Monthly: 2014年8月

date 2014.8.28
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鹿児島に戻る

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この夏の最高気温は、いつも鹿児島の方が東京より3〜4℃低かったのですが、鹿児島空港で出迎えてくれたのは強い日差しと分厚い雲でした。実際に気温が低くても、この体を包み込む様な生命力が体感気温を上げているのだと思います。この日の19:30から、地元の公民館で向こう3年間の予算を決める会議「第三期地区振興計画策定委員会」があったので・・・自宅に戻り、急いで書類を作成しました。地域活性化の自由な団体「動く永吉」におけるこれまでの活動、これからの予算配分に期待する事、などをまとめたんです。
振興計画は、これまで道路整備などのハードに全ての予算をつぎ込んでいましたが、来年度からはソフト事業に対しても使えることになったそうです。以前、民主党が「コンクリートから人へ」というスローガンを掲げていましたが、ようやく、永吉でもソフトに対しての動きが出て来た様です。公共事業に期待している人が多いのは、地元にいると良く解ります。しかし「街の理念」が曖昧なまま、全ての公共事業が「その場しのぎ」で行われてしまったため、これから先は、その矛盾点をソフトで補い、街の姿を盤石なものにして行く事が必要になっているのではないでしょうか。こうしてブログやFacebookで発言していると、不思議なことに同士が集まってきます。今回は「動く永吉」の活動が公民館側にも伝わり、幾らか予算を使えることが出来るかも知れません。東京時代には、街を誰が動かしているのか全く検討がつきませんでしたが、僕が暮らす様な小さな街では、手を挙げた住民が予算を回してもらっています。これまでとは違う角度から街を見直せる!という期待感の高まる策定委員会でした。

date 2014.8.26
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長瀞ラインくだり

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埼玉県の奥地、秩父地方に出かけてきました。都心からほど近いのに、虫と鳥の声しか聞こえない閑静な民宿に一泊。チェックインまでに時間があったので「長瀞ラインくだり」を体験してきました。20人乗りほどの船に乗船して、二人の船頭さんの語りを聞きながら川を下る。途中にはSLが走る鉄橋が見えたり、必要以上に水を浴びるスポットがあったり。川の流れは「瀞」という漢字(サンズイに静か)に表現されているように止まっている様な箇所もあります(船頭さんからの受け売り情報)。深さも適切で、多くの観光客で賑わっていました。ライン下りだけではなく、ラフティングを待つ団体客や、岩の上でお弁当を食べるカップルや家族。更にはゴムボートで研修を行っている埼玉県警の方たちもいました。首都圏と人口格差はあるとは言え、これほど自然と触れ合い賑わっている光景は、九州でもなかなかお目にかかれないと思います。ちなみに僕が体験した「ラインくだり」は秩父鉄道の運営でした。写真にあるように、川下りを終えたあとは、駐車場に戻るまでの間に天然氷を使った風情あるかき氷やさんがあったり、名物のこんにゃくやそばを使ったお店、お土産やさんがズラッと並んでいました。ロケーションでは決して負けていない鹿児島なので、こういった地域の手法を学んで観光客を増やしたいものですね。今回、詳しく調べてはいませんが、大きな神社もあったので、街の成り立ちを観光とうまく絡めているのだと思われます。いろいろとヒントになる事例の詰まった場所でありました〜。

date 2014.8.26
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下北沢・DARWIN ROOM

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下北沢というと、社会人になってから中古のLPやCDを探しに最も良く通った場所のひとつです。音楽関係者が多く住んでいるためでしょうか、渋谷よりも商品の回転が早かった印象があります。パーティーは苦手なので、クラブイベントには1度しか行った記憶はありませんけれど・・・。今回は写真の「DARWIN ROOM」を目指して久しぶりに。駅前が開発されて変わったという情報が耳に入っていましたが、まさに今開発中で・・・駅周辺は仮設の通路が目立ち、田舎者には「右も左もわからない」状態でした。
そんな中、DARWIN ROOMに何とか辿りついて、あれこれと物色。決して広いとは言えない店内ですが、それだけに情報の密度が半端無く、標本や書籍、剥製、文具・・・などなどで溢れ帰っていました。オーナーの個性と知性が肌で感じられる素敵な場所です。こういうお店、やってみたいのですが自分にはそこまで、何かに特化したコダワリがないんですよね。羨ましいセンス。今回はアクリル標本と書籍(カメの飼い方)を購入しました。店先で育っているアボカドの木も印象的でした。まだ1メートルほどでしたが、自宅の庭に植えてあるアボカドは7メートルほどに達しています。もしこの場所でそこまで成長したら、下北沢のシンボルツリーになるかも知れませんね。カフェ機能もあったのですが、今回は断念。東京にお住まいの方、またはお出かけの際には是非〜

date 2014.8.26
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こんな風景two worlds

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今回の長期休暇、東京に一日だけ移動したのですが、ホテルの部屋からはこんな風景が。ここに居続けたら歌が好きになってしまうんでしょうなあ・・・。電車に乗っても道を歩いても広告だらけ。街から受ける情報量は計り知れないですね。しかし、自分にとっては地元の風景、自然界から受ける情報量の方が多いと思います。看板は人間が張り替えなければ変わりません。しかし自然の風景は毎日違う表情を提供してくれる訳ですから、最高の屋外広告とも言える訳です。景色から状況を読み取って季節の準備を始めたり、今日の料理を考えたりする。アイドルにごり押しされるよりも、こちらの方がより楽しいのではないでしょうか。僕も広告業界から収入を得ているので矛盾した発言に聞こえるかも知れませんね・・・。

date 2014.8.22
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三橋プールそしてtwo worlds

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遅めのお盆休みをとって妻の実家の埼玉に来ています。流れるプール!のある近所の「三橋プール」へ。写真下の「カニフロート」(こちらに来てからAmazonにて注文、夏も終わりという事で1200円でした)を持って親戚の子供たちと自分の子供、計7名で出かけてきました。住宅地の真ん中に位置しており、コンパクトなスケール感。鹿児島の感覚からすると考えられない密度の社会が存在しています。カニフロートに乗って2時間弱、水流に身を任せていました。中学校の頃からプールが大嫌いになったのですが、最近では子供の相手ということで、出かける機会も多くなってきました。不思議なものですね。この近辺、埼京線では最も新しい駅「西大宮駅」が出来たり、それに付随したロードサイドのお店も続々進出・・・。人口は増えている模様。普段暮らしている世界とは何もかもが違っています。二つの世界を行き来して感じる事。こうした地域と、俯瞰で見ると勝負しなくてはいけないと思うと気が遠くなってくるのです。こちら(首都圏)では消費者として「流れるプールの様な社会」に身を委ねるのが一番賢い方法なのかも知れません・・・。

date 2014.8.22
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5728

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「ファーマトリビューン」表紙。7528の数字と円グラフがモチーフとなっています。

date 2014.8.22
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276517

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「ファーマトリビューン」の表紙(2012年1月号)。「276517」をテーマに〜これは薬剤師の数だそうです。

date 2014.8.22
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どこに住むか?

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広島の土砂災害、多くの犠牲者が出たとの情報が毎日テレビやネットから流れてきます。心からお見舞い申し上げます。311もそうでしたが、被害にあった住宅のほとんどは、近代になってから築かれた新興住宅地だったと記憶しています。これから先、このような被害を避けるには、やはり過去の人の知恵を借りるしかないのでは?マネー経済という基軸で効率的に整地された場所は、やはり生物言語でひもといてみると危険な場所だと思うんです。昔の人にとって、マネー経済というのは意味がなく、自然と対話出来るかどうかが一番の基軸になっていたのではないでしょうか。生物としての意識は、昔の人の方が遥かに高度だったと言えます。もし、これから住む場所を探す機会がある方には、昔からある神社の近くをおすすめします。あるいは古い集落。きちんと観察すればそこには生きるための必然性が見える筈です。しかも、最近造成された宅地よりも、ずっと安い価格で土地と住宅を手に入れることが出来ると思います。自分の家族や自分の生活を守りたいのであれば、コンビニや駅が近くにあるという利便性よりも、もっと大切なことがある筈ですね。

date 2014.8.20
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さいたま水上公園

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さいたま水上公園に行ってきました。以前ラジオで、ダイヤモンド☆ユカイ氏が「埼玉には海がないけど水上公園があるんだよ」と言っていたのが記憶にあって・・・。一体どんなところなのかと訪ねてみたんです。
結局は「大きなプールが沢山ある公園」で、・・・大きな道路(中山道)添いに位置していて、勿論水上にある訳ではないんですね。そんな訳で水上公園というのは巧いネーミングだなあと思った次第。巨大な「流れるプール」がメインだった様ですが、残念ながら埋め戻されて人工芝が張られていました。ひたすら長い直線のウォータースライダーがあったり、カップラーメンを食べることが出来る施設があったり、誰も使わないパターゴルフ場があったりと、何だか昭和の雰囲気が残っていました。
鹿児島に目を向けてみると、自然環境に恵まれすぎているせいか、ここまで巨大なプールには巡り会ったことがありません。僕の暮らす街には、吹上浜という広大な場所があるのですが、今ひとつ「活かしきれていない」印象があるんです。吹上浜に限らず鹿児島はもっともっとリゾート地として価値を高めていける筈。絶好のロケーションがあるのですから、こうした施設に研修に出かければ、何か得られるものがあると思います。プールと海では、勿論違うんですが、夏の行楽という意味では同じラインに立っている訳ですから。

date 2014.8.20
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iPhoneを落とさない方法

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アトリエの本棚の一番端は、Apple製品の箱が無造作に積まれている状態です・・・。空っぽの箱もあるし、小さめの書籍が詰まっている箱もあります。たかが箱とはいえ、妥協を許さない企業だから、こうした状態でも何だか絵になるんですね。Apple製品を使い始めたのは1993年だけど、歴代のマシンも殆ど保存してあります(1台だけは錆び付いてしまって捨てましたが)。
最近は、iPhoneがApple製品であること、グラフィックユーザーインターフェイスの歴史もまったく知らずに使っている人が多いと思う。iOSにするか、Androidにするか、ということの意味を知らない若者も多いでしょう。
よく、iPhoneの表面のガラスが割れている人を見かけるのですが、僕には1993年からの流れで「僕は高価なコンピュータを持ち歩いている」という意識があるから、まず落とすことはありません(不思議なことにガラケー時代には、たかが電話だと思ってバンバン落としていたんです。)。
つまり保護ケースうんぬんの話ではなく、意識の問題で落下事故を防ぐ事が出来るということなんです。