む展の最中、とある友人が自宅の菜園で桃が実っている様子を「熱く」語っていました。桃源郷、と話していたのが印象的でした・・・なるほど、言葉の通りですね。で、今、季節だそうです。「やはり果樹だよなあ〜」と思ってオーテマウンテンに出かけたところ・・・こんな桃が収穫出来ました!プラムの一種かな。いつも、隣で暮らしているおじさんから頂いていたので味は知っていたのですが、自分の山から収穫したものとなれば、その価値は変わりますよね。実に美味しいんです。シルバー人材センターの方に頼んで、平地の部分を掘り起こして畑にする計画も進んでいます。日本経済は縮んでいる様ですが、少なくともオーテマウンテンは膨らませたいですね。
Monthly: 2010年6月
オーテマウンテンで桃を収穫!
友人から不思議な荷物が届く。
中身は何なんだろう〜。VIPっていうステッカー、初めて見ました。爆発するかも!S氏有り難う。
レンタルCDを耐えるという姿勢で聴けるか。
ちょっと前に気になっていたが、買うのをためらっていたCD。昨日レンタル屋さんで借りてしまった。早速聴いてみたが、やはりイマイチだった。もし、いつものようにきちんと買っていたら、評価は変わっていたのかも知れないと後悔した。「買う」という行為には自分のポテンシャルを引き上げるという意味も含まれているからだ。責任も生まれる。イマイチだと思っても、もしかするとイイかも知れないという可能性に賭けて何度も何度も聴く。そうしているうちに、7曲目がとても好きになったりする。実際、7曲目というのはLP時代で言えばB面一曲目のキャッチーなナンバーから、ラストを繋ぐという意味で風変わりな僕好みの作品が多い。レンタルの場合は、自ずと評価軸が厳しくなる。厳しいのではなく、乱暴になる。そこには買ったという責任がないから。結局の所、ネット上にサンプルが溢れてしまっているのでアルバム単位で「聴き倒す」という行為はなくなってしまったに等しい。表面的に鮮やかなものばかりが受け入れられたりする(逆に、個人的な小品も同じマーケットに並び、評価されるという側面もあるけど)。アートも「買わないと解らない」と良く言われる。何でもかんでもそうだ。首相がコロコロで変わってしまうのも、見えにくい税金で参加しているからであって、個人献金という行動が一般化すれば避けられるかも知れない。今の状態では評価軸が乱暴なままだから、ちょっとしたミスに耐えられず支持率がどんどん変わるんだろう。耐えるという姿勢が、サンプル文化によって破壊されてしまったのではないか。
cityrama
ボツになったスケッチ。時間があったらきちんと仕上げたい。
どうも有り難うございました。
27TH・2010年「む展」の旅、昨日無事に終了しました。ご来場頂いた皆様、どうも有り難うございました。お陰様で1700人近くの方に観て頂きました。毎日、会場に通い、みなさんとゆっくりお話をする機会をなるべく多く設けたつもりでしたが(それなりに)混雑していて、嬉しい悲鳴を上げていた6日間でした。個展とは違って、何かすがすがしい終わり方・・・さわやかな気分で搬出を終え帰路につきました。(打ち上げは後日?)今回は「トラベローグ」と題した写真展に関わり、自分の作品はホワイトギャラリーで展示したものをそのまま持ってきてしまったので、新作を期待していた方をがっかりさせてしまったかも知れません。しかしそういった点を除いて、客観的に見ると、今年の「む展」は世代間のバランスや硬軟のバランスがとても良かったように思います。来年の「む展」ではこれを上回る企画を出さないといけませんね。何か良いアイデアがあれば、ご連絡下さい!来年の「む展」は今年とほぼ同じ日程、5/31から6/5です。iCalに予定を入れておいてください!
今日からは10月に予定されているU1 SPACEでの個展に向けて準備です、こちらはオール新作で行きます。仕事もしないと・・・。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
27TH・2010年「む展」の旅、本日16:30まで
鹿児島には晴れ、曇り、雨・・・以外にも「灰」という天気の種類があるんですね。写真は会期2日目に、「む展」の会場となっている鹿児島市立美術館から撮影したもの。直撃です。晴れ渡っていた空が一瞬にして霞んでしまいます。硫黄のニオイも立ちこめる。「ドカ灰」と表現されるのですが、いやあホントにスゴイ。これだけのエネルギーを内包し続けている桜島に負けない様、「む展」の最終日もがんばります。今日はKTSのアートマーケットもアミュプラザ(鹿児島中央駅の駅ビル)で開かれるようですから、まず「む展」を鑑賞してから中央駅方面へ!というのが6月6日の過ごし方としては最高なのではないでしょうか。本日もよろしくお願いいたします!
「む展」いよいよ明日まで
早いモノで4日間を無事に乗り切り・・・残り2日となりました。来場者の方々とお話をしているといろんな発見がありますし、当番をしているメンバーと話していても、いろんな事が解ってきます。福岡から現代美術家の方に来て頂いたのですが、「六本木クロッシング2010」の面白さを語っていました。普段はいろんなシステムの中にいる作家が一堂に会していると。規模やセンス、話題性は違うものの、「む展」は昔からそんな展覧会だったのではないかと思います。クロスメディア・・などと言われていますが、鹿児島は昔からクロスメディア社会。マスコミと市民の距離が近い。親しい。話は飛びます・・・田舎暮らしは不便だと言うけれど、クリーニングやさんは自宅まで取りに来てくれるし、パーマやさんは迎えに来てくれる。田舎なりの便利さがある。そういった事例・・・鹿児島が当たり前に抱えている事をきちんと発信する場が少ないのかも知れないし、語る評論家もいないのかも知れない。そこだけが残念で、あとは心配ない。非常に未来的な場所だということを客観視出来るかどうかというのが、暮らしている人の課題だと思う。
そういう事を会場当番をしながら考えたのでした。本日は18時まで、明日は16時半まで。
「ムサビ・ムタビ」(いいですね)
連日お伝えしている「む旅」(勝手に省略)情報です。昨日、お陰様で無事に初日を終える事が出来ました。来場して頂いた皆様、どうも有り難うございました。昨日は、MBC南日本放送とKTS鹿児島テレビ放送株式会社の取材がありました。どうも有り難うございました。夕方のニュースでご覧になった方もいらっしゃると思います。映画「半次郎」のプロモーションで鹿児島入りされている俳優・榎木孝明さん(む展のメンバーで、今回も出品されています)が展覧会について語る様子が放映されました。また、南日本新聞にもご来場頂き、内容についてかなり細かい取材を受けました。有り難うございます。普天間問題と口蹄疫問題で報道スタッフが不足している中で、「今年の取りあげてもらうのは無理かも」と思っていただけに、感無量でした。そんな訳で展覧会初日としては十二分な成果。また、オープニングパーティーは、火山灰と強風の中、中央公園にて決行・・・!twitterでの呼びかけに反応してかけつけて下さった方も何名か。雨が降らなかっただけマシでしたが、持ち寄った豪華な料理の数々が飛ばされたり、スゴイ事になっていました。あまりの寒さに、途中で「390円で服が買える」というサンキューマート鹿児島店に出向いて長袖シャツを調達するなどのハプニングも。安い服を急いで選ぶって、楽しいですね。
***
本日も鹿児島市立美術館でお待ちしております〜!
27TH・2010年「む展」の旅、本日初日!
「む展」いよいよ本日初日です。
搬入を終え美術館を見渡してみたところ、例年よりも随分と賑やかな会場になっていました。参加人数が多い事と、大型作品が多い事などが影響していますが、それ以上に作品自体の質も関係している様です。自分の作品は客観視出来ませんが・・・。どうなるのかと不安だった「トラベローグ」は、搬入時にガンタッカーでバンバン貼っていく途中で、響き渡る音の効果なのか、これまでの取り組むが結実するからなのか、妙〜にハイテンションになっていました。あとは、皆様の厳しい審美眼にさらされる時を待つのみです。
私、オーテマは毎日会場に通う予定ですので、是非ともお出かけ下さい〜!
***
本日18:30より中央公園にてオープニングパーティーを開催します!「食べ物・飲み物を何か一品ご持参ください」というのが基本ルールです。勿論、こちらでもいろいろと用意いたしますので是非ともいらしてください!雨天中止なのですが、今のところ大丈夫そうですね〜。よろしくお願いいたします。