今日はいよいよ搬入・・・作品は未だに揃っておらず焦りながら記事を書いています!そんな状況で、最近の仕事を紹介!まず1つ目は、指宿市観光協会のポスターです。九州新幹線全線開業を来年3月に控えて、鹿児島でもチラホラと、それなりの動きが目立ってきています。何と言っても鹿児島中央〜新大阪が3時間47分!このスピードなら、否が応でも大阪に行きたくなるというもの。果たして大阪の人は鹿児島に来てくれるのだろうか?このポスターは、おそらく大阪以西に貼られると思われます。ちょっとレトロ風味なのは、その昔、鹿児島や宮崎が新婚旅行ブームに沸いた時期があるため。当時を想い出す旅にどうぞお出かけ下さいという願いが込められています。勿論、初めて訪れる方も大歓迎です。コーディネートして下さったのはPandAの早川さん、デザインして下さったのはいつも本ブログへコメントを寄せてくださるPTAさんです。有り難うございました!
続いて2つ目。こちらも地元の仕事です。吹上砂丘荘の新しいCMが出来ました。テレビでの放映はまだなんですが、先行上映!という事でYoutubeにアップされています。今回、動画を担当してくださったのはpocolocoさん、音楽はOhtelaborielさんです。有り難うございました。前作は、都会から吹上への旅でしたが、今回は吹上巡りという設定。果たしてどんな旅なのでしょうか。現在の再生回数は21。どこまで伸びるのでしょうか〜
イラストの仕事をしていて一番楽しいのは、成果物がどんどん一人歩きするところかも知れません。描き終わったら、もう自分のものではないというか。自分にしがみつく様な作風を追求している訳ではないんですね。自分の意図しないところで無意識的に全国の人の目にとまったり、海外の人の目に触れることもあります。そういう事実を全て知る事は不可能なんですけど、見た人からの「気」というか、スター・ウォーズで言うところのフォースを受け取っていると思います。
Monthly: 2010年9月
個展の前日にホットな話題を2つほど
個展の営業など
個展のDMが刷り上がったので、鹿児島市内にて営業活動。時間が限られていたために、タラデザイン専門学校→RAIRAI→丁字屋→高木画荘→D&DEPARTMENT→ホワイトギャラリー・・・と、グルグルと廻りました。本当はあそことあそこにも行きたかっただけれど、予定の半分くらいしか置いて来られませんでした。鹿児島は「笑顔の街」である事を再認識。御協力頂いた皆さま、有り難うございました。郵送作業も完了していますが、なにぶん、住所管理が適当です。まだお手元に届いていないという方がいらっしゃいましたら、メールにてご連絡頂ければ明日にでも郵送致します。どうぞよろしくお願いいたします。
展覧会の準備は追い込み段階に突入中、と言いたいところですが、仕事でかなりややこしい絵を抱えています。マシンがフリーズ直前という複雑・重量級なもので、何とかこれを片付けないと・・・。どうなる事やら。写真は今回の個展のために撮った写真。交通局前でフェンスによじ登ったりして・・・あやしいオッサンだと思われたでしょうね。
クワガタ捕獲
オーテマハウスにほど近い里道で、一気にクワガタ4匹捕獲!同じ日に孵化したのでしょうか。1匹捕まえた後、木を揺すったら3匹落ちてきました。何故かイヌマキの木にいたんです。今年の夏は、オーテマウンテンにネットに入れたバナナを吊すという実験も行いまして・・・カブトムシやクワガタ、カナブン・・・などなどが集まってくる事を確認しました。9月も後半ですが、もしかするとまだまだシーズンなのかも知れませんね。
10月の予定
今からカレンダーにチェックをお願いします〜!
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10月2日(土)11:00~20:00「under’s high 天茶会」がマルヤガーデンズ(7F soraniwa)で行われます。鹿児島市内を中心に配布されているフリーペーパー「under’s high」のライブ版と言えるかも知れません。私、マティックは15時からのトークライブに出演します。誌面でも展開されている鹿児島大学准教授・井原慶一郎さんと「リアリティ」について語る予定です。
10月3日(日)16:00-19:00「ライト・レール・トランジット」大寺聡個展・オープニングパーティー@U1 SPACE
昨年1月に引き続き、隈之城での展覧会になります。鹿児島市内にお住まいの方は、馴染みのない場所かも知れませんが、是非この機会にお越し下さい。鉄道を使うと、45分の乗車時間。プチ旅行としては丁度いい距離です。展覧会の会期は10月1日から31日まで(定休日10/6、10/13、10/27)。DMが刷り上がりましたので、ご希望の方は住所とお名前を記載した「DM希望」のメールを送って下さい!
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よろしくお願いいたします。
夏の市電
朝晩が過ごしやすくなってきました。この夏、細かいことを思い出してみるといろいろな出来事がありましたが、決定打に欠けていた気がします。そんな訳で、このまま秋を迎えるのはちょっと寂しいですね。今、個展の準備追い込み中で遊ぶ訳にもいかないんですけれども。昨日見かけた市電の光景@鹿児島市役所前。夏はカーテンを閉め切っているんですね。公共交通機関っぽくない、ゴージャスな生地に見えます。しかも、ココア色が効いています。市電の基準色に合わせてなんでしょうか。
飛行機雲
オーテマハウスの上空に出来た飛行機雲。夕刻になると一度に2-3機飛んでいることもしばしば。望遠レンズで覗くとエンジンまで見える。機体が夕陽に照らされてキラッと光ったり。この日は雲が少なかったので、軌跡がより一層目立っていますね。西側にまっすぐ飛んでいけば上海ですから(東京よりも近い)、勝手に上海行きの便だと思っています。
印刷界
技術とビジネスを結ぶ情報誌「印刷界」の表紙に、私・マティックのイラストが登場。数年前の個展「オンセントシ」や「stereo」からの作品が構成画面の一部に使われています。これまで、日の目を見なかったオリジナル作品ですが、こうしたカタチで世の中に出ていく事があるんですね。この「印刷界」という月刊誌ですが、毎月、印刷会社が持ち回りで表紙のデザインと印刷を担当している様です、東京時代に縁のあった大東印刷工芸株式会社のアートディレクターからお話を頂きました。有り難うございます!業界誌なので一般の方の目に触れる機会はないかも知れません。が、今回は「威力を発揮するインクジェットプリンタ−」という特集が組まれていますので、ご興味のある方は是非取り寄せてみてください。
内なる衝動って?
内なる衝動に駆られて創作活動をしている人は多いと思う。しかし自分の場合、内なる・・・というのはどうにも嘘くさく、最近は外枠から決まってくる。展覧会場が決まり、額の大きさと点数が決まる。画材屋さんにマット加工をお願いする。DMを印刷したり、宛名をプリントして発送したり。肝心の作品は、実はその後から描いたりしている。時間がない。でも、全ての作品が仕上がってから展覧会場を予約するとなると、有名なギャラリーでは1-2年待たされるのが普通だ。果たして1年後、その完成した作品の感性に(洒落じゃないですよ)、自分が耐えられるかという問題が出てくる。多分、もう見たくはないだろう。そんな訳で、限られた時間、この瞬間でしか描けないものを、鮮度の高いうちに(恥ずかしさがこみ上げてこないうちに)発表する方が心地よい。「まだ人に見せる段階じゃない」という理屈で、完成度が上がるまで自分をひたすら見つめ続けている人は、結局のところ発表する機会を逸してしまうと思う。
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写真は昨日の吹上浜。海の近くに住んでいると、真夏には暑すぎて、逆に海には行きたくないものです。昨日はゲストがあったので、衝動的に海に行くことを選択したんですが、これって、夏が終わりに近づいている事を意味しているんだな〜と、後から気がつきました。
クモの眼
作業机の上で何故か死んでいました。久々にマクロレンズを取り出してパチリ。やはり肉眼では見られない(特に最近老眼が始まり・・・)光景です。B級SF映画といいえば、このような昆虫が巨大化するのが定番なので、自分としてはジャストミートな資料になる訳です。最近の子供は虫を怖がるから、宮崎駿は意識的に沢山登場させているんだとか。さすがにムカデを手づかみは出来ないけれども、近寄って観察したり、虫かごに入れたりするのは、子供に限らず大人にとっても普通の遊びであって欲しい。
モデルケース的な一日
田舎暮らしって、なかなか大変そうだと思われているフシがあるんですが、実際はどうなんでしょうか。今日はモデルケース的な一日を過ごしたので報告します。深夜3時に起床、午後1時までイラストの仕事をしました。10時間働いてもまだ昼。お得ですね。朝食、昼食、おやつタイムなど、それぞれ10分ほどの休憩を挟みますが、ほぼノンストップ。ただ、この仕事は耳が空いているので、今日の場合はPodcastやキリンジの新譜(かなりツボな曲が4曲アリ!)を聴きながら。メールにて入稿を無事に済ませて、一時間昼寝!気持ち良いです。その後、庭に出てカマキリやカニを観察(カマキリについては前のネタを参照)。写真は、敷地内の石垣に生息しているカニです。数え切れないほどいますので、食糧危機の際には貴重なタンパク源にする予定!その後、比較的近所(車で15分)のスーパーと餃子屋さんに買い物に出かけました。16時半から二時間弱、草刈り機を使って、庭と裏山の手入れ。グイーン・・・手から体に振動が伝わって結構な労働。いつも、何故かクローントルーパーの気持ちになるんです。これは、久々にやったのですがストレス発散になります。ストレスは殆どありませんけどね。お風呂に入って、夕食。21時台にはもう寝ます・・・。都市部へお住まいの皆さんもどうでしょうか、こんな一日。