Monthly: 2013年12月

date 2013.12.31
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2013年、どうも有り難うございました。

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2013年、充実した一年でした。みなさま、どうも有り難うございました。

通常のイラスト業務以外の主な活動は・・・

4月14日〜4月21日 「私の本棚展」@レトロフトmuseo
4月17日「蓑笠市」と「ODK」(おしかけデザインかごしま)@永吉商店街一帯
6月1日〜6月30日 鹿児島イラストレーターズ展 @U1 SPACE 鹿児島・薩摩川内市隈之城
6月21日〜6月27日 「西田橋の拓本と美術家たち」@かごしま県民交流センター
8月9日・10日 九州ADC@福岡アジア美術館
9月25日〜9月29日「第30回む展」@鹿児島市立美術館
9月26日〜10月1日 P≠SHOP in NAGOYA @ユーロJスペース名古屋
10月12日〜27日 P≠SHOP in NAGOYA @leaf(名古屋)
12月21日〜25日 P≠SHOP on X’mas @マルヤガーデンズ garden4
12月27日 「歳の市」@永吉商店街一帯

・・・と、こんな感じです。他にもあったかも知れませんが、あっという間の一年でした。
「大量消費社会から小さな暮らしへ」の実現が、このようなイベントを通して見えて来た一年でもありました。また、福岡や宮崎で行われたデザイン関係のイベントに出席したことで、九州で活動する方々に接して「何か面白い事が始まるのではないか」という予兆を感じました。東京の街は五輪が決まって更に膨らむ姿勢を見せたけれども、きっと、九州は九州で、21世紀型の暮らしを模索し、いい方向に進んで行くだろうという、そういう実感が得られた年だったと思っています。

どうか、来年もどうぞよろしくお願い致します。
皆様にとって2014年が素晴らしい年となります様に。

date 2013.12.31
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鬼火焚きの準備

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鬼火焚きの準備、してきました〜。何だか、とてもシステマティックに進行していくんですね。僕はほとんど指をくわえて見ているだけ、という場面が多かったです。縄の結び方に詳しい人が指導する場面があったり。竹を効率よく同じ長さに切る方法が伝授されたり。こういう何気ない場所で、昔からの知恵が繋がって行くんですね・・・。燃やすのが勿体ない出来映えでした。

date 2013.12.31
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掘りごたつ

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自宅の和室を、久しぶりに掘りごたつ仕様にしてみました。友人の家族が遊びに来て、鍋を囲むために・・・。この部屋が一番暖かいんですよね〜。
で、鍋なんですが、地元商店街の「太田商店」さんが鍋、コンロ、材料・・・・全てをセットにして出前してくれるんです。その場で作り方のレクチャーもしてくださいます。そして無茶苦茶美味しい・・・。
皆さんも是非どうぞ〜。
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date 2013.12.31
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「歳の市」有り難うございました。

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12月27日、永吉商店街一帯で「歳の市」が開かれました。参加して頂いた皆様、ご来場者の皆様、どうも有り難うございました。寒く、風の強い日で残念でしたが、充実したひとときでした。今回は、スペシャルライブが3本。まずは「中村てつろう」さん。昨年、僕がシングル「しあわせのはな」のジャケットのデザインを担当させていただいた方です。後半のステージでは(寒さ対策もあるのか?)子供たちが歌に合わせて踊りまくっていました〜!ご本人も、自分の歌でこんなに踊ってもらったのは初めて〜感動したとおっしゃっていました。中村さんは書の世界でもご活躍で、来場者からリクエストされた文字を書いていらっしゃいました。司会を努めてくださったのは、永吉出身で、世界を舞台にスポーツイベントなどを企画されたり・・・幅広いご活躍をされている今井美香さん。今回はたまたま帰省中で、お手伝いして頂きました。
次のステージは「満冨啓城」さん。満冨さんも最近セカンドシングルを発売されたばかり。さきほどの中村さんと同様、平田みずほさんのスタジオでレコーディングやマスタリングを行いました。同じく僕がジャケットを担当させて頂きました。何だか、とても小さな集まり・・・(印刷や、CDのプレスを除いて)日置市の中で完結された仕事でした。
最後は、鹿児島初アイドルユニット「サザンクロス」の登場。この時はさすがにあたりの空気が一変した様な感じがしました。センターの愛華さんが日置の出身で、しかも永吉のあたりは通学路だった!ということで・・・まさに地域密着的な盛り上がりを見せてくれました。最近特に、地元を離れなくても(文化的な意味で)特に困る事はない、充分すぎるくらいの動きが出て来ている様に思います。
今回は音楽ステージの充実ぶりに、飲食関係のネタを省略してしまいましたが、小さな街の小さなイベントにしては、大成功だったと思います。次回は4/17の蓑笠市です、また、この日に向けていろいろとアイデアを考えようと思っています。

date 2013.12.31
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街の風景

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国道270号線と県道299号線がぶつかるところに「池ノ上」というバス停があります。私のアトリエから西へ1キロほど・・・黒坂という坂を登り切った場所。今はこれといって特徴のある風景ではないのですが、僕には何かのエネルギーがたまっている様に感じられます。上の写真は、ちょっと前の風景。看板が乱雑に立ち並んで、街の風景を壊している様に見えます。そう見えない人の方が多いかも知れませんね、感心がないというか。ラッキーな事に、たまたま、僕は地権者の方から相談を受けたんです「看板が古びてきたのでどうにか出来ないでしょうか?」と。以前から、鹿児島の看板には疑問を感じていたので、下の合成写真(つたない出来ですが)を作成し企画書を書いて、地権者の方と話し合ったのです。とにかく、インクジェットの看板は味気ないし、色が褪せたら見栄えが悪く、しかも貼り直しにもコストがかかります。僕は敢えて、木材にペイントするという、昔のやり方で良いと提案しました。色が褪せても味が出るし、塗り直しも、自分でやろうと思えば出来ると・・・。更に、空いているスペースは芝生を貼って、実のなる木を植え、駐車スペースも4台分くらい確保して欲しいと提案しました。ちょっとした公園になりますよ、と。地権者の方は、大変頭の柔らかい方で、僕のアイデアを全面的に受け入れてくれました。
別に、何て事はない話なのかも知れませんが、看板だけ、よ〜く注意しながら運転してみてください。街の風景の重要なアクセントになっているのが解ると思います。少しずつ、当たり前の・・・景色と喧嘩しない様な看板が増えるといいですね。

date 2013.12.25
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第64回鹿児島県高校美術展/表彰式・シンポジウム

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12月19日(金)、かごしま県民交流センターで行われた「第64回鹿児島県高校美術展/表彰式・シンポジウム」に出席してきました。離島も含め、鹿児島県内から美術が好きな学生が集まる一大イベント。高校球児にとっての甲子園・・・のようなものだと考えてもいいかも知れません。既に会期終了となっていますが、23日(月)まで鹿児島市立美術館では入賞作品展が行われていました。今回はそのシンポジウムにおいて、「田舎暮らしとイラストレーターの仕事」というタイトルで約45分の講演を行いました。美術大学に進んだ経緯、2000年に移住して来たこと、田舎でも在宅勤務で県外からの仕事を受けられる事などなど・・・。
僕は東京で育ち、美術部には所属していましたが幽霊部員で、漫画研究同好会で会長をしていました。ただ、予備校で描いたデッサンを美術の先生に講評して頂いたり・・・美術室は教室以上に入り浸っていました。今回、鹿児島の美術教育の現場に触れ感じた事は、先生方の熱い想いと、学生に対する手厚いフォローでした。自分がそこまで学校にしてもらった記憶がないので新鮮だったとも言えます。鹿児島に美術ファンが多いのは、こうした地道な取り組みが続いてきた結果なのだろうと、妙に納得してしまいました。それはそれで、大変いいコトなのだと思います。僕が気掛りなのは、学生たちが、その教育の仕組みから「外の世界をどれだけ見られるのか?」ということです。美術が好きでも、美術関係に就職する学生が少ない、というお話も、表彰式の総評の中で出てきました。(「趣味としての美術」を続ける人は多いのでしょう。)専門学校でイラストを教えていますが、優秀な学生も何故だか関係のない仕事に就いてしまいます。いや、そもそも就職する必要なんてあるのか?(日本では就職ではなく就社と言われる)若い人に夢がないと良く言われますが、美術やデザインの業界に、手本となる様なヒーローが不在なのかも知れません(存在していても、ネット社会の弊害で学生には見えない)。不在の今だからこそ、カウンターカルチャーとしての美術が果たす役割も非常に大きいと思うのですが。美術に携わり、それを生業とする人(出来れば教職員以外で)が増える事で文化度が上がるのが理想の世界です。
(写真は出番を待っているときにステージを捉えたもの。緊張しました・・・。)

date 2013.12.25
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桜島こみかん

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桜島在住の画家、野添宗男さんから「桜島こみかん」を頂きました。お庭で収穫されたものだそう。有り難うございます。「世界最小のみかん」とも言われている通り、本当に小さいです。すっぱいのかと思いきや、甘さや味、食感は普通のみかんと変わらないところがスゴイですね〜。

date 2013.12.24
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今さらバードフィーダー

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ペットボトルでバードフィーダーを作りました。検索すると、止まり木の部分を割り箸で作っている例が多いのですが、折角の田舎暮らしなので庭に生えている木の枝をそのまま利用。野鳥の観察は、仕事をしながら楽しんでいるのですが・・・これまではみかんをそのまま木にさしたり・・・そんな感じでした。果たしてこのフィーダーに鳥が集まって来るのかどうか・・・。

date 2013.12.24
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スズメウリ

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メリークリスマス!にふさわしい植物・・ということで近所の方に「スズメウリ」を頂きました。直径1.5〜2センチ程の実ですが、可愛らしい〜。

date 2013.12.24
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陣太鼓・・・

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2006年に本ブログで「九州のスニッカーズ」として紹介した陣太鼓。今回頂いたパッケージはこんなヴァージョンでした〜!初めて見た。「敢えてデザインしないことがお洒落」という、僕には堪え難い時代が到来している中、このパッケージは宇宙人をターゲット層にした様な、スターゲイト的なデザイン。金、赤、黒・・・これは、多少デザインを勉強している人であれば、避けたい配色の筈・・・しかしこの場合はそれを逆手に取っているんでしょうね。
もうひとつ・・・このパッケージはオートフォーカスで撮影しようとすると、まったくピントが合いません。ステルス仕様〜!そういう意味でも宇宙時代に相応しいお菓子と言えるのではないでしょうか。