Monthly: 2013年6月

date 2013.6.28
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誕生日でしたその2

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こちらは(最近、図鑑ばかりを読んでいる)小学三年生の長男からもらったバースデーカード。・・・TPOをわきまえずにコブシガニの図鑑になっています!
子供の絵には勝てませんね〜永久保存版。
遊んでね・・・と書かれていますね・・・今は素直に手をつないで歩いてくれるけど、そんな状態も、もうあと1〜2年かなあ。

date 2013.6.28
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誕生日でした・・・

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西田橋の展覧会のオープニングと、隈之城で行われているイラストレーターの展覧会・イベントデーが見事に重なりました。前者は最年少から2〜3番目の若さ、後者では最高齢です。47歳というのは、そういう立場なのだなあと、あらためて中年を実感。若いイラストレーターたちがバースデーケーキを用意してくださり、ロウソクを吹き消したのですが・・・勿論、それは嬉しいコトなんですけれども、何だか、お祝いされているというよりは「いたわられている」感じ?恥ずかしかったな〜。

date 2013.6.28
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西田橋の拓本と美術家たち2013展・終了

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昨日、搬出を終えて帰ってきました。4日間という短い期間にもかかわらず、多くの方に見ていただきました。足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
いろいろと考える事の多かった展覧会だったと思います。僕は(五石橋のうち二つが流失した)8.6水害時鹿児島には住んでいませんし、若い頃は市民運動にも関心がなかったので、実情は推測するしかありませんが、覚え書きとしてアップしておきます。・・・「五石橋を中心にした街作り」という構想もかつての鹿児島にはあり、実際に、国から重要指定文化財にするという打診があった、という話も聞きました。しかし鹿児島県側がこれを拒否したとの事。そんな中でたまたま水害があり、まだ姿を留めていた橋も全て解体されることが決定され・・・市民と美術家が立ち上がり、拓本をとりながら、橋の現地保存を訴えたのだそうです。水害のある前から橋の解体は決定されていたのか?それは今の僕には解りませんが、事実関係を見る限り、市民運動の盛り上がりがあっても行政の決定はくつがえせないということ。拓本活動の成果なのかどうか、これも微妙ですが、残った石橋たちは石橋記念公園という場所が造られ、移設されました。現地保存の観点からすると、全く本来の機能を失ってしまった「墓標」に過ぎないと活動メンバーは言います。拓本は、まだ甲突川に架かっていた当時の西田橋であって、石橋記念公園の橋とは意味が全く違うのです。市民の声を拾い上げるのが行政の仕事だと思いますが、今も昔も変わっていないのかも知れません。今、僕が問題だと思っているのは、無関心な人々が結果として世の中を動かしてしまっているということ。原発問題なども、結局は再稼働に向けて進んでいる様に見えます。静かな民意は決してそうではない筈ですが、声をあげている人、選挙に行く人が圧倒的に少数派なんですよね。みんなが普通に声をあげて動いていけば、世の中はもっと良くなる筈です。

date 2013.6.26
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いよいよ最終日「西田橋の拓本と美術家たち」2013展

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本日、あいにくの天候ですが最終日となりました〜!まだご覧になっていらっしゃらない方、この機会をお見逃しなく・・・!!!
正面に飾られた「のぼり旗」13本は、この会が発足した当時のメンバーの数だそうです。

かごしま県民交流センターにて、本日19時まで。

***

未来への提言

鹿児島は他所にはない独特の自然環境のなかにあります。
先人達はこの自然に敬意を払い、深く学んで理解し、様々な条件のなかで営々と生活を築きあげてきました。その先人たちの知恵と汗血の結晶が「西田橋」をはじめとする県内に数多く存在した歴史遺産なのです。これらは自然のもつ強大な力を恩恵に変えることができた証でした。人々が行き交うだけではなく治水・和水に大切な役割を果たして、150年もの間この地の安全と繁栄を支え続けました。
石橋造りの総指揮をした「岩永三五郎」は「石橋を守るためには上流に木を植えて森をつくりなさい」と言遺しました。
しかしその後の都市造りは経済優先の論理のなかで、資本と技術を過信した自然の法則を無視したものでした。
私たちも利便性だけに傾き、先人の残した教訓を思い起こすことをしませんでした。
みなさんは現在の甲突川周辺の景色に納得されていますか?コンクリートと鉄で固めた呼吸をしない護岸こそ災害の元凶だったのではないでしょうか。私たちは訴えます。「先人たちの遺したこれらの遺産を最も価値と意味ある形で守ることこそ、私たちの安全をも保証する人類の叡智といえるものではないでしょうか」
歴史遺産の破壊は郷土の歴史と誇りを失うことです。
そして今なお大切な歴史遺産が破壊の危機にさらされています。
はたしてこのような地域に希望に満ちた未来があるのでしょうか。

私たちは次の3項目にわたる提案をして未来へのメッセージとしたいと思います。
1、災害を記憶する「西田橋の拓本」を20世紀の県民が創りあげた美術財産として、行政による保存継承を求めます。
2、県民の合意を形成しながら「西田橋」をはじめとする歴史遺産を元の位置に復元すること。その為にこそ必要財源を使い、人材を育成する施策を講じること。
3、今なお現地に残る歴史遺産にこれ以上手を触れるべきではありません。今の私たちはより優れた判断のできる次の世代の出現まで守ることに徹するべきではないでしょうか。

なぜなら県民と行政がこのような理念と価値観を共有できたときこそ、鹿児島に真の誇りが育ち、豊かさと安全を獲得して世界の注目を集める”鍵”をあけることになると信じるからです。

2013年6月 西田橋を拓本でのこす会
      西田橋拓本公開実行委員会

date 2013.6.22
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本日より「西田橋の拓本と美術家たち」2013年展

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本日、6月22日より6月26日まで(24日月曜日は休館)、かごしま県民交流センターにおいて「「西田橋の拓本と美術家たち2013年展」が開かれています。9時から19時。昨日と一昨日は搬入作業だったのですが、ご覧の通り・・・スケール感が大きすぎて、一枚の写真には収まりません。県民交流センターの大ホールをもってしても、高さが足りないという巨大な「美術遺産」です。西田橋を拓本でのこす会は、1995年の発足以来、西田橋の拓本を保存、継承していく取組みを続けてきました。僕個人は西田橋についての想い出はないのですが、市民が中心となって大きな美術運動へと発展した記録に感銘を受けてお手伝いをしています。鹿児島のシンボルであった五石橋が、いわゆる8.6水害でダメージを受け、解体〜移設されてしまったのは、防災面・安全面からと(一般的には)言われていますが、あまりにも乱暴な手法だったのではないでしょうか。石橋という貴重な文化遺産・・・むしろ先人の知恵を市民の間で共有、継承していくことが大切だったのでは?と今でも解体を悔やんでいる市民は多い筈です。突然、愛着のあるものがなくなってしまったり、或いは、突然、望まれてもいないものが建設されたり。不条理な世の中は今でも続いています。
今回の展覧会は、写真の巨大な拓本の立面展示に加えて、手前には賛同した参加作家30名以上のブースで作品展示も行われています。私・マティックも描き下ろし新作を出品。会場の外では「まちづくり県民会議」の資料展示も行われておりますので、併せてお楽しみください。

date 2013.6.22
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新しいMacProのデザイン

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6月11日に行われたWWDC2013で発表された新しいMac Pro。インテルMacの登場以前・・・G5の時代から、基本的な筐体のデザインはずっと同じでした。iPodやiPhoneの人気が高まったことが理由なのか、プロの立場からすると「取り残されている感」が強いこの10年でした。まあそれだけ完成度の高いデザインだったとも言えますけれども。今回発表された円筒形のデザイン、早速全世界で大騒ぎになっている様です。新製品が発表される度に「カワイガリ」にあわざるを得ない・・・これはアップルの宿命でしょう。今回はスーパードライブも搭載されていない様子ですが・・・ここは文句を言うのではなく「そういう生活にシフトしてください」というメッセージと受け取るべき。iMac登場時、フロッピードライブが廃されたこと、あるいはUSBが搭載されたことが話題になりましたが、そんな事を思い出しました。

date 2013.6.22
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カラーレーザー複合機など・・・

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カラーレーザー複合機の調子が悪く買い替える事に。メンテナンスをすればまだまだ行けるのかも知れないけど・・・もともと、この手の商品の寿命は経験上、短いと解っているので・・・。プリンタ機能はともかく、ファクスだけはアナログで受けなければいけない場合が多く、昔使っていたファクスをピンチヒッターとして起用・・・と思ったけど、こちらも長年使っていないせいか、壊れていました。にかくパソコンを導入して以来、本体よりも頻繁に買い替えているのがプリンタ類。若い感覚であれば「もうプリンタも必要ない」と思えるかも知れないけど・・・。A4のカラーレーザー複合機、この7年でB社、C社と・・・それぞれ3年半程度で駄目になりました。今度導入するのはE社のモノクロレーザー複合機です。カラーのプリントは既に所有している大判プリンタに任せる事にしました。

date 2013.6.22
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イザリウオ・・・

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「イザリウオ」・・・近所の河口で収穫しました。写真では良く解らないかも知れませんが、実にユニークな体つきをしていて、アンコウの様な感じです。前ビレに「ひじ」のような関節があり(学術上はわからないけれども、少なくてもそう見えます)、その二本の腕を使ってホフクゼンシンする様子がかわいらしい。色についても個体差が大きいですね。
また動きが鈍く、ひざまで浸かる勇気があれば誰でも捕獲出来る点も魅力です〜

date 2013.6.17
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この人が「ハンズマン」です。

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堂々としていますね。先日観た映画「シュガーラッシュ」にも出ていたかも。

date 2013.6.17
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鹿児島中央駅の階段

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アミュプラザ(鹿児島中央駅の駅ビル)の増床工事が始まりました。まずは、あの階段を解体する模様。数年前、この駅舎や新幹線を設計された水戸岡さんと対談したことがあるのですが「中央駅の階段は世界でも珍しい存在」とプライドを持って語っていらっしゃったことを覚えています。僕の考えを勝手に足すと、トレビの泉の様に、この階段の前には巨大な足湯広場が出来て、観光客や地元の方のくつろぎの場になる・・・そんな場所として機能していくのだろうと・・・想像をしていました。
ところが増床・・・。詳しい内容は良く知りませんが、結局のところテナントが入って、買い物客を呼び込もうという軸だろうと思います。
渋谷駅が何十階建てになって、東横線のホームが地下に・・・なんていうニュースも聞きましたが、普段、田舎に暮らしている者の発想としては、都心部や鹿児島の中心部で増床されるということは、そこで雇用が生まれた分、田舎から人がいなくなってしまうことだと思っています。いや、実際日本全体の人口も減っているし。人が減る中で、どうやって街を維持していくかというのは田舎に限らず都市部でも大問題になってくる筈です。そんな中、増床という選択肢が未だに、前向きな話題として取り上げられる事に違和感があるんです。これでは「身の丈にあった暮らし」はいつまでたっても実現出来ないですね。