Monthly: 2014年1月

date 2014.1.18
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鹿児島の100人100の風景

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鹿児島県環境林務部自然保護課・鹿児島大学環境学研究会が編集した「鹿児島の100人100の風景」(南日本新聞社刊)。私・オーテマも何故か登場しています。
「何で鹿児島なんですか?」
と、随分多くの方に質問されました。その答えが完結に書かれていると思います。結局のところ、映画の前半に謎のプロットが出て来て、ラストに向かって回収されていくのと同じで、人生も原風景や原体験に向かって収束していくんですよね。だから、都会に出て行った人は、ある程度の期間働いたら、みんな故郷に戻った方がいいと思います。鹿児島県内で市内中心部に移住した人は、同様にルーツのある地域に戻った方がいいと思います。

date 2014.1.18
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タコの物干・・・

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遅ればせながら昨年IKEAデビューだったのですが、最もIKEAらしく、思わず何個も買ってしまったのが、この・・・タコ型の物干ハンガー「PRESSA」です。残念ながら日本の物干竿にぶらさげるには、フックの部分が細い。ヨーロッパには物干竿がないのかも知れませんね。そんな訳で我が家ではS字フックをひとつ間に挟んで使用しています。本物のタコが干物になっている様子は見た事がありますが「干す側に回る」というのは、逆転の発想でもありますね。

date 2014.1.18
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玉手箱スイーツ

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鹿児島中央駅から指宿駅までを結ぶ「指宿のたまてばこ号」。水戸岡鋭治さんによるツートンカラー(しかも、縦方向に)の車両が話題で、開業当初はチケットがとりづらかったのを覚えています。海側に向かったカウンター席があるんですが・・・実際に乗って見ると、「どうして今までなかったんだろう?これが正解だよね」と誰もが感じると思います。素材や装飾ではなく、機能だけ取り上げると、ある意味あたり前のデザインなんですね。しかしこの当たり前を実現するために、想像を絶する闘いがあったと察します。その熱量が伝わってくるだけで、心地よい。この車両の中で限定発売されている「玉手箱スイーツ」。そのパッケージを担当しました(CD:早川由美子 D:村山淳)。もう随分前の仕事になるのに、先日(1/17)乗車したときに、まだ売られていました。イラストの寿命というのは、早いものは1週間程度だったりするので、長く使われているとうのは嬉しいものですね。ご覧の通り、玉手箱をモチーフにしたもので、中から煙が出てきそうなんですが・・・指宿産のそら豆やお茶を使ったスイーツが入っています・・・。よろしくお願い致します。

date 2014.1.18
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under’s high vol.23

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アンダーズハイ第23号。鹿児島のフリーペーパーとして歴史を重ねて、随分と風格が出て来た様に感じます。CHABINさん、KENTAROさん、Matsushitaさん、juntokiさんの情熱に敬服します。僕は批評家の井原慶一郎さんと、不定期的に参加させて頂いております。いつもは、時事問題について辛口の表現が中心になっていますが、今回は、昨年鹿児島市立美術館で行われた「第30回む展」時における僕の公開制作の模様が紹介されていて、若干ゆる〜いページに。美術館内で仕上げた作品を見ながら、井原先生と僕があれこれと語っています。

date 2014.1.7
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チャオ

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友人の間で話題の?ファミリーレストラン「チャオ」に出かけてきました。チェーン店ではない様で、お店のあちこちで、個人の意志が感じられるメニューや内装を発見出来ます。マスターの気持ちが愛されているというエネルギーが伝わってきて・・・結局は、そういう事なんだと思いますね・・・。「チャオ」っていうからには当然イタリアンなんだろうと察してしまいますが、グーグルでは思い切り「和食店」って書いてある・・・。それだけメニューの幅が豊富だし、お弁当屋さんとしてのテイクアウト専用窓口もありました。常連客らしき人達はみんな「ちゃんぽん」を食べていましたね。今回はハンバーグを食べましたが、次回は麺類かなあ〜
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date 2014.1.7
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回転レストラン

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廃墟マニアではないんですが、こういう建物に目を奪われてしまいます。回転レストランだと思われる施設が乗っているホテル跡(だと思います)。センスのある誰がかきちんと手直しをして、回転レストラン機能も復活させれば・・・と思ってしまいます、勿体ないですね〜。えびの中心街に向かう途中、国道221号線沿いで、思わずシャッターを切りました。

date 2014.1.7
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RHODIA

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近所の某量販店で家族がRHODIAのファクス用紙やメモ帳を買ってきました。1000円が140円という信じられないディスカウント率。(もともとが高めなんですが)ファクスは、確かに最近あまり使われなくなってしまったけれども、便せんとして使えばお洒落だと思います。(そういえば手紙も書かないのか・・・。)

date 2014.1.7
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凧上げ

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今年は、1日から2件連続で地域の新年会に出席しました。正月早々・・・、と思う方もいるかも知れませんが、近所の方々と顔を合わせるというのは、この歳になると意外と気持ちよく感じられるもの。普段は鹿児島県外で学んだり働いたりしている、今年20歳になる若者の挨拶があったり、スポーツ少年団の決意表明があったり。
そして、凧上げをしましたよ。風がそこそこ強かったので上手く上がるかと思ったのですが、凧の出来が悪いのかイマイチ・・・。で、ご覧の通り、凧上げっていうのは、冬場使われていない「田んぼ」でするのが一番いいんです。あぜ道を走って!広大な敷地に誰もいないし、凧上げ以外では使われていないという贅沢な状況ですが、凧上げ大会とかやったら面白いんじゃないかなあ〜。

date 2014.1.1
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2014年。あけましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
午年・・・今年はトシオトコであります。「不惑の40代」などと世間では言われている様ですが、まだまだ、迷い、模索の日々です。
そんな訳で、通常のイラスト業務は年末年始も営業しております。

新春スペシャルとして(想定読者数・20人)、これまでの半生を振り返りたいと思います。(「む展の人々30年」という冊子からの転載です。)

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大寺聡の半生

国立二小のソフトボール選抜チームでピッチャーとして活躍。決勝まで勝ち残る腕前だった。中1の冬まではバレーボール部に所属するスポーツ少年。本当は漫画家になりたかったのに「自分を・偽って・いた」(ポーン♬ピアノの音)。放課後、部活で費やされる膨大な時間を勿体ないと感じる様になり先生に泣きながら退部を申し出る。「大寺、部活やめるってよ!」とごく少数が大騒ぎ。それ以降はひたすらクリエイティブ活動。同じ帰宅部仲間とラジオドラマを制作したり、同人誌を作ったりと、自由な時間〜そして創造の楽しさを知る。三鷹高校時代は漫画研究同好会の会長に就任。校内に落ちている空き瓶を換金し活動資金にしていた。この頃の日本のマンガ、アニメについての知識は殆どなく、小学校6年の時にカルチャーショックを受けた映画「スター・ウォーズ」以降はその手のSF感覚に取り憑かれ雑誌「スターログ」などを読む毎日。長岡秀星やシド・ミードなどのSFアートが絵の原風景と言える。ところが美大受験を志す頃からポップアートや日比野克彦らの芸大旋風などの感覚も脳内でミックスされていく。ムサビ時代はバブル後期で世の中の浮かれ方には疑問を感じていたが、デザインや広告のブームに助けられていた面もある。そんな中、絵を描く仲間たちと「就職したら人生終わり」という思想の下、「就職しない活動」をしていた。フジテレビでアルバイトをしながら営業営業また営業。ムサビで卒業制作をしていた1989年の大晦日に父が他界。故郷を捨て都会に定住することの意味についてあれこれと考える。28歳の時に独立、数年の準備期間を経て、活動拠点を東京から本籍地である吹上町永吉に移す。インターネット社会が実現され「情報としての自分」という基軸が生まれたことが大きい。また「通勤」というライフスタイルが、家庭や地域が壊れ一極集中型社会を加速させた一因だと思っているので「お父さんは昼間から家にいる方がいい」が信条の在宅勤務。現在三人(8、5、3歳の男の子)の子育て中。
 21時就寝3時起床という生活スタイルをブログなどで公表していたところ、それが原因なのか別の要因があるのか最近は誰からも飲み会に誘われなくなってしまった(汗)。