤガーデンズ4F「garden4」で開催されています。私オーテマも写真の作品で参加しています。奥に備え付けられているのはデジタルフォトフレームで、過去の作品がスライドショーで流れています。今回販売するのは、そのスライドショーの内容をDVDに焼いたもの。実はまだ完成していなくて、会場のみの予約販売という形をとっています。(30分ほどの作品になる予定で、価格は送料込み1000円)僕以外の作家は、原画やアクセサリーや陶芸作品を販売しているので、異色の展開ではあります。しかし、一度試してみたかった手法なので今回は敢えて・・・。(念のために言っておくと、この作品自体も販売しています。)会期は12月25日まで。1点もののクリスマスプレゼントを見つけるいい機会ですよ〜!
ヤマ文明(2)
薪ストーブを導入したのはいいものの、肝心の薪はほとんど持っていなかった。薪は、1年ほど乾燥させるのがベストだというから、本来であれば、ストーブ導入の一年以上前から、山へ出かけてチェーンソーで木を切り倒して、斧で丸太を割る作業が必要なのである・・・。僕が薪に困っていることを察した方から連絡があって、廃材を取りに行くことになった。何ともありがたい話。ご覧の様に、ワゴン車の後部座席を倒して、積めるだけ積んだ。灯油であれば、18リットルでどのくらい暖かさが持続出来るかが、何となくわかる。しかし、薪の場合は、想像以上に「量」が必要だということが導入して初めてわかったのだった。木の質にもよるだろうけど(杉材は燃えるのが早い)、ワゴン車一杯分の薪は・・・朝と夜の二回燃やせば、一週間も持たないであろう。
夢の内容
夢の内容です。《自宅のすぐ近くに、知らないうちにギャラリーが存在していて、友人達がグループ展をしている。早朝、散歩をしていると偶然搬入風景を目撃して、思わず友人達に駆け寄る。友人達のうち一人が、かろうじて僕の存在に気づいて声をかけてくれるが、視線は合わせてくれない。》
就寝前に、Facebook上で複数のやりとりをしていて、鹿児島の文化シーンが次々に上書きされているのでは?という話題になった。その影響から出てきた夢なんだろう・・・と自分で分析している。それにしても怖い夢だった。自宅の付近では、普段、同志に会うことはまずないので、なおさら違和感があった。しかし、そんな風に、知らない人たちが急に文化施設のようなものを立ち上げられる田舎になれば・・・それはそれでいい時代なのかも知れないな。