
8/28、無事にグッドネイバーズジャンボリーが終了しました。素晴らしい環境の中で、様々な何かががひしめいている不思議な一日でした。会場に来て頂いた皆さま、関係者の皆さま、どうも有り難うございました。・・・僕は「サクラジマ大学」の授業として、岡本仁さんと50分のトークを受け持ちましたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。限られた文字数のフリーペーパー、限られた時間のトーク・・・いつも、書き終えたり、話し終えたりした後に「足りなかったであろう部分」が頭の中をグルグルと駆け巡ります。そういう要素というのは、誤解を与えてしまったのではないかという気持ちに繋がってしまいます。でも「伝える機会を与えられた」という意義がその悩みを上回るんですね。そんな訳で、何とか続けています。昨日の授業の内容は、戦後民主主義が、個人の確立を促した結果、隣人との付き合い方を後回しにした・・・結果として東京では「同じ集合住宅に住みながらも住人の顔を知らない社会が形成された。」一方、僕の暮らす地域では「郷中教育がベースにある事で、同じ集落に住む人たちの顔が見える。」という二つの軸をベースにしたものでした。このブログでは毎回出てくる内容で、もう辟易してしまっている読者の方も多いかも知れませんが、とにかく、今の日本が置かれているバランスを変えたい。価値を変えていきたいという事なんです。今回、舞台となった「かわなべ森の学校」ですが、写真からも解る様に、本当に素晴らしい場所です、日本一素晴らしいと言ってもいいくらいに。何で廃校に追い込まれてしまったのだろう?と思いますよね。中央集権で「都会にしか仕事がない」とか「都会の方が教育レベルが高い」とか、そんな事でしょうか。要因は一つや二つでは説明出来ません。今回の様なプロジェクトを催すことで、新たな風を吹き込まれて、学校が蘇ったかの様な気持ちにもなります。でも一日じゃ駄目。この地域が本当に蘇るためには、この学校に通うべき生徒が、家族が、この地域に定住する事が必要なんです。岡本さんとのトークでは「こうした場所にこそ最新のテクノロジーが必要」という内容も出てきました。最新の「judd.」でも書きましたが、田舎暮らしをしつつ、都会で抱えていた仕事を継続することは可能な時代です。本人にやる気さえあれば・・・ですけど。資本主義はもう終わり・・・と言われているので、若い世代は生理的に解っていると思うんです、何が「リッチ」であるのか?という事を。






















