
この夏の最高気温は、いつも鹿児島の方が東京より3〜4℃低かったのですが、鹿児島空港で出迎えてくれたのは強い日差しと分厚い雲でした。実際に気温が低くても、この体を包み込む様な生命力が体感気温を上げているのだと思います。この日の19:30から、地元の公民館で向こう3年間の予算を決める会議「第三期地区振興計画策定委員会」があったので・・・自宅に戻り、急いで書類を作成しました。地域活性化の自由な団体「動く永吉」におけるこれまでの活動、これからの予算配分に期待する事、などをまとめたんです。
振興計画は、これまで道路整備などのハードに全ての予算をつぎ込んでいましたが、来年度からはソフト事業に対しても使えることになったそうです。以前、民主党が「コンクリートから人へ」というスローガンを掲げていましたが、ようやく、永吉でもソフトに対しての動きが出て来た様です。公共事業に期待している人が多いのは、地元にいると良く解ります。しかし「街の理念」が曖昧なまま、全ての公共事業が「その場しのぎ」で行われてしまったため、これから先は、その矛盾点をソフトで補い、街の姿を盤石なものにして行く事が必要になっているのではないでしょうか。こうしてブログやFacebookで発言していると、不思議なことに同士が集まってきます。今回は「動く永吉」の活動が公民館側にも伝わり、幾らか予算を使えることが出来るかも知れません。東京時代には、街を誰が動かしているのか全く検討がつきませんでしたが、僕が暮らす様な小さな街では、手を挙げた住民が予算を回してもらっています。これまでとは違う角度から街を見直せる!という期待感の高まる策定委員会でした。


























