7月27日、僕が教えている学校の1年生(初対面)が30名以上でオーテマハウスにやってきました。夏の合宿のメニューにアトリエ訪問が組み込まれていたんです。さすがに、一気には案内できなかったので三班に別れてもらって、順番に色々と解説しました。
アトリエ全体の空気から何かを感じて欲しかったのですけれども、これはどこまで伝わったのかわかりません。さらに、話から伝わることも限られていると感じて、ここ何年かの成果物をテーブルの上に並べてみたんです。
最近「本当に伝わっているんだろうか?」という気持ちが強くなっています。原因は幾つか考えられますが「みんなが表現者になったこと」が一番大きいのではないかと思います。
食べたものの写真がインターネットにアップされて話題に、そしてグルメ番組が増える、という流れやネコ動画などの人気を止めることは出来ませんが、その枠に収まっていた何か(特に表現者による表現)が追い出されてしまったのかも知れません。
そんな中でも、自分が出来ること、伝えられることを探っていくしかないのです。
Monthly: 2017年7月
成果物によるプチ個展
トット
+⚪︎++⚪︎
「トット」と読みます。
裏面には
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つくる、みつける、たのしむ、くらす。十人十色のとっとりMagazine「トット」
例えば、こんな記事・・・
-鳥取で魅力的な活動をする人たちのインタビュー
-ここにしかないアート&カルチャーの今を紹介するニュースとレビュー
-おしゃスナから文化政策まで、多彩な執筆陣が綴る連載コラム
-気になるあの人がチェックしているイベントをおすそ分け「わたコレ!」
運営:鳥取藝住実行委員会
〒680-0822 鳥取県鳥取市今町2-201
トウフビル1F RMS内 info@totto-ri.net
totto-ri.net
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と書いてあります。
先月横浜で行われた武蔵野美術大学の校友会総会で、偶然飲み会の席で正面に座った方から頂いた案内です。実はこの方、僕と同級生で当時学内で大人気だったJazzbonesというバンドでトランペットを吹いていたのです・・・最初は見知らぬ人だと思って恐る恐る接していたのですが、話の流れから正体?がわかって、その偶然に驚いたのでした。彼の隣に座っていた方も同級生のご主人で、こちらも鹿児島R不動産で間接的にお世話になっている人物だったんです。いやあ、繋がっている!
今回出会った武蔵美卒の同志たちは、多かれ少なかれ地域活動に積極的でした。不思議なものです。
鳥取の取り組みは、鹿児島よりも小さな県なので参考になることが山ほどあると思います。
シエスタ
母方の実家で行われたガーデンパーティーに誘っていただきました。
従姉妹が、秋口から本格的な移動販売のピザ屋さんを始めるというので、デザインを担当することになり、その撮影会も兼ねてのひとときでした。
炎天下でのピザはありなのか?と疑問に思っていましたが、心地よい風が吹き抜けており、真昼なので蚊もいませんでしたね。そして、ピザというのは太陽光に映える食べ物なんですねえ・・・
気がつくと、ピザは7枚も焼いてもらいました。家族で完食・・・。石窯で、焼き立て!贅沢です。
気がつくと3時間以上もピザを頬張っており「これでいいのか」と、どこからともなく罪の意識が働いて来ます。しかしイタリアの人は、昼休みが3時間あるといいますから、こんな雰囲気が日常なのかも知れません。
アサカツの風景
毎週土曜日朝に行われている「アサカツ」。主にFacebookでのリアルタイム投稿が多いので、こちらのブログとはズレが生じています。
7/22のアサカツには、薩摩川内市から友人のH氏が自慢のビートルで参加してくださいました。また、若手の農業系リーダーであるT氏からはご覧のようなナスの差し入れが届きました。
このアサカツ、2年が経過しましたが、地域住民の参加は残念ながら手詰まり感があります。しかしながら、他地域からの参加は毎回、いい意味で先が読めず、まだまだ新鮮な状態にあると言えるんです。
これから先、どうなっていくのか解りませんが、きちんとこちら側の体制を整えて、利用規約を作る段階に来ています。
ダツ
アメリカから2年ぶりに友人がやってきました。幼稚園つながりで偶然知り合った音楽家の方で、普段はアトランタに住んでいます。子供同士も交流があるので、夏休みの半日を利用して、これまで何度か遊ぶ機会があったんです。
今回は、音楽や芸術について、様々な会話が飛び交いました。特に、来年の僕の個展についてのアドバイスをいただくことが出来、充実したひと時でした。
最後に吹上浜に出かけることになり・・・ダツを捕獲することに成功!写真では死んでいるように見えますが、バケツが小さいために体勢を保つことが出来ないでいるところです。ちょうど、潮が引いていくタイミングだったので、もしかすると浅瀬に取り残されてしまい弱ったのかも。
それにしても、スゴイ顔ですねえ・・・。
灯火採集
鹿児島県立博物館の主催する昆虫採集イベントに参加してきました。おそらく、今年で6年目の参加になります。長男は初参加した2012年以来、蛾の採集にはまってしまい、それなりに道具も揃えて標本作りに取り組んでいます。カブトムシやクワガタを目当てにする親子が多い中で、蛾に専念し続けています。蛾を殺すための「酢酸エチル」という劇薬?も調剤薬局で自分がサインをして手に入れたこともありました。
博物館側からは、蛾の図鑑を執筆されている福田先生が参加していることから、直接指導を受けることができます。捕虫瓶の中に蛾を入れる手さばき、三角紙の中に蛾を納める様子などは無駄な動きがなく美しいです。
今回の場所は寺山公園。昆虫採集に興味がない人でも、桜島や国分の市街地を見下ろすことの出来る絶好の行楽地でした。
ある展覧会の打ち合わせ
ある展覧会(グループ展)の打ち合わせ〜視察が長島美術館で行われたんです。
この美術館、何度か訪れたことはあるのですが、実際自分の作品が展示されるというのは初めて。
鹿児島、といえばここからの景色を思い浮かべる方は沢山いらっしゃるでしょう。この日も絶好の天気で中心市街地〜桜島を眺望することができました。
肝心の展覧会の内容ですが、コンセプトが揺らいでおり、メンバーもまだ確定していないような状態。
果たしてどうなるのか解りませんが、自分はサポート役として出来ることをやるのみです。
展覧会の名前は〜〜〜造形美術の「ぞ」を取って「ぞ展」に決定しています。いい展覧会になるといいなあ。
クマゼミ〜虫自慢が多極分散型社会を作る
自宅へ向かう細い里道で、お腹を上に向けてバタバタしていたクマゼミ。Facebookに投稿したところ、炎天下で鳴き続けると体温が上昇して弱ってしまうのだそう・・・果たしてそういう状態だったのかどうか分かりませんが、撮影後死んでしまいました。クマゼミ、この辺りではあまり見かけないのですが、温暖化の影響なのか何なのか・・・。
透明+緑の羽が美しいですね。