Monthly: 2015年10月

date 2015.10.18
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

イタチくん

illustration ©ohtematic

IMG_3255
タイムトンネル(僕のアトリエ)にイタチくんがやってきました。何度か見かけたことはあるのですが、ここまできちんと写真に収められたのは初めて〜!という訳でアップしました。昆虫だけではなく、鳥類や哺乳類とも共存している実感が嬉しいんです・・・。

date 2015.10.15
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

日置市には大きなビジョンが必要

illustration ©ohtematic

とある集まりがあって、日置市の未来について語り合った。みなさん、それぞれの持ち場で一生懸命働いていると思われる人たち。仕事として収入を得るという働き以外にも、地域に対しては相当な奉仕作業もしているんだろう。地域おこし、地域創生、まちづくり、いろんな言葉が連日、新聞やテレビを賑わしているけれども、どれも各論というか、小さな出来事が多いような気がしている。それぞれの人生を精一杯生きているんだろうから、それは小さくて当然なんですよね。
そうした個人プレイ(言い方は悪いけど)はもう、かなりのレベルで出来上がってきているし、これからも加速していくんだろうと思っています。むしろ、楽観視しているくらい。
という訳で!
日置市の行政に期待したいこと・・・というのは、まずは情報インフラの整備、そして公共交通機関の整備なんです。もし観光で何とかしたいのだったら、名所や旧跡にwifiスポットが必要だと思うし、その場所を結ぶ交通も必要でしょう(南薩線の復活を強く希望!)。大きなビジョンは、本当はコンセプトとして先にあるべきなんだけど、それが見えないのが残念。素晴らしい場所であるだけに、本当にもったいない。
(写真は新しくなった伊集院駅)

date 2015.10.11
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

吉利小学校はなくなるのか

illustration ©ohtematic

毎週、自宅近くの永吉商店街の空き店舗・通称「Date Spot」で行われるアサカツ(朝の集まり)では、いろんな人が地域の未来について語っています。写真は、毎回来ていただく満冨啓城さんから見せていただいた資料ですが、隣町にある(同じ日置市ですが)吉利小学校の「全国学力・学習状況調査結果」です。全国平均を大きく上回っていますね。現在、全校生徒は33人ということでした。
先日、この吉利小学校がなくなるということが決まったそうです。大変残念な結果ですが、何とかこの決定をひっくり返して存続させることは出来ないものでしょうか。
行政が示す、ひとクラスあたりの理想的な数字からかけ離れてくると、統廃合問題というのがどうしても起こってきます。PTA側にも、競争力がつかなかったり、チームで行うスポーツが成り立ちにくいという理由で大きな学校へと統合した方が良いという考えをお持ちの方もいらっしゃる様です。しかしこの数字を見る限り、少なくとも少数教育だからと言って、学力が低下するということはない訳です。むしろ「落ちこぼれ」が存在しにくい環境と言えるのではないでしょうか。いじめ問題も少ないはずです。数字に出てこない、様々な魅力が田舎の学校には詰まっています。
財政面から、学校を無くしたいという行政側の思いもあるでしょう。しかし、学校が一度なくなってしまえば地域の価値は下がり、若いひとは減り、結果として税収減になるのではないでしょうか(お金の話はしたくないんですが)。小学校は、地域の軸となる最も大切な場所だと思います。廃校ではなく、休校という手段もある様です。出来ることなら、吉利のみなさんには、立ち上がって存続運動をしてほしいですね。

date 2015.10.11
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

アナグマくん現る

illustration ©ohtematic

アトリエに繋がる橋の上に、アナグマくんが遊びにきました。Facebookに投稿したところ「害獣です」「食べたことがあります」というコメントをいただきました。かわいい風貌で憎めないのですが、真剣に農作物と向き合っている人たちには嫌われ者なのかも知れませんね。今年の場合は、特に台風の影響で食料不足になり、人間が暮らす場所まで降りてきているのではないかと思っています。自宅の敷地内でも、本来実るはずの梨が、小さな状態で全て地面に落下してしまいましたから。
以前にこのブログで紹介したアナグマは、おなかに赤ちゃんがいるような太った個体でしたが、今回遊びにきた写真のアナグマは子供?だと思われます。

date 2015.10.11
category news
tags
comments 2 comments | closed
RSS RSS 2.0

今年も、この季節

illustration ©ohtematic

毎年、秋の番組改編時期になると子供向け雑誌に、新仮面ライダーの「なりきりセット」が付いてきます。かなりのパーツ数で、厚紙の素材ですがかなりのリアリティ。組み立てにも時間がかかります。
長男がまず仮面ライダーを意識したのが幼稚園の年長時の「オーズ」だったから、そのあと「フォーゼ」「ウィザード」「ガイム」「ドライブ」ときて、今回の「ゴースト」と・・・平成ライダーを親の立場として観続けて6年目に突入ということになりますね。
「オーズ」「フォーゼ」については、割ときちんと観ていたんですが、さすがに集中力が続かず、最近は投げ出し状態。しかしながら、この付録を作るというミッションは続いていました。今年は、途中まで次男が作ってくれたので楽だったんです。自分が幼少期に接していた昭和ライダーとはまるで違うスタイルで時の流れを感じますが、最近は「妖怪ウォッチ」にしても今回の「ゴースト」にしても、心霊現象ベースのシリーズモノが目立ってきているように思います。大量消費の物質社会には興味がなくなってきている?という流れで現れなかも知れませんが、おもちゃの数は半端なく、容赦なく出てきますね・・・。

date 2015.10.7
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

スペースワールド(4)

illustration ©ohtematic

何故惹かれるのか?というと、このお店・・・二店とも閉まっていたんです。入りたかったという気持ちにプラスして、やはりこのネーミングですね。「スペースワールド」ということで、無理矢理なネーミングやフォルムがあちこちで見受けられたんです。悪い意味ではなく、微笑ましいという感じです。天窓と書いてアバジュール、しかも二番館〜!それから、「SPACE SHOPディーポ」。ここは何のお店だったんでしょうか。検索しても出てこないんですが、さぞかしスペーシーな、コズミックなお店だったんでしょうね。一瞬、ディーボかよ!と誤読させるあたりも、確信犯的な姿勢を感じさせるんです。斜めにスリットが入っているこの外壁のデザイン、懐かしいSF映画を思い出すような・・・既視感に溢れていますね。

date 2015.10.7
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

フナムシ

illustration ©ohtematic

原始的なカッコよさに心を打たれますね・・・いつもは逃げられてしまうんだけど、今回は接写に応じてくれました。熊本県・芦北海岸県立自然公園・湯の児島にて。

date 2015.10.7
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

谷口広樹個展「猿と花」@U1 SPACE

illustration ©ohtematic

既に会期終了となってしまいましたが、薩摩川内市隈之城にあるイラスト専門のギャラリー「U1 SPACE」にて、谷口広樹さんの個展が開催されていました。丁度、僕が高校生で美術予備校に通っていた頃、いわゆる「芸大旋風」というムーブメントがあったんです。伊勢丹美術館で「七福神展」という、まだ芸大大学院に在学中(あるいは卒業したばかり?)というメンバーが集まったグループ展にも出かけた記憶があります。この当時の空気を今説明するのは至難の技なんですが、グラフィックデザインやイラストレーション、広告、そうした世界で輝いている人たちが沢山いたんです。その中でも、日比野克彦氏はNHKの「YOU」の司会をしていたこともあって、若者の間ではヒーロー的存在でした。そんな空気の中で、日比野氏と並べて語られていたのが、谷口広樹さんなんです(当時は谷口康彦)。段ボールアートという言葉に象徴されていた日比野氏のポップな作風に比べて、谷口氏の作品は、和テイストもあり、どこかしっとりと落ち着き払った空気を孕んでいました。かと言って完全な大人向けというわけではなく、画面の隅々にまで細かく散りばめられた遊び心が、当時の高校生にはガツンと響いていたんです。当時、そうしたスターたちを輩出した「日本グラフィック展」や「イラストレーション展」といった公募展には、もちろん自分もチャレンジしていました。一度、準入選にひっかかった事はありましたが、狭き門に当時はいろいろと悩まされたものです。写真の雑誌「イラストレーション」も、もうかれこれ30年ほど前のもの。「どうしてもこの世界で仕事がしたい」という気持ちで(興味のある記事のみ)、穴が開くように見つめたり、読んだりしたものです。
今回の個展は、そんな当時の空気を思い出させてくれた素晴らしいものでした。谷口さんの原画も久しぶりに観ましたが、同じ画面に様々な手法を多用しつつ、さらりとまとめ上げており・・・さすがだなあ・・・と会場を3周ほどして観察してしまいました。昔のような空気は、人々の興味が細分化してしまって、もう戻って来ないとは思いますが、自分で納得の行くような何かを作り出したいという気持ちは、昔と変わっていません。

date 2015.10.6
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

スペースワールド(3)

illustration ©ohtematic

IMG_5297
トイレのデザインもスペーシーな感じでいいのです!男性用、女性用を表すアイコンも、ロボットになっていて・・・。俺人間なんだけど!というツッコミしつつの利用。インベーダーゲームって、開園当初もレトロなイメージではあったと思いますが、ピクセル表現が流行っている今では、逆に新しく感じますね。

date 2015.10.6
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

夏の終わり

illustration ©ohtematic

鹿児島の秋は短い・・・今の気候は、朝は暖房、昼は冷房という感じで寒暖差が激しいんです。自宅周辺ではまだツクツクボウシが鳴いていて、夏が必死にしがみついている様です。幼稚園バスが送り届けてくれる三男を迎えに行く際・・・いつも自宅までの往復で昆虫や植物との出会いがあります。今日見つけたのは、(おそらく)ヒラタクワガタの頭部を運ぶアリたちです。もしかすると、一度捕まえて解放してあげた、あの個体かも知れないなあ・・・。アリたちが冬に備えて食糧を集めている姿はいつ見ても感心します。美味しくはなさそうですけど〜