江口蓬莱館で友人とランチをした際に偶然見つけたポスター。以前もこのブログで紹介した野崎恭弘さんのイラストだ〜!うまいなあ。デザイン次第ではもっと魅力的なポスターになったのでは?もしくは全部手描きでよかったのかな?
今年のODK(おしかけデザインかごしま)では、この野崎さんの息子さん・ワープデザイン代表の野崎健一郎さんと一緒に活動することになった。これも何かのご縁です。
Monthly: 2015年4月
湯之元温泉馬踊り
音楽図鑑 2015Edition 坂本龍一
「音楽図鑑」は1984年〜僕が18歳の時・・・LPと12inchシングルの2枚組として発売されました。美術学生を目指して勉強していた最中にこのアルバムと出会えたのは本当に運が良かったとしか言いようがありません。坂本龍一のアルバムの中で一枚を選ぶとしたら間違いなくこれですし、「無人島に持っていく10枚」にも必ず入るでしょう。「図鑑」という言葉が何を物語っているか?コンセプトのないコンセプト、というか、ラフスケッチを組み上げて熟成させていった感じ・・・あらゆる音像が一曲ごとに異なった構成で配置され、結果として図鑑を眺めるように、多様な音楽の種類を確かめる性質の作品になった・・・ということなんだと思います。最近では、アンビエントやボサノヴァなど、ひとつのジャンルで括られるアルバムも目立っていますが、これは、教授の厳しさや優しさが織り交ぜられた、多様性に富んだアルバムです。おそらく教授の音楽史の中でも、アイデアが最も溢れ出る時期だったのではないでしょうか。iTunes上では、カテゴライズされにくかったと思われクラシカルとして紹介されていますね。タイトルの要素を抽出してみると、林、森、裏庭、パラダイスなど、いろんな風景が浮かんでくるキーワードが散りばめられていて・・・イラストを描く上で空想の世界を膨らませるのに随分と役立っています。そういう意味ではサウンドトラックなんです。テクノの印象が一般的には強い教授ではありますが、この作品はアコースティックで有機的な部分が目立ちます、もちろん好奇心を駆り立てる電子音も盛りだくさんなんですけれども。今回の「2015 Edition」は、アルバム初収録の貴重なトラックを追加した2枚組、発売当初の2倍超のヴォリューム、HMCD紙ジャケット仕様での発売です。Disc2は「音楽図鑑」を聴き込んだリスナーに対するボーナス的な要素というよりは、新たなアルバムとしてもう一枚完結していると思えるような内容でした。すでにCD化された段階で購入している方にとっても、買い直しに十分すぎる内容となっています。最後に、帯に書かれた「僕たちは、ヒトリ。」という名コピーが、当時高校生だった僕をどれだけ勇気づけてくれたか?絆やつながりが前提となっている今だからこそ、常に確認し続けていきたいのです。
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Hot Wheels
子供とトイザらスに出かけると、我を忘れて覗き込んでしまうHot Wheelsのコーナー。(いい意味で)バカっぽいデザインの宝庫と言えます。今回見つけたのはCroc RodとEevil Weevilという車。現在、放映中の「仮面ライダードライブ」にも様々なオリジナルデザインの車が出てきますが、ここまで振り切れてはいないですよね・・・。Stay Foolishの精神を保つために、近くに置いておきたい二台です。
限定スイーツ登場!
4月18日(土)(10時〜15時)に日置市・吹上町永吉〜永吉商店街一帯で行われる「蓑笠市」に限定スイーツが登場!昨日、最後の実行委員会が開かれ、試食してきました。老舗のお菓子屋さん「末野菓子舗」と香港料理「聚福園」のコラボレーションで誕生したお菓子〜K-ADC Award入選・永吉オリジナルの包装紙に包んでの販売。また、隣町日吉町からは「前田家」さんが初登場、こちらも久多島をモチーフにした新商品を持ってきてくださいます。永吉の街は、この久多島と久多島神社を中心に成り立っていると言えます。永吉のマークも、久多島から見た永吉の街というアングルなのです。街を見直す作業をする際には、やはり先人たちの記憶や知恵をきちんと借りることが大切なのだと、改めて実感しているところです。
それでは「蓑笠市」をお楽しみに〜!
松元の新名所へ
3月にオープンした「都市農村交流センターお茶の里」へ行ってきました。自宅からは車で20分程度、鹿児島市の中心部へも比較的近く、最近開発の進んでいる地域です。「お茶の里」の中には「お茶の花」というバイキングレストランもあり、公園で遊んだあとに食事を楽しんで・・・子供がいる家庭であれば2〜3時間はあっという間に過ぎてしまいそうな場所。オープン当初は渋滞がおきるほどの人気だったそうですが、春休みも終わり、ちょっと落ち着いてきたようです。
写真の遊具は、(遠くで暮らす)僕の古くからの知り合いがデザインしたもの。今回の施工をきっかけに二回ほど鹿児島で会う事が出来ました。いろんなスケッチを見せてもらいましたが、どれも妄想が膨らむ楽しいものばかり・・・こうした形で夢を実現させている彼の姿を見て、羨ましく感じたのでした。
都市と農村の交流は、今後大切なテーマですね。ここは、ギリギリ鹿児島市なのですが、是非あと5分車を走らせて、日置市まで足を伸ばして頂きたいと思っています。
入学式
永吉小学校で、次男の入学式がありました。今年の新入生は7名。「ピカピカの一年生だね」と言ってあげると「俺は汚れた一年生だぜ!」と返してくる次男。恥ずかしいからなのか何なのか、チビッコというカテゴライズから一刻も早く脱却したい様子。僕は「これから大学卒業までノンストップだね。だけどその後はお父さんのようにずっと家にいられるから」と余計なことを言ってしまった。彼がどう捉えるのか想像もつかないけれども、在宅勤務が当たり前の未来になって欲しい。
突然始まる
4/18(土)の10時〜15時に行われる「蓑笠市」の準備・・・今日は香港料理で有名な「聚福園」のご夫婦が指揮をとって、商店街の空き店舗の改修作業を行いました。この物件については、利用方法について、あるいは建物のデザインについて、これまで様々な話し合いが行われてきましたが、僕は考えすぎていた様です、反省。永吉には永吉のやり方があって、勉強して出て来る答えとは違っていました。マーク・ザッカーバーグが「完璧を目指すより、まずは終わらせろ」と言っていました。結局は「行動」なんですね。考えているだけではダメ。絵については、それが分かっているけれど、街づくりはまだまだ素人です。自分は自分のできることをきちんとやりたいと思います。
ノームチューイホー
濃霧注意報が私の暮らす日置市で発令されている様です。標高のある伊集院のお茶畑のあたりでは頻繁に見られる現象でしたが、この2日ほどはいたるところで。
映像作家だったら、この天気を狙ってひとつの映画が撮れそうなムードのある夜です。そういえば「ザ・フォッグ」なんていう映画もありましたねえ。