宮之城の街を歩いてきました。見つけました「ちくりん」!・・・竹の産地として有名な宮之城町のキャラクターだと思います。竹林・・・ちくりん・・・そのままのネーミングも素晴らしいし、ピノキオをもじったのだろうか?タケノコの帽子と長い鼻。うつむき加減がいいですね。歩道のタイルにも展開されているし、ちくりんスタンプもあるのか・・・。スタンプ帳もあるんだろうなあ、気になる。ついでに「ちくちん館」という道の駅もあるそうだし。東京と違って、街と街は連続している訳ではなく、大抵、車で20分程度は離れている。そんな訳で「何となく知っている」というよりは「まったく知らない」という街の方が多い。東京のように沿線でイメージ出来る地域性というのも皆無である。鉄道が少ないから。先日も、鹿児島市内在住の高校生に「吹上町ってどこですか」と聞かれた。平成の大合併も経ているので、名前も変わっていたりする。宮之城もさつま町の一部になり、今は合併後のゆるキャラが目立っていて・・・このミスターチクリンは、追いやられている印象もある。そういう状況も含めて愛おしい。知らない街をウロウロするのは楽しい。
Monthly: 2014年5月
「ちくりん」くん
かのやばら園にてODK2014展開催中!
リナシティから、「かのやばら園」に会場を移して、ODK(おしかけデザイン鹿児島)の展覧会が引き続き開かれています。28名のデザイナーが作った鹿屋のポスター。6/1まで。ばら園に入るのは入場料が必要ですが、展覧会場は無料で入れますよ。是非ご覧下さい。
TED
伊集院のスーパーマーケットで出会ったTED。「お前、本物?」って語りかけたくなる程、リアリティがあった。目があいつつも、シャッターを切ってしまったので、助けられない罪悪感が・・・。
SUUMO首都圏版にオーテマ登場
「SUUMO首都圏版」5月20日号の見開きとカットを担当しました。毎週発行されているから、もう手に入らないですね・・・それにしても湾岸の発展はすごい。これから東京五輪に向けてますます加速していくんでしょうね。今回、資料を幾つか見て驚きました。まだ造るのかと。鹿児島でもそうですが、大きな建設現場を見るたびに「これから人口減なのに大丈夫なのか?」と真剣に考えてしまいます。未来の風景は好きだけど、実際の生活とリンクするのかというと、話は別ですね。
遊び
気持ちいい5月の日曜日。鹿児島市内から友人家族が遊びに来たので、徒歩3分の田んぼに出かけた。田んぼ、と一口に言ってもあぜ道、用水路、川・・・と有機的に繫がっているから、公園の様に閉鎖された場所ではない。川から田んぼに水を引くには、幾つかの水門があって、そこを開け閉めしながら水の量を調節している。まず・・・子供たちは、水量の少なくなった田んぼで苦しんでいるオタマジャクシを救出する遊びを始めた。農家の方の足跡の部分だけが水たまりになっており、オタマジャクシが寄り添って泳いでいる。足跡の浅いところに集まってしまったオタマジャクシは運悪く、干上がって死んでしまっている。かろうじて生きているオタマジャクシを手ですくいあげて、用水路に放す。これは、子供たちにとっては遊びであり、救出劇であり、田んぼの仕組みを知る社会見学である・・・。次に、用水路から川へ通じる水門のところに、沢山のカニがいることを発見。まだ季節ではないが、この場所でのみ条件がいいのか、かなり大きなボスキャラ風のカニ(何年も生きている事が一目で解る風格がある)が数匹いた。当然、子供たちはカニを捕獲する作戦に出た。葉っぱをちぎって、カニのはさみの近くへ持って行く。ここでは大人の出番もあったが、長い茎を掴ませて何とかつり上げる事に成功。その他、バッタやコオロギ、カエルを捕まえたり、笹舟を作ったり。別に、親が教えた訳ではなく、計5人の子供は勝手に遊んでいる・・・。テレビゲームやスポーツは、所詮、大人の考えだしたものだ。自然を相手に遊ぶと、子供たちの感覚は大人の世界から開放される。無限のドラマと対峙することでもある。
かのやばら園からの帰り道
「リナシティ」におけるODK2014の展示は終わり、今度は舞台を「かのやばら園」に移しました。6/1までの展示となります。よろしくお願いいたします。搬入の帰り道・・・iPhoneのナビ通りに車を走らせると、バイパスではなく海沿いの道を選択してくれました。一年で一番過ごしやすい時期だからなのか、太陽や雲の輝き具合が何だか丁度いい。大隅半島の風景って、何かが違いますね。片道69キロの、ちょっとした旅でした。
カトキチ
垂水フェリーの中で見つけた冷凍庫。「カトキチ」のロゴとキャラクターが光る一品。かわいいなあ。昔は良く「♬食べて美味しいカトキチの〜〜〜」というTVCMを良くみかけましたが、最近は全然。調べてみると、テーブルマークという社名に変わったそうですね。
シマヘビ
小学4年生の長男が、学校からの帰り道でシマヘビの死骸を見つけて、持ち帰って来た。僕が勝手な思い込みで、焼酎漬けにしようか?と提案したんですが・・・いろいろと検索してみると、面倒な事になりそうなので、素直に土に埋める事にしました。その前に写真を撮ったりスケッチをしたり。どうやら車に敷かれてしまった様なのですが、目立った傷跡はありませんでした。鹿児島は、晴れると初夏の様な天気ですが朝晩は冷え込む事も多いんです。俊敏な蛇くんも、まだ暖かさに慣れず、一瞬油断して車の犠牲になってしまったのかなあと思った次第。それにしても自然の造形は素晴らしいですね。
すごい食堂・・・
鹿屋からちょっとだけ足を伸ばして、隣町にある食堂でランチ。僕たちの世代の懐かしさを遥かに通り越しているので、何かの舞台セットなのかと思わせる様な非現実感に包まれている。床はコンクリートで凸凹、路面の方に傾斜している。昔は魚屋さんだったのか・・・水洗いを想定している作りで不思議だ。今年のカレンダーが幾つも飾られているが、写真や書体までもが、その舞台の空気に飲まれて昔のものになってしまっている!ついでに、家族連れまでもが昭和の人たちに見える。子供は特に。「ミックスフライ定食」を頼むと、晩ご飯は食べなくていいと感じざるを得ない、もの凄いボリュームだった。魚フライ、海老フライ、唐揚げ・・・どれも絶品であった。立て直しは常連客の反対にあって、昔ながらの風情を保っているとのこと。すごい食堂だ・・・また来るゾ。
PLAUBEL
ODK2014in鹿屋@リナシティの会場当番で、一日を鹿屋で過ごした。錦江湾(鹿児島湾)の向こう側にある場所だから、これまであまり行く機会はなかったが、今年に入ってからは毎月の様に行っている。グループ展の当番は、毎年恒例の「む展」でも経験するけど、普段とは時間の流れが違うし、お客さんや当番の仲間と語らうのが何より面白い。普段は、ほぼ引きこもり状態で自宅か自宅近辺で過ごしているから尚更だ。今回は偶然、アメタ食堂の橋本くん、そして工作クラブの山下さんと3名で会場にいる時間帯があった(一瞬だけど)。3人とも1966年生まれで共通項が多い。この時は筆記具とカメラの話になった。濃すぎて、思い出せない。僕は、カメラに関しては記録としての道具以上に興味を広げないようにセーブしているが(他の事に小遣いを充てたい)、橋本くんと山下さんは、そういう壁はなさそうだったなあ。自由な人たちと語らっていると、元気が出る。このカメラ、1970年台に「カメラのドイ」が作ったものだそう。