2011年のカレンダー、プレゼン落ち作品。未来の新幹線は鹿児島中央駅から更に指宿や佐多岬まで延伸している?
Monthly: 2010年11月
未来の錦江湾と桜島と船舶
鹿児島県立博物館プラネタリウム
やはり時間が止まったような場所です!またまた出かけてきました(過去の記事1・2・3)。今回は、毎月第2・第4日曜日に開催される天文教室の日だった事もあって、生の解説を聞きながらプラネタリウムの鑑賞が出来ました。休日というのにお客さんは全部で十数名ほど。そんな状況で日中、星空を眺めるのは不思議な体験です。解説をしてくださった方が、鹿児島で直接撮影した写真も次々と紹介されました。星空の上に絶妙なタイミングでスライドが投影されるんです。国際宇宙ステーションの軌跡がスーッと横に伸びた写真や、「さつま星」と呼ばれる鹿児島でしか観察出来ない星の存在など、生の情報に耳を傾けることが出来ました。この方、昔からの天体少年という風貌で、まさに天職といった感じ。解説が終わったとき、思わず拍手をしてしまいました。「拍手、嬉しいですね」とご丁寧な返事がドームに響き渡りました。名刺交換をすれば良かったと後悔!プラネタリウムを出てからは、例によって恐竜やアンモナイトの化石を観察。こちらも、以前に書きましたが、恐竜の情報自体が30年ほど前のもの(尻尾が地面についている)と思われ、図らずもメタ構造の展示となっている点が素晴らしい。決して嫌味ではなく「昔の人が考えた恐竜のイラスト展」という意味で価値が出てきています。このままの状態で保存してほしいな〜。デートスポットにも最適だと思われます。また、今回得られた情報ですが、内之浦宇宙空間観測所の特別公開が12月4日〜5日にあるそうです。あの「はやぶさ」帰還カプセルが公開されることになっている模様・・・。余力があったら行きたいな〜
遂に老眼鏡を作る
この1〜2年、老眼鏡を作ろうかどうかずっと迷っていたんですが、遂に作りました!まだ裸眼で0.7程度の視力はありますが、さすがに手元の細かい文字などが見にくくなってきました。まずは、これまで裸眼で生活してこられた事に感謝です。特にこの仕事は、パソコンを長時間見続ける性質のものですので・・・。何度か書いた事があるかも知れませんが、モニターを壁にくっつけて使っている人は要注意です。モニターの奥は、なるべく距離があった方がいい。僕の場合はガラス越しですが、山の斜面が見えますから、モニター、山、モニター、山と交互に見るようにして作業をしています。また、北向きの窓なので比較的光が安定しています。
メガネ、と言えば、高校から大学にかけて、いわゆる伊達メガネをしていた時期もありましたが、これからは本格的に視力、体力とに衰えて、仕事の効率は悪くなる一方でしょう。この年齢になると、現役のスポーツ選手などは殆どいません。が、絵の世界では50歳あたりから爆発する人もいらっしゃいますし、多分、死ぬまで描写力というのは向上していくと信じています(スポーツでも、現役を引退してから精神力の発展はある)。ゴールは見えているけど、たどり着けないことも解っている。そんな訳で、自分にどれだけの余力があるのか、ある意味楽しみではあります。老眼鏡なのでいつも必要な訳ではありませんが、メガネマティックを見かけたら「ブログで見ましたよ」と一声かけてくださいね。
「深固院まつり」に出かける!
新コインと変換されてしまうが、鹿児島では「深固院」である。オーテマハウスから車で10分足らず。鹿児島では「かるかん」と並んで最もポピュラーなお菓子のひとつ「しんこだんご」発祥の地なのです!検索すると新しい粉で「しんこだんご」という説も出てきますが、何しろ近所なので「深固」説にリアリティを感じています。いつも、この季節になると県道35号線沿い・扇尾小学校のあたりにのぼり旗が目立つようになり「いつか行ってみないと」と思っていたんです。今回は、少々イレギュラーですが、気の置けない仲間とともに、ここのお祭りを楽しんできました。短い時間でしたが、保育園児が無茶苦茶ソウルフルなキーボードを弾いたり、ハート型の風船が飛んでいったり、深固院オフィシャルTシャツを逆さまに着ているおじさんがいたりと、不思議な空間でした。先日、僕も地元・永吉の文化祭にイラストを出品する機会があったのですが、こうした小さな社会のお祭りや文化祭には、とても興味があります。何故、この地域で暮らし続けているのかという哲学の様なものが浮かび上がってくるからです。映画「サイダーハウス・ルール」の世界と言えば、観た人には解りやすいでしょう。大きなお祭りは、長いものに巻かれている様な感じがするんです。この地域では、山村留学なども実践していますので、ご興味のある方は是非体験してみてください。
若い感性というもの
専門学校の卒業制作の一次審査をしてきました。学生は一人ずつ、審査員の先生方や下級生の前でのプレゼンテーション。ブライダルに使われる様な広い会場で、さぞかし緊張すると思う。学生には勿論個人差があって、進捗状況や発表のスタイルはまちまち。そんな中で、スケール感のある発表は2名ほど。後は・・・この後どうなるか解りませんが、萎縮している印象。
デザインの専門学校ですが、企業課題と自由課題があり、後者は自由な展開が許されています。僕は毎年この時期になると、自分が取り組んだ卒業制作の事を思い出すんです。クオリティ、完成度などはある意味どうでも良く、就職しないと決めていたから、これから社会と向き合う自分がひたすら不安だった。そうした中から生まれる勢いや憤りを全てぶつけようと、必死だった。規定では、最低限パネル2枚(だったかな?)程にまとめれば、卒業制作として認められる。だけど、学校に認められるとか、そういう問題ではない。自分の思いがパネルに収まるのか、と。やりたい事が山ほどあった。当然、壁に展示出来るものは最初から投げ出して、学校側にも最大限の空間を確保してもらった。僕には幸運な事に、真剣に絵に取り組む仲間がいた。その仲間とともに、寝る間も惜しんで卒業制作に取り組んだ。そういう自分の過去と照らし合わせると、明らかに、何かが違う。おりこうさんなんだ、みんな。小さな時代なのか!もしかすると、友達の顔色や、何らかの空気を読んでいるだけかも知れないな。そんなの友達じゃないよ。二次審査もあるというから、このあと若い感性が爆発する事に期待しよう。(写真は地元の文化祭に出品されていた小学生の作品。素晴らしいですね)
ゆめのくるまプレーリー
与次郎の丸新玩具にて、素晴らしい本を発見。「ゆめのくるまプレーリー」という子供向けのもの。おそらく1985年頃の発売だと思われます。実は今、7人乗りの車を探していますが、なかなかイイモデルが見あたらない。1985年まで遡れば、こんな選択肢もあったんだな〜と・・・。この本、「ゆめのくるま」と書かれている通り、シートを倒してベッドになる様子やオートバイを積んでいる様子も紹介されています。また、森田浩光さん(検索になかなか出てきませんが、アニメ畑の人かも・・・)のイラストも素晴らしい。当時は、ほとんど気にしなかったデザインですが、さすがに30年近く経つと新鮮に思えてきます・・・こんな動画もありました。丸新玩具では、何故かこの本が平積みになっていました。興味のある方、急いで買いに行って下さい。
竹之内直記・木版画展@東風(こち)ギャラリー
オーテマハウスからは伊集院IC〜横川IC経由で約1時間20分。伊佐市菱刈にある東風(こち)ギャラリーにて開催されている竹之内直記さんの木版画展に出かけてきました。今日は曇り空。南薩とは違い、紅葉が進んでいます・・・木々の佇まいは一年で最も美しい季節なのではないでしょうか。このギャラリー、今年の「む展」の企画で出かけて以来、約五ヶ月ぶりだったのですが、何と言っても環境が素晴らしい!広大な敷地に手作りの小屋が三棟ほど建っています。環境デザインも含め、全てが竹之内さんの作品といえます。室内は、以前に訪れた時は喫茶店風(実際、レストランとして1年ほど稼働していたらしい)でしたが、今回はキャラリー仕様に模様替えしてあり、竹之内さんの木版画がところ狭しと飾られていました。作品もさることながら、ちょっとした調度品も見逃せません・・・その殆どは作品です。自分にも余裕が出来たら、こんな事をしてみたいと思わせる空間と作品でした。オススメの異次元空間です。会期は11月23日まで。10時〜19時。
来年の準備など
来年使用する手帳が届きました。40代に突入してから、ずっとモレスキンのデイリーダイアリー(ハードカバー・ラージ)を愛用していますが、これまではずっと黒でした。来年から、ちょっと気分を変えようと思い・・・300円ほど高かったのですが思い切って赤を購入。実際の色味は、写真よりももう少しマゼンダが強いのですが、思ったよりも男性向けの佇まいでした。スケッチブックと打ち合わせのノートを併用する事が多いので、ある程度の大きさと重さは我慢です。すごく小さな手帳を使っている男性って、何をメモするんでしょうか。「伝説的ノートブック」と書かれているだけのことはあり、一度使うとやめられないですね。壁掛けカレンダーはこの十数年、スタートレック(オリジナルTVシリーズ)のものを使ってます!お部屋がスペイシーになるのでオススメです。
右側はiPhone4のケースです。電話機そのものにカバーをつけてしまうと、折角のデザインが台無しなので、そのままこのBUILTのケースに入れることにしました。こちらも、多少の使い勝手の悪さは我慢です。年末が近づくと、あれこれと欲しいモノが出てきますね。
Kan.shigeyama Exhibition「2010鹿児島四季の旅」
先日「ギャラリー白樺」での個展を終えたばかりのアニキが、また展覧会・・・!前回は、これまでの活動を俯瞰する内容でしたが、今回は全て「新作」との事。「2010鹿児島四季の旅」というタイトルから察すると、今年はずっとこの個展のためにスケッチ旅行を重ねていたのでしょうか?
場所は鹿児島市東千石町にある「天文館画廊」。本日18時よりオープニングパーティーです!会期は21日(日)まで(11:00~19:00 / 21日は17:00まで)。
なんなんだろうか
気になります。