熱海に戻り、観光遊覧船サンレモ号に乗船。地階はグラスボートのようになっていて、停泊中は餌付けされた魚が近寄ってきて水族館にいるような気分。走り出すと、今度は船内で販売されているカモメのえさ「かっぱえびせん」を求めてカモメが船と同じ速度で並走してきます、これは面白いですね。
沖合いから陸地を眺めると、トレーシーアイランド風の場所があったり、タイレル・コーポレーション風の高級マンションが見えたりと、熱海の豊かさが実感できます。桜島フェリーも鳥や魚の餌付けをすれば楽しいのに・・・と思う反面、自然界にとってはマズイことなんだろうなあと・・・冷静になったひと時でした。
Monthly: 2017年8月
サンレモ号
沼津港深海水族館
沼津港深海水族館に行ってきました。それほど大きな建物ではないのですが展示の手法やデザインが非常に上手く、狭いながらも色々と楽しめる水槽がありました。冷凍のシーラカンスは世界でここだけ!という謳い文句がある施設なのですが、びっくりしたのは、写真の骨格標本やフィギュアなども、生きている魚と同等の扱いを受けていたことですね。こんな方法もありなのかと感心したのでした。
また、水族館の周りは伊豆半島ジオパーク関連の取り組みが功を奏しているのか、海鮮系の食事を振る舞う様々なお店がひしめき合っており、かなりの賑わいを見せていました。ジオパークの仕事をしているので、どうしても地元と比較してしまいますが、このような場所は鹿児島にはありません。鹿児島も、もっと港を使って欲しいと感じた1日でした。
さいたま新都心
夏休みの終わりに、妻の実家帰省を兼ねる4泊の家族旅行。今回は、さいたま新都心からスタート。当日になってから友人を呼びつけて晩御飯を食べ、そのままコクーンと呼ばれる施設で少しだけ買い物。僕はフライングタイガーで、蓄光するトカゲとカエルのゴム人形を買った。今、もう鹿児島なのですが、結局、自分に向けた買い物はこれだけで終わってしまったなあ。
前回、新都心に来た時も、3足1000円の靴下を買っただけ。結局のところ東京や首都圏はモノを買う場所ではなく、友人に会ったりソフト的な何かを求めて行く場所になっているということですね。
この施設、夏休み中だし天気も良かったのですが、あまり人がいなくてリラックス出来ました。
メッセージ
木工作家のA氏と天昌寺を訪れた時のこと、偶然A氏が見つけた葉っぱに自然界からのメッセージが刻まれていました。
メッセージの内容ですか?
この葉っぱを見つけた時点でメッセージを受け取ったということになると思います。
山神の響炎フォトコンテスト
日置市吹上町永吉地区での最大のイベント「山神の響炎」が今年も開かれます。イベント(10月8日・日)、プレイベント(10月1日・日)。
今年は15回目を迎えるということで、これまでに響炎を撮影した写真をズラッと並べて、フォトコンテストを実施する運びとなりました。
応募票は、この画像をプリントしても構いませんが、より美しい状態のpdfを「なかよし永吉」のウェブサイトからダウンロードしていただけると有り難いです。チラシには記載されていませんが、審査委員長には児玉龍郎さんをお迎えいたします。児玉さんは2012年に、やはり永吉の伝統的な行事「蓑笠市」の際に、OSHIKAKEデザインかごしまの一員として、末野菓子舗のポスターを作ってくださった思い出があります。
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児玉龍郎さんのプロフィール
1980年代からアマチュア写真家として活躍。1984年日本カメラ年度賞全国1位、1985年フォトコンテスト誌年度賞全国3位。その後、過疎や老齢化問題など社会派的なテーマをモノクロによる映像表現で発表し、境地を開いていく。1990年、地元での「ゴルフ場建設反対運動」を主宰。以来、川や水環境をテーマにしたエコロジカルな作品が多くなる。
1997年、池田一と出会う。二年間のドキュメントフォトが評価され、1999年「香港・マニラプロジェクト」に写真家として協同参加。以後20年間、アジア諸国・インド・カナダ・イタリアほか国内外26都市で28のアースアートプロジェクトに参加。
現在、鹿児島県立松陽高等学校美術科講師。
たつろうデザインワールド代表。南九州市文化財保護審議会委員。
永吉の絵葉書プロジェクト
今年度、昨年度と、地区振興計画の一環で「永吉カレンダー」なるものを制作し、地域の方に配布、外部の方には販売したのですが、どうにも評判がよろしくなかったのです。吹上浜の潮位と月の満ち欠けを記載し、自然との繋がりが一目でわかるスグレモノだったのですが、一定の評価が得られませんでした。この取り組みに限らず地域には「一定の評価」というものを下す人(あるいは仕組み)はいないのが実情ともいえるでしょう。
そこで、来年度に向けて今度は「永吉の絵葉書」を作ることになりました。クリエイティブディレクターにアーティストのますみつ三知子さんをお招きし、現在と未来をつなぐ永吉の姿を考えてもらいました。従来の絵葉書の様に、ただ名所旧跡が写っているのでは意味がありません。そこにもっと芸術的な仕掛けが盛り込まれる予定です。
画像は「永吉駅跡」です。
オオミズアオ〜虫自慢が多極分散型社会を作る
夏休みに入ってから、庭にブラックライトを灯して虫を集めています。21日には、個体数が減ってきているというオオミズアオが飛んできてくれました。ご覧の様に羽はボロボロで鱗粉も剥がれています。この夏、いろんな場所を飛び回っていたのでしょうか・・・
蛾の中でも最も美しく、人気が高いオオミズアオですが、この状態からも一般的なイメージの蛾とは違う風格が感じられます。
旅先にて・・・Yam Display
旅先にてMacBookProで仕事中。iPadPro12.9インチをサブディスプレイとして使用しています。ご覧の様にツールボックスをiPad側にまとめれば、MacBookPro側のディスプレイはイラストのみが表示されて作業効率UP。
Yam Displayというアプリを双方にインストールする必要がありますが、旅先での仕事には書かせないスタイルになりそうです。数年前、同様の試みをしたことはあるのですが、環境が悪かったのか、動作が心もとなく定着しなかったんです。今回はかなり快適です。
同じ様なアプリで、Yam Padというものがありますが、こちらはiPad側がディスプレイではなく、液晶タブレット代わりになるんですね。illustratorなどのアプリをそのまま使って作業することが出来ます。こちらは、動作に少しだけ遅延があるので、ペンタブレットを持っていない時の応急措置的な使い方になりそう。
理想は、illustratorやPhotoshopのiOS版が登場することなんですけどね。Photoshop Sketchやillustrator drawは、それぞれに魅力があるのですが、illustratorやPhotoshopを使い慣れた身としては、やはりiPadProでダイレクトに操作してみたいというのが正直な気持ちです。