母の物忘れがひどくなってきており、色々と対策を考えているところです。子育てと親の介護に挟まれる時代、自分でもどの様に乗り切るのか全くの未知数。
最近、立て続けに家の鍵を二つも無くしてしまった母。仕方なく合鍵を作り、懐中電灯とペンをつけてみたんです。「大切なもの」という、鍵オンリーではないよ!という意味を持たせたんですが・・・物忘れ対策としてはどうなんだろう?・・・わかりません。今度は無くさないで欲しいな。
Monthly: 2017年7月
Key
ギレルモ・デル・トロ本
限定3000部の書籍が届きました。
帯の説明にある様に「AT HOME WITH MONSTERS」というデル・トロの展覧会の公式ガイドブックを翻訳したものだそうです。彼の映画を見れば一目瞭然ですが、クリーチャーへのこだわりが半端ないセンスなのです。その原点を探る内容だと言えそうです。
自分も架空の生き物を考える機会がたまにありますが、造形的な細かさについては、あまりコダワリがないタイプなんです、どちらかというと整理する方向で考えてしまうんですよね。
最近の学生は細密描写が好きだから、少なからずこうした映画作家の影響があるのだろうと思います。
さようなら・トイレ
オーテマティック・ハウスが出来たのは1999年だから、20年近く頑張ってくれたことになります。このトイレが壊れてしまいました。水が流れなくなったという、最も困る状態に。専門業の方を呼んで調べてもらいましたが、モーターが壊れているとのこと。修理も出来そうだが20年前のモデルだから部品があるかないか解らない、節水など省エネの観点から新品にした方が良い、という判断でした。
手すりも付いていて、お年寄りにも優しいデザインだったのですが・・・新築時に頑張って買ったんだろうな〜という感じで、同等のモデルはちょっと手が出ませんでした。今回、取り替えるモデルというのはごくごく一般的な形のもの。前回の投稿、IKEAの時にも書きましたが、これも積極的なダウングレードなのです。
トイレくん、ありがとう。
取替え工事が済むまで、次男による危険マークがトイレの入り口に貼られていました(画像)。
バカのひとつ覚え
福岡で打ち合わせがあったので、テンションを上げて新幹線で行ってきました!
仕事は1時間半ほどで終わり・・・帰りにIKEAに寄ってきました。在来線で数駅ありますが、新幹線と違って地元の暮らしが垣間見える車内はいいですねえ。ここのところ、福岡に行く度に訪れている様な気がします。ホント、バカのひとつ覚えの様に・・・
ほとんどのモノはネットで手に入れられる社会になっているのですが、IKEAの場合は・・・買い物をする前に生活のあり方を提案するモデルルーム的な場所があるので、それが楽しいんだと思います。生活空間については高校生の頃からコダワリが出てきて、年とともに変容してきてますが、最近は「ダウングレード」もテーマになってきています。IKEAの家具や雑貨、食器などは生活の質を積極的に落としていくこと〜これは表現が難しいのですが、本当にいい意味なんです〜で人気があるのかも知れません。
結局、色々とお買い物をして7000円弱。一番大きな袋に、かなり詰め込んだ状態で帰りの新幹線に乗り込んだのでした。
家族10年ライフプラン
2018年の某家計簿のイラストを担当することになり、すでに発行されている今年分の見本誌が送られてきました。長期計画を記入する欄があり、試しに書き込んでみたんです。三男が成人するまでを子育てのひと区切りとするなら、あと10年経っても(なんと西暦2026年)それはまだ途中であることが良く解ります。彼は今小学1年なんですが、高校1年になるんだな・・・
あと10年で時代がどのようになっていくのか解らないんですが・・・・が、ガンバロウ!
タマゴサンド
とあるノンカタ(飲み会)に誘われ、電車に1時間ほど揺られました。とある鹿児島市内の駅に早めに着いてしまい、辺りをウロウロ。炎天下だったので一刻も早く室内に入りたかったのですが、鹿児島、喫茶店が本当に少ないです。ようやく見つけたこのお店に、まさにオアシスを発見したような喜びで入って行ったのでした。
注文したのは店内に書かれているメニューの中でも一番目立っていた「タマゴサンド」とアイスコーヒーでした。BGMがすごかった。尾崎亜美、クリスタルキング、竹内まりや、山下達郎!次々に、自分の世代がオンタイムで経験した曲ばかり。
お店の雰囲気も、80年代で止まっているような懐かしさを感じました。こういうお店は本当に貴重です。また、機会があれば行ってみたいです〜。
ヌケガラ
蛇の抜け殻を自宅の庭で発見しました。年に何度か遭遇しますが、今回は、本当に「脱ぎたて」という感じで状態が良かった。庭木に引っかかっている状態でしたが、枝の「とっかかり」を頼りにヌギヌギしたのでしょうか。自分は脱皮をしたことがないので良く解らないんですが、目の部分にもしっかりと、レンズ状の抜け殻があるんですねえ・・・不思議だなあ。
この写真は、ドイツの悪役キャラ(ぼんやりとしたカテゴリー)に見えるんですが、どうでしょう?
「財布に入れておくとお金持ちになる!」という話もよく聞きます。長男は、この抜け殻の下で、早速100円玉を見つけて喜んでいました。
ゆるり土曜日
毎週土曜日の朝7時から行っている「アサカツ」。準レギュラーメンバー的立ち位置のCくんが、今回もビートルでやってきました。後ろに止まっている田植え機とのコントラストが不思議ですね。
このCくん、アサカツを終えたあと、僕の自宅に来て子供たちとおしゃべりをしたり、ざるそばを食べたり・・・お昼過ぎまでゆっくりと過ごして行きました。アサカツはひとまず8時までとアナウンスしていますが、今回のように話が弾む場合や自分が暇な時は、無制限で時間延長になるんです。
土曜日の午前中の過ごし方を映画にすると「僕の叔父さん」のような見え方になると思われます。
人生フルーツ
「人生フルーツ」という映画を観ました。
自分が設計に携わったニュータウンの真ん中に住みながら、ニュータウンのあり方に疑問を感じ理想の暮らしを追い求め、提示し続けている夫婦の物語です。
都市の中においても、小さな庭があり(このご夫婦の場合は300坪ですので小さいとは言えないかも知れません)、こうした哲学を貫く人が増えれば日本は変わっていくと思います。
そんな訳で、映画の感想は「家に帰ってやらなくてはいけない庭仕事が沢山ある!」という、ハリウッド映画とは全く違う、生活に根ざしたものでした。自分の場合は、管理しきれないほど広大な庭がありますが、全くと言っていいほど手がつけられていないのです。自分に余生というものがあるとは思えませんが、庭から始まる家族の暮らしに対してもっと誠実であるべきだと・・・つくづく感じたのでした。
鹿児島では9月に再上映されるそうです。オススメです。
規格外
近くに住む農家の方から、「規格外のため」買い取ってもらえなかったお野菜をいただくことがあります。また、そうしたお野菜を売っている道の駅も数多くあります。
そんな中で変わった形の野菜に巡り会うと、食べる事とは別の次元で幸せな気分になれるものです。
今回は、どう見ても「愛し合っている」としか思えない人参に出会いました。
規格外だから買い取らないというのは、システム上解らなくはないのですが、こうした味わい深いお野菜の場合は、超法規的な価格で買い取ってもいいかも知れません。メッセージ性のある野菜の販売コーナーが出来るといいかも。二つと無いものですし、結婚記念日など、プレゼントに最適だと思われます。