
2012年は、自分でも驚くほど、政治に絡む事の多い一年だった。まず年明けに、311かごしまパレードのポスターに使用されるイラストを描いた。この画像は驚くほどの速さで被災地からのシェアもあった・・・。次は鹿児島県知事選だ。こちらも反原発を掲げて立候補した向原よしたかさん関連で、いろんな動きがあった。同じ流れで山口県の知事選も、少しだけお手伝い。これまでは、デザインに関わる者はニュートラルな立場で、黙っているのが役得・・・という様な雰囲気があったが、何か、もう生理的に見て見ぬフリは出来なくなってしまった。そういう時代に突入したと、震災以降は誰もが思っている筈。ところが、先日の衆院選の結果を見ても解る通り、民意は原発推進という選択・・・。経済成長に頼らないでいかに生きていくか「充足経済」「成熟経済」という未来への展望は、浸透していくまでにまだまだ時間がかかるようだ。






















