Monthly: 2018年3月

date 2018.3.24
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鹿児島グラフィックデザインの歴史

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霧島アートの森で開催中の個展「オーテマティックニイゼロイチハチ」。42日間の会期中、23日を消化。折り返し地点をすぎて後半に差し掛かりました。
明日は、「鹿児島グラフィックデザインの歴史」というトークショーを開催いたします。14時から15時半まで。パネリストは、霧島アートの森・学芸課長の宮薗広幸さんと、アートディレクターの小川景一さんです。
このトークを思いついた経緯は、二つあります。まず「自分が知りたい」と思ったこと。検索してもなかなか出て来ないのです。実際、これまで、この文脈をきちんと記録した方がおられるのかどうか?
それからもう一つは、美術教育が絵画系に偏重しているのではないかという疑問があるんです。
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風呂敷を広げたはいいものの、果たしてどうなるか・・・面白い資料が揃ったような気がします。しかし、どんな風に受け入れられるのでしょうか?明日、蓋を開けてみるまではわかりません。
どうぞ宜しくお願い致します!

date 2018.3.16
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『オーテマティック 大寺聡作品集』の試し読み

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フィルムアート社のウェブマガジン「かみのたね」に『オーテマティック 大寺聡作品集』の試し読みが掲載されました。→こちら

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オーテマティック作品集

今回の私の画像は、個展会場に遊びにきてくださったJohn氏により撮影されたものです。

date 2018.3.16
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デル・トロ監督

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色々と用事が重なって、個展会場に足を運ばない日もあります。そんな日の空き時間に映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観てきました。デル・トロ監督は「パンズ・ラビリンス」以来の大ファンで、DVDやブルーレイ、画集などを手に入れないと気が済まない作家の一人です。
そんな彼がこの作品でアカデミー監督賞と作品賞を受賞したのですから、観に行かない理由などありません。なるべく早く観て、みんなに気持ちを伝えておきたい、そんな思いで劇場に走った次第。
・・・・・傑作でした!
このような感覚や世界観が、今回広く評価された背景には、トランプ大統領の一国至上主義、排他的な政策などもあると言われています。まあ、そういう一面は確かにあるでしょう。しかし、デル・トロ氏は昔から変わっていないと僕は思います。モンスター好きやSF好きという人たちは、自分も含めて、少数派の側に立つことが多いからです。大きな流れに(無意識的に)身を任せてしまう人たちが、必ず好きになってしまうもの・・・そのフィールドに対しては、常に警戒していると言ってもいい。
そういう意味で、この感覚は、急速に大きくなることなく、丁寧に育まれなくてはいけないなあと感じているところです。言い方が難しいですね。

オーテマティック作品集

date 2018.3.16
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健康診断+写真

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とある場所で非常勤講師を務めている関係で、昨年から、健康診断を受ける必要が出てきました。提出書類には写真も必要なので、証明写真の自販機(なんと呼べばいいのか?)へ1年ぶりに出向きました。椅子をクルクル回して高さを調節、自分の顔とレンズがうまく向き合うようにしなくてはなりません。その時に出会ったキャラクターが何だか可愛かったので、こちらから撮影してしまいました。
この証明写真の自販機?エルビス・コステロのMTVや映画「アメリ」などでも印象深い使われ方をしていましたね。
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オーテマティック作品集

date 2018.3.16
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新燃岳

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新燃岳噴火のニュースが連日伝えられていて、僕の個展にも影響が出ています。3月7日は、風向きが悪かったらしく、アートの森も降灰の被害がありました。草間作品や、僕がデザインしたラッピングカーなどにも積もっていたんです。
幸いなことに、新燃岳からは9キロほど離れているのですが、この9キロという数字が、遠くに感じるのか近くに感じるのか・・・は個人差がありますね。風評被害という言葉がありますが、特に鹿児島県民の方々は毅然と対応することが多いですね。桜島とともに生活していることもあって、警戒レベル3と言われても、あまりビビらないと思われます。これまでのところ、平常通り開園しています。3/7以外は、降灰の影響もありません。
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そんな中、東京や静岡、福岡などから、わざわざ友人たちが個展に駆けつけてくれました、本当にありがたいことです。
4/15までの会期、なるべく会場まで足を運ぶようにします!どうぞよろしくお願いいたします。

オーテマティック作品集

date 2018.3.13
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アートの森への道のり

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鹿児島県はとてつもなく広い。南北600kmと言われています。
個展会場、霧島アートの森をすでに何往復もして、運転にも随分と慣れてきました。道のりは約80km。これを、以前暮らしていた渋谷に当てはめてみると、霞ヶ浦の東側のあたりまでドライブしていることになります。幸いなことに、鹿児島では渋滞は皆無なので、1時間40分ほどで着いてしまいます。まあそれでも距離感を肌で感じるので遠いんですが・・・。今日、全42日間の会期中、1/4を終えました。なるべく多く会場には足を運んで、来場者とお話をしたいと考えています。どうぞ宜しくお願い致します!

これからの在廊スケジュールをお伝えしておきます。
14日(水)10:00~16:30
15日(木)お休みします
16日(金)お休みします
17日(土)9:30~16:30
18日(日)9:30~16:30
19日(月)休園日
20日(火)お休みします。(鹿児島市立美術館で開催される「む展」の会場当番日)

オーテマティック作品集

date 2018.3.8
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個展会場にて2

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個展に際し、いろんな取材を受けました。新聞、フリーペーパー、ラジオ、テレビ・・・鹿児島のメディアにはほとんど取り上げて頂いたような実感があり、本当に有難いなあ〜〜〜〜〜と思っているところです。
そんな結果、個展会場に足を運ぶと、いろんな方の応対に追われ、思うように会話も出来ず終わってしまう場合があります。
しかし、それとは逆に、一人の時間帯がひたすら長く続く場合もある。都市部とは違って、雄大な自然の中まで足を運ぶのは、なかなかハードルが高いのでしょう・・・。これまで、5回会場に足を運びましたが、一人ランチ4回、帰りの車でランチ1回!この時の孤独感は半端ないですね。
ランチ仲間求む・・・(泣)
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画像はアートの森の中にある「cafe & Shop アートの森」からの風景。草間作品を手前に、私がデザインしたラッピング車両が見えます。その奥が展覧会場です。

date 2018.3.7
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個展会場にて3

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個展会場にて「大寺聡作品集」をお買い上げいただいた方に、頼まれてもいないのにサインをしております・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

date 2018.3.7
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はと

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この季節、つがいの鳩が仲睦まじく巣を作っている様子が観察できます。東京にいる頃は、人が与える餌に群がる鳩しか見たことがなかったので「平和の象徴」という意味が全くわかりませんでした。「空飛ぶゴキブリ」と呼ぶ人もいるそう。今は、生理的に平和のイメージが理解できます。旧約聖書の話から平和の象徴へと結びついたそうですが、それ以前に、こうした生活の様子が観察されていたのではないかと勝手に考えています。

date 2018.3.7
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個展会場にて

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2月27日から霧島アートの森で開催されている私の個展「オーテマティックニイゼロイチハチ」。そのタイトルの秘密をお伝えしておきます(秘密でもなんでもない)。昨年公開された映画「ブレードランナー2049」の読みがニイゼロヨンキュウだったんです。まあ、そこから拝借しただけなんですが・・・ニイマルユンキュウ、でもニイレイヨンキュウでも意味としては同じだったんですが、ゼロにすることで、SF感が増すんですよねえ〜