
3月10日、19時から伊作地区公民館で人形劇団「むすび座」による公演が行われました。「小さなお城」「ゆいとケンムン」の二本が、約1時間の中で上演されたのですが、素晴らしい出来でした。僕は、子供を授かる前に、鹿児島県子ども劇場協議会のお手伝いをしていた事があるのですが、その後、吹上地区で中心的な活動をされていた方々が引っ越しをされたのを機に、関わりがなくなってしまいました。今回は次男の通う幼稚園〜妻を通じて、今度は父親目線で、こうした劇に触れる機会に恵まれました。Facebookの登場以降、いろんなイベントが目に入る様になり・・・どれもこれも似た様なものじゃないかと、どこか斜に構えて接してしまう、ひねくれた自分が育っていました。しかし、今回の様な人形劇は、子供たちの真剣なまなざしを通して、何か、心が洗われる様な気持ちになれたのでした。紙袋で出来た動物が動く度に、会場は笑いに包まれます。テキストにするとウソっぽくなってしまいますが、もう、紙袋を見つめる目ではないんですね。想像力を通して、劇団のお二方と子供が一体になっている瞬間が何度も訪れました。わざわざ名古屋から駆けつけて下さった劇団の方々・・・こうした活動をずっと続けているのだと思うと、本当に尊敬に値します。田舎で鑑賞するというのも、感動するひとつのポイントだったと思います。貴重な機会を有り難うございました。






















