Monthly: 2014年5月

date 2014.5.17
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ODK 2014 in Kanoya

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ODK(おしかけデザイン鹿児島)、昨年の舞台は日置市吹上町永吉でしたが、今回は鹿屋。今日(5/17)まで鹿屋市のリナシティで展覧会が開かれています。永吉と違って、鹿屋の街のスケールは大きい。そんな訳でポスターを一カ所に集めて展覧会形式で紹介していますが、実店舗にもポスターは飾ってありますので、是非、対象店舗でお買い物やお食事をお楽しみください〜!
オープニングの時にも語ったのですが、バブル期に大きな企業が大量生産する商品を膨大な広告費を使って仕上げるポスターと、個人商店の暮らしを勝手に応援するポスターの間には、時代の流れを感じます。今、自分たちがやっている活動は、今後、都会の人が参考にしてくれるかも知れません。問題が浮かび上がっているのは、こっちが先ですから。おこがましい、と捉える方、デザイナーの売名行為だと捉える方もいらっしゃる様ですが、自分の知る限りでは、仲間は背水の陣で臨んでいます。いろんな問題点を孕んではいますが、やらないよりはやった方がいいと思っています。

date 2014.5.17
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はめ絵

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料理が運ばれてくるわずかな時間に、子供たちに落書きをさせることが多い(騒ぎ始めると止まらなくなるので、それを抑止する目的もある)。メモ帳を準備し忘れたときは、ご覧のように箸袋を使うこともある。今回は焼き肉屋さんのロゴで、はめ絵をしてみました。左下が僕の作品・・・。

date 2014.5.17
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東市来総合福祉センター二階で開催されている野崎恭弘さんの個展

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野崎さんの絵を見てガツーンと頭をひっぱたかれた気がした。この世代の方は、とりあえずスマホで撮影しておけば何とかなる(と思っている)現代人とは違って、体験した事を「脳裏に焼き付ける能力」が異常に高かったのではないだろうか。野崎さんは、その中でも特別な存在かも知れない。戦時中に起こった事を丁寧にスケッチとして蘇らせている。馬小屋が空襲で火事になり、やけどでピンク色になってしまった馬、米軍が落とした燃料タンクに集まる子供たち。体験した者だからこそ出来る描写が心を打つ。展覧会場と、野崎さんがこれらを体験した場所が同じ地域であることも非常に興味深い。こうした作品は、日置市がきちんとサポートしてもっときちんとした展覧会にするべきだし、歴史資料としてまとめあげてもいいと思う。廊下に貼り出されているだけだったので、その点のみが残念だった。5月25日まで開催されています。

date 2014.5.17
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政府初の人口目標

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「50年後に1億人維持」という政府初の人口目標が発表された。その前には、消滅の危険性がある自治体が発表された。このふたつは大きく結びついている。都市に人口が集中すれば、当然、子育てをしやすいムードとはほど遠い場所なので(実際、自分は東京で暮らした34年間、子育てをイメージしたことが一度もなかった)、子供が生まれる確率は減る。一方、都市に人口が流出する地方(地方という言い方は本当に嫌いだ)は、実際は子育てがしやすい環境でも、高齢社会なので周りに家庭を築こうとしている仲間が少ない。仕事もないと言われている(実際には、あるんだけど)。とにかくこの悪循環をどうにかしないと・・・。おそらく、人口は減っているけど世帯数は増えている(つまり、一人暮らしが増加している)というのも、どうかと思う。都市部で増床工事が行われている光景を見ると、50年後の事は考えていないのでは?と思ってしまう。持続可能な社会を目指すのであれば、家庭を築く舞台を、都会ではなく辺境地や、これまで限界集落と呼ばれていた地域へ向けて分散していくのがいいと思う。国防上もね。

date 2014.5.14
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コンビニエンスとは!

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小学四年生の長男と一緒に床屋さんへ行った。自宅・オーテマハウスから南下すること車で15分。帰りに、吹上でおそらく唯一の本屋さん「竜田屋」さんへ寄った。CD、DVDや文具なども取り扱っているので店内に入ると文化の香りがする。全国的にはこうした役割を「TSUTAYA」が担っているが、こちらでは「TSUTAYA」ならぬ「TATSUTAYA」なのである・・・!長男は慎重かつ適当に、兄弟の分まで漫画や雑誌を選んでいた。帰り道に「中原」という一番大きな交差点にファミリーマートが建設中であることを知る。ここは、かつて名物「あたごそば屋」があった場所(過去記事)。おばあさんが二人で経営していて、何度か食べに行った記憶がある。吹上町の中では一番大きな商店街、その中心にコンビニが出来て、何かが変わって行く予感がした。晩ご飯の時に「(自宅のある)永吉にもコンビニが出来た方がいい?」と何気なく長男に聞いてみた。「出来ると田舎じゃなくなるから、要らない。虫が来なくなる」とひと言。何だか嬉しかった。ちなみに、うちから車で10分圏内には、まだコンビニはない。

date 2014.5.11
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青天の霹靂

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午前中、突然NTT西日本から電話がかかってきて、僕の住んでいる地域で光回線のサービスが始まる、との事!正直なところ、信じられなかった。これまで何度もNTTにリクエストをしてきて、一度も受け入れられる事がなかったから・・・。過去のブログを読んでもらえば解る通り、僕はISDN環境下で随分と悩まされ、住民から署名を集めて日置市に陳情書を提出、ようやくADSLになったのが2009年7月(過去記事)。それからもう5年か・・・。この5年、ADSLで満足していたという訳ではない。市議会議員に直接光回線の必要性を話したり、いろんな場面でとにかく訴えて来たのだった・・・。その一方で、携帯電話の回線の方が速くなるのではないかという予測もあったので、あまり声高に叫ぶのもどうかと思っていたところだった。
ようやくこれで、現代人の仲間入りが出来る。どのようなイキサツで今回、サービスエリアになったのかは不明である。もしかして、あの人が動いてくれたのかも知れない。有り難うございます。
(タイトルの「青天の霹靂」は敢えて良い意味で使いました)

date 2014.5.11
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5月5日・地元の新聞

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選挙では、とにかく原発再稼働反対派が落選してしまう・・・しかし原発立地県である鹿児島の民意は、この通り。どうやら「選挙で反原発派を当選させ日本を変える」という手順は厳しいが「これまで通り当選した保守派議員の意識を変えていく」。その方が手っ取り早いという事なのだろう。(選挙にはことごとく幻滅されられたので、こういう解釈で生きる方が健全である)とにかく選ばれた人はこの民意をきちんと理解してほしいですね。安倍さんの原発に関する意識もそろそろ変わらないと。選挙には行かないけど原発問題には関心がある、という人も相当数いる筈。何しろ、僕が住んでいる地域は原発から30キロ。福島の問題はなるべく自分の事に置き換えて考えるようにしています。子供の日に合わせてこの記事が出た事にも意味がありますね。

date 2014.5.8
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Nissan Leaf(その11)

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リーフを手に入れてから初めて自動車税の納付書が届きました。納税額は15,000円。排気量ゼロだからこんなに安いんだろう・・・。ガソリンも高騰しているから、電気のみで走るというのは助かります。一方、もう一台の1993年式ボルボの税金は上がって、49,500円。これは高い・・・高すぎだ・・・。グリーン化税制対象車だっていうけど、古い車を大切に乗っている人がグリーンなんだと思う(前にも書いた様な気がする)。自動車の買い替えを促進するために古い車は手放せと・・・。どこか間違ってる。「ずっと乗りたい」「これは自分の車」という出会いを殆どの人が知らないから、ずっと乗っている人が変わり者呼ばわりされるんだよなあ。

date 2014.5.8
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モシモシ屋

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非常に気になるネーミングのお店・・・。何やさんなんだろう・・・?開いているのを見た事ないかも。
この商店街、週に一回は必ず通るのだけど、先日、何度か行ったことのあるラーメン屋さんがなくなっていた。残念ながら名前は思い出せない「○○○ちゃん」とか?ある意味、覚えにくい名前だった。ラーメンを食べた後に、何故か(ヤクルトではない)乳酸菌飲料と飴がもらえるのが嬉しかった。気がつくとなくなっているんですよね。
この商店街の近くにあるアミュプラザ(鹿児島中央駅の駅ビル)は増床の工事中。流行りのテナントが幾つも入って、雇用も創出されるんだろうけれども、若い人には古い商店街に興味を持って欲しいな。

date 2014.5.5
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いよいよ今日から

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ODK(OSHIKAKEデザインかごしま)、2014年の活動の舞台は鹿屋。本日5月5日から17日まで、リナシティかのや2Fギャラリーで展覧会が開催されます。5月5日の15時にはオープニングパーティーが開かれます。展覧会場には勿論ポスターが掲示されますが、ODKから各店舗へポスターを手渡すというセレモニー?も、このパーティー内で行われます。僕が担当したのは「food bar 杏(ann)」というお店。個性的なお店、バイタリティあふれる店主のOさん・・・どうやって表現すればいいんだろう?いろいろと悩みましたが、ギリギリのタイミングで入稿しました。是非、直接鹿屋へ見に来てくださいね。ネット上での(ポスター自体の)発表はありません
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あらためて、ODKとは?(Facebookのグループ記事より転載)

デザイナー有志が頼まれもしないのに、問題が存在すると思われる所に行って、問題解決のためのデザインワークを行う。
それが「OSHIKAKEデザインかごしま」略してODKです。

今回、私たちは、それぞれのペースで、デザイナー各人に割り振られた鹿屋市の店舗を取材。それそれ1枚のポスターを制作します。
今回、28名のデザイナーが参加、28種のポスターを制作、掲示します。

デザイナーに依頼するという力がなかったり、そもそもそうした発想がない所にあえて、OSHIKAKEるところに、われわれの目的があります。
老い、疲れ、あきらめた人や場所にも、人が生き活かされるべき生活の舞台がある。人が生きた人生のプライドがある。そうした方々の声を聞き、目に見える形で表現することに、まったく意味が無いとはいえない。

また、デザインする側にとっては、純粋にデザインする喜び、楽しさを再確認できる絶好の場であり、デザインという職種の有用性を確かめる事のできる機会でもあります。

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