Monthly: 2018年11月

date 2018.11.21
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庭に「インセクト・ホテル」を建設!

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これから先は身の丈にあった生活をしなくてはならない。もう少し大きなスケールで言うと、経済規模を縮小する方向で世界や社会を考えなくてはならない。どんな人であろうと、911のテロや311の震災で何度となく頭をよぎった筈だ。しかし「経済成長しなくてはならない」という呪縛が強く残っていて、拡大する欲望、その勢いを止めようとする人をあまり知らない。鹿児島でも再開発のニュースを見ない日はない。
小さくなるにはどうしたら良いのか、自分はそれなりに考えてきたつもりだ。まだまだ未熟ではあるけれど、なるべく小さな社会や生き方に身を寄せたいと思っている。
今回庭に建設した「インセクト・ホテル」。霧島アートの森の個展のときに出版された「オーテマティック作品集」にも、昆虫がリーダーとなって再建された未来の社会、で登場している。insects hotelなどのキーワードで検索するとたくさん出てくるので、是非見て欲しい。
昆虫は人間よりも地球のことを理解している、昆虫の言語を取り出す方法がわかれば、人間はもっと謙虚になり、秩序のある暮らしが出来るだろう。そんな気持ちを込めて自分もインセクト・ホテルを作ってみました。都市では高層マンションの建設が止まらないかも知れないが・・・こちらではその勢いに負けないよう、インセクト・ホテルを沢山作ろうと思っています。ファッションではない。

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フィルムアート社のウェブマガジン「かみのたね」に『オーテマティック 大寺聡作品集』の試し読みが掲載されました。→こちら

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オーテマティック作品集

date 2018.11.11
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KTSアートマーケット

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みなさんおはようございます🌞
大都会の朝。
今日はKTSアートマーケットの仕事で、ほぼ一日中アミュプラザ鹿児島に滞在しております。
みなさん、是非遊びにいらして下さい。

date 2018.11.9
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Queenについて語る(後)

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よく語られていることですが、日本の女性が世界で最初にクイーン人気に火をつけたらしいですね。初期の作品は神話のモチーフが多く、ビジュアル系の要素〜少女漫画風の衣裳をまとっていたという理由が大きいとか。多分、ウルサ型の音楽ファンからは、ちょっと恥ずかしい存在だったんですよね、しかし徐々に男性音楽ファンも無視できないほとの傑作を次々に発表していった訳です。自分は(最初に述べた通り)出会った時期が初期〜黄金期のファンとは異なっているために、成熟期から更に変化〜フレディの死に至るまでをリアルタイムで見つめたきたという実感があります。

 そんな訳で、過去に遡って聴いたアルバムとリアルタイムで聴いたものが7枚+8枚と、半々なんですね。全ての曲を把握しているつもりですが、英国ロックという1ジャンルでは語りつくせない様々な・・・多国籍的な語り口があります。ビートルズ以上に試行錯誤を繰り返したのではないでしょうか。変化を恐れずにポップミュージックにこだわり続けたというのが彼らの魅力です。「ボヘミアン・ラプソディ」は紛れもなく彼らの代表曲で魅力が凝縮されていますが、後期の曲でも「ザ・ミラクル」(アルバムのタイトル曲・1989年)やフレディが生前の最後の力を振り絞った「イニュエンドウ」(同じくアルバムのタイトル曲・1991年)などにも、同じような風合いを感じることが出来ます。
 どの時期が魅力的か?という問いは野暮で「変化こそが彼らの魅力」と言っていいのではないでしょうか。映画はまだ観ていませんが、機会をみてまた語ろうと思います。

date 2018.11.9
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Queenについて語る(前)

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 映画「ボヘミアン・ラプソディ」が本日公開となったタイミングで、クイーンについての想い出を語ろうと思います。
 多くのクイーン・ファンと違って、SF少年だった自分は、映画「フラッシュ・ゴードン」のサントラ(1980年)を手がけたことで(それまではぼんやりと知っていましたが)、彼らの存在をより身近に感じることが出来たんです。そんな訳で、最初に買った彼らのアルバムは「フラッシュ・ゴードン」。「オペラ座の夜」や「世界に捧ぐ」を頂点と感じていたファンたちは、もしかするとクイーン離れをしていた時期だったかも知れません。
 「フラッシュ・・・」を聴いてから、すぐに直近作である「ザ・ゲーム」(1980年)を聴きまくり、どっぷりとクイーンの世界へ浸っていくのでありました。それまで、サントラ以外の音楽の楽しみ方で言うと、アニメソングや歌謡曲が視野の上限だったんですが、クイーンとの出会いによって音楽の幅広さや魅力を知ることになります。ビートルズは、ちょっと前の世代の音楽という認識でしたが、クイーンの場合は現存する最も魅力的なロックグループという立ち位置。中学生だった自分には彼らの存在は謎めいていて、光り輝いていました。

それから、高校時代(1982~85)、浪人時代(1986)、大学生時代(1987-1990)と、クイーンの新作を聴くと同時に過去作も遡って楽しんでいく時代が続きます。特に浪人時代は、国分寺にあった「珍屋」という中古レコードショップで、「戦慄の王女」(1973年)から「JAZZ」(1978年)までの7枚を、それぞれ700円程度で手に入れたことを覚えています。
 1982年11月3日、西武球場におけるコンサートにも足を運びました。当時は「チケットぴあ」のシステムもなく、広尾だったのか中目黒だったのか・・・マンションの一室にある音楽事務所にチケットを取りにいったことを覚えています。東京といっても西東京育ちだったので、都営地下鉄に乗り継いで音楽事務所に辿り着くまでの道のりは不安で一杯でした。
 そしてコンサート当日は、西武球場行きの臨時列車が出たんですよ、こんなことってあります?高校生にとってはスゴすぎて意味が解らなかったですね。コンサート自体は、今のような大きなオーロラビジョン?はないため、マッチ棒のような大きさのメンバーを遠くからずっと見つめ続けていた記憶があります。余韻を楽しもうと球場に最後まで残っていたのですが、かなり近くの場所から、あろうことかフレディが居残り組の我々に手を振ってくれたんです!自分にとっては、一瞬の出来事でしたが「目があった」「フレディのオーラを見た」という体験が自分の創作意欲の一部を支えています。(1985年の武道館にも行きました)

date 2018.11.8
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『森B敏明+位置関係』

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展覧会のお知らせです。学生の頃から大変お世話になっている写真家/デザイナーの森B敏明さんの個展が始まります。(先日はわざわざアートの森の個展にお越しいただきました・・・)
今回は、ベルリンで撮影した作品が中心になるそうです。独・Steidl社から作品集の出版も予定されているとのこと。
MORI B Toshiaki Exhibition
Positional Relation
『森B敏明+位置関係』
2018.11.10sat~11.18sun 16:00~21:00 水曜定休
初日は18時オープン・最終日19時まで
代田橋 納戸/gallery DEN5
(京王線代田橋北口より徒歩5分)

date 2018.11.8
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お弁当など

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昨年、小学一年生だった三男が授業で作ったと思われるお弁当。掃除をしていたら出てきました。子供たちが作ったこのような工作や絵が無数と言って良いほど保管されているんですが、そろそろ収納スペースも限界。デジタル画像化して現物は処分してしまおうか?と考えたり。でも勿体無いですよね~
みんなどうしているんだろう。