夏休み最終週、四泊で弟家族が遊びに来ていた。最終日は自宅の庭にテントを設営して宿泊。ご覧の通り電源も引けるし、ワイルドなキャンプではないのですが・・・。このテントは天井がメッシュになっているので(その道のプロは使わないでしょう)寝ころんだまま星空を見る事が出来るし、なかなかイイ感じでした。昨年亡くなってしまった叔父も、こうして庭にわざわざテントを張ってくれた事を思い出します。その場で、竹を使って食器を作ってくれたり。
庭に泊まるだけで日常から解放された気がします。日常?なんてないし、普段から解放されていますけれども。テントの右側に写っている階段を登るとタイムトンネルへ行く事が出来ます。
Monthly: 2011年8月
庭でキャンプをする
西方海水浴場の近くで見つけた卵の自販機。
阿久根大島に行く途中で発見しました。この佇まいがイイですね。現役で活躍中の様です!
ガコレ
オーテマハウスの壁面に止まっている(泊まっている?)蛾を取材時間10分ほどで撮影!スケール感を無視すれば、さながら未来の航空ショーを見ているかの様です!「田舎には何もない」「虫が嫌い」という意見は何度も何度も聞きましたが・・・自然の造形を観察して、ひたすら驚いていればイイのではないでしょうか?庭に生えている植物、遊びにくる昆虫を調べるだけでも一生かかります・・・。
アンダーズ・ハイまさかの書籍化!【under’s high/special issue】
鹿児島市内を中心に配布されているフリーペーパー「Under’s High」がこの度書籍化される運びとなりました!いつも僕は、鹿児島大学法文学部准教で批評家の井原慶一郎さんとの対談を担当させて頂いております。今回の書籍では、その対談から「サブカルチャーをめぐって」「映画館と街づくり」「ラウンド・トリップ〜デジタルとアナログをめぐって〜」が転載されている他、5,500字の書き下ろし「ライト・レール・トランジットと鹿児島の未来」がカラーイラスト入りで掲載されています。編集長のチャビンさんとの不思議なご縁は今年で5年目になるのかな?天文館〜鹿児島の実情を熱い視線で語るリーダー的存在。これまで編集に限らず、KTSアートマーケットへの出展やマルヤガーデンズにおけるイベントなどにも積極的に関与してきました。ようやく、その一連の活動を立体的に捉えられる書籍が仕上がりました。これまでの「Under’s High」ファンは勿論のこと、まったく知らない県外の方にもオススメの一冊です。27日発売!どうぞよろしくお願いいたします。
以下はチャビンさんからのメールの引用となります。
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【under’s high/special issue】
アンダーズ・ハイ編著。A5判 204ページ 定価 ¥1575(in tax)
出版社 南方新社 099-248-5455
鹿児島県内の各書店、Amazon、南方新社HPにて発売。
2011・8/27 on sale!
鹿児島の「人」、「歴史」、「カルチャー」を独自の視点で描くフリーペーパー「アンダーズ・ハイ」書籍化。
「アンダーズ・ハイ」Vol.1~10までの特集やコラムを再構築し、本の特集として、スペシャル・エディション「勝手に鹿児島改造計画」を収録。
●スペシャル・エディション「勝手に鹿児島改造計画」
薩摩文化圏構想―chabin.
天文館パサージュ化計画―井原慶一郎
ライト・レール・トランジットと鹿児島の未来―大寺聡
THE HUB―保 清人
その他、コラム収録。
●アーカイブ
「アンダーズ・ハイ」Vol.1~10までの特集やコラムを再構築して収録。
(キャッチコピー的ニュアンス)
今の世の中をもし西郷さんが見ていたら、きっと僕らにこう言うだろう…
「おはんら!なんしちょっとよ!」
鹿児島の「人」、「歴史」、「カルチャー」を独自の視点で描くフリーペーパー「アンダーズ・ハイ」まさかの書籍化!
フリーペーパーと書籍が融合した新しき郷土本。Made in satsuma!鹿児島への思い、未来へのヒントがここにある!集まれ、ぼっけもんたち!
「いま、地方で生きるということ」西村佳哲著
「いま、地方で生きるということ」西村佳哲著
震災・原発という「悲しい引き金」によって、生き方について考えを改める時代に突入しました。この書籍の帯にはこう書かれてあります。
—–震災を経て、あらためて自問した—-。「どこで働く?」「どこで生きる?」わからなさを携え、東北、九州を巡った旅の記録。『自分の仕事をつくる』などで「働き・生きる事」を考察してきた著者が、「場所」から「生きること」を考えた、働き方研究家の新境地。—–
著者の西村さんには、S大学のK氏の紹介で、今年の5月25日に初めてお会いしました。ルーツを鹿児島に持ち、東京で育ち、同じ大学の出身・・・という事で、少しばかり境遇が似ています。短い時間でしたが、非常に内容の濃い会話が出来ました。(たまたまうちに著書「自分の仕事をつくる」があったのでサインをして頂きました〜。)僕の様に移住してしまった立場で発信することは、読者に対して説得力はないのかも知れませんが、この書籍で西村さんは「わからなさを携えている」という姿勢をとられているので、生き方を見直そうと考えている方には最高の指南書となると思います。あまりにも充実した内容なので簡単には紹介出来ませんが、東北での話、九州での話、大きく分けると二部構成になっていますが、これからを生き抜く考え方を持っている方の発言がまとめられています。僕も少しだけ登場しています(ジョン氏やアンディ氏も・・・)、おすすめです!
鉄砲豆銃兵
種子島のお土産のひとつ。パッケージに惹かれて購入しましたが、味も最高でした!殻付きピーナッツのキャラクターは随分と見てきましたが、この人はもしかするとちょんまげを結っているのかも知れませんね。鉄砲伝来の地、と豆鉄砲をひっかけているのかな?鹿児島の黒糖スイーツにハズレはありません。
モノクローム
ニシムタ加世田店へ買い物に出かける。オーテマハウスから近い街といえば伊集院なのですが、最近何だか騒がしくなってきたので加世田の方が落ち着きます。この広域農道、信号も対向車も殆どない。今日はスコール?が降ってきて辺りが急にモノクロームの様な風景へと一変。ECMのジャケットを思わせる様な、神経質なジャズが似合う様な感覚。愛車ボルボ240のエアコンは全く効かないのですが、そこがまたイイ・・・と開き直りをみせながらの道中。そしてニシムタ加世田店ではデッキブラシと熊手を購入!先日、地域の清掃活動に参加した時、周りの人たちがみんな「草払い機」と一緒に「竹製ではない熊手」を持参していたんです。それ以来「ああ、熊手っていいな〜」と思っていたので、ようやく願いがかないました。他にも、欲しいジョウロがあるんです。これも近いうちに手に入れようと思っています。
夏休みというもの
夏休みも残り僅かとなってきました。長男が小学一年生なので、絵日記ネタになるようなイベントを作らないといけないと思っているところ。結局のところ「自分が体験した夏休みの楽しさを超えて欲しい」という願いがどこかにある。いざ、それを提供する側に回ると、何をして良いやら?なかなか難しい。子供は黙っていても遊ぶし、それなりに楽しんで過ごしているんだろう。時代も違うし、昔の自分と比較するというのも無理な話だ。僕が小学生だった頃の一番の想い出は、寝台特急に乗って鹿児島に帰省したことだった。夏休みに入るひと月以上も前から、リュックにいろんなものを詰め込んで、テンションは上がりまくっていた。ただ、今年の場合はそうした長旅を計画出来そうにない。妻の実家である埼玉に帰省する予定があったが、震災で吹き飛んだ。勿論、放射能の問題を考慮しての決断だ。遠く離れた鹿児島では、どんどん関心が薄れているのかも知れないが、ここに来てようやく詳細なデータが浮かび上がってきている様に思える。ネットからは目が離せない。「被災地に行って、手伝え」という声と、「とにかく逃げろ」という声。どちらも正論なんだろう。前者は、人間らしい意見、後者は、生物言語としての意見なのかも知れない。こんな夏休みになるとは思わなかった。
円谷プロ大研究! pen with New Attitude 9/1
pen with New Attitude の9/1号!円谷プロ大研究です。ファンでなくとも一冊は確保しておきたい内容!表紙の質感もいつもとは違ってお買い得感が高いです。特別定価650円!
僕は初代ウルトラマン世代で、エースあたりまでは真剣に観ていたと思います。その後「スター・ウォーズ」の登場をきっかけに、僕はいわゆる洋モノの方へ行ってしまったんです。ところが、2005年に子供が誕生して以来、徐々にまた昔の視線を取り戻しつつあるんです。一緒に観るのは、やはりウルトラマンや仮面ライダーですから(何故かスター・ウォーズには食いつきが悪い)。
本編とは関係ないのですが、122ページの「SLOW HOUSEと考える丁寧な暮らし」に、何故かオーテマティック・ハウスのリビングルームが登場!こちらのチェックもよろしくお願いいたします。
種子島のケラと蝉
ホテルの外をヒョコヒョコと歩いていました!
蝉を素手で掴んだのは何十年ぶりかも知れない・・・。前日に「せみとりめいじん」という本を読んだのですが、少し役に立った様です。