大切にしすぎて、取り返しのつかない状態になるということは良くあります。しまった場所が解らなくなってしまったり。今回は1995年に竹書房から刊行された「スター・ウォーズ・クロニクル」が、湿気のためにページとページがくっついてしまうという事態に見舞われました。友人に自慢気に見せようとしたら、パリパリ、パリパリという音が・・・。元々、二重の箱に入っているものを、そのままの状態で保管していたのがアダになったのだと思います。国会図書館並みの湿度管理が求められるかも知れません。
Monthly: 2011年9月
スター・ウォーズ・クロニクルを日干しする
中之間ともこ展@POTURI
オーテマハウスから車で南下すること20分ちょっと。南薩では、最もかわいらしいカフェ「POTURI」にて中之間ともこさんの展覧会「9月の庭」が始まりました。国の指定文化財になっている古い病院をリノベーションして作られた空間と、中之間さんの作品の相性がとても良かったです。是非お出かけください。展覧会は27日まで(水曜と23日はお休みです)。
別府城(加世田小学校跡)の遊具
ピーナッツ部分の中にはしごがあり、リス?の尻尾をすべり降りるという変わった「滑り台」です!ピーナッツの「最期の雄叫び」と、リス?の「嬉しそうな表情」のコントラストが非常に上手く表現されており、複雑な心境になりました。
グルマンブルドッグ
南さつま市加世田にある「グルマンブルドッグ」にて夕食!!!1979年に開店というから、老舗ですね。初めて行きましたが、チェーン店ではないファミリーレストランといった趣で良かったです!ハンバーグは4種類のソースを選べて、想像以上の大きさでした。
このロゴも、何だか円谷プロが制作した様で、気合いが感じられますね。南さつま市の市役所を目印にお出かけください!
昔のビテチョー
何册かは捨ててしまったけれど、倉庫の奥から引っ張りだしてきた美術手帖(BT)。学生の頃は、毎月買っていた様な気がする。こういう話をすると、全て昔話の様に聞こえてしまうかも知れないけど、昔って、もっと美術が「みんなのもの」だったような気がする。ウォーホルに代表されるヒーローもいたし。例えばこの頃は、ビデオテープのCMでは芸術家を起用していた。ウォーホル!岡本太郎!日比野克彦!美術そのものが矮小化してしまったせいなのか、それともターゲット層が大幅に変わったのか、BTは辛くてページを開けない号もある。買ってない。自分の感性が古くなったことを差し引いても、釈然としない思いがある。あの頃、大衆はもう少し芸術家の方を向いていたのではないか。
「沈黙」村上春樹
村上春樹の作品は「ねじまき鳥・・・」あたりまでは殆ど読んでいます。今回は短編がそのまま一冊になっているという体裁で193円!です、家族が何故か買ってきました。村上氏の魅力は何通りも語れますが、この作品はその一つの側面が非常に解りやすい形で結実したものだと思います。エルサレム賞のスピーチにも通じる、作家としての哲学が凝縮されているのではないでしょうか。10〜20分もあれば読めますので、夏休みの読書感想文をまだ書いていない方にもおすすめです。
DVD6枚
イオン鹿児島に入っている「旭屋書店」がCD/DVDの在庫一掃セールをやっていました(ちょっと前の話なのでもう終わっていると思います)。今後、CD/DVDは扱わないのかも知れませんね。そんな訳で、全て500円という超特価で販売されていました。学生時代に傾倒していたウディ・アレンの作品3本「インテリア」「セプテンバー」「サマーナイト」は、オールナイトや3本立てで一度ずつしか観た記憶はありません。「コンドル」はレーザーディスクでも持っていますが買い直し、ですね。1975年、シドニー・ポラック監督。ロバート・レッドフォードとマックス・フォン・シドーとフェイ・ダナウェイ。この手のハードボイルドモノは70年代が一番かっこ良く感じます。残りの二本はまだ観たことはありませんが、デヴィッド・リンチの「ロスト・ハイウェイ」とミシェル・ゴンドリーの「僕らのミライへ逆回転」です。こうやって並べてみると、500円だと作家性の強いものを選ぶ傾向があるんだな〜と客観視出来ます。勇気が出るんでしょうね。