ダグラス・トランブル監督の映画「サイレント・ランニング」。ダグラス・トランブルはその後「未知との遭遇」の特撮でも一躍有名になった。そしてブルース・ダーン主演(今年のアカデミー賞で脚光を浴びていましたね)。1972年の映画だから「スター・ウォーズ」の5年前・・・当時のSF感覚を楽しむ意味でも価値のある映画と言っていいと思います。正確に言うと僕はテレビでしか観た事がなかったのですが、今回観直してみて想像以上に印象に残っているシーンが多かったですね。かなりのインパクトとして頭に残っていたんだなあと。造形センスや、ロボット(ヒューイ、デューイ、ルーイと名付けられた二足歩行のロボットは)の可愛さと動きの素晴らしさは特筆に値するもので、後のSF映画に与えた影響は相当なものだったと思えます。船外で宇宙船を修理している最中に磁気雨に飛ばさせてしまうシーンは、「スター・ウォーズ/エピソード1」でオマージュとして取り上げられています。また、宇宙船にはバックミンスター・フラーのフラードーム風のユニットが取り付けられていて、そこで植物や動物を丁寧に育てているという設定も斬新でした。写真上の様に「ドーム内の植物から、ガラス越しに土星を見る」という構図は、様々なヴァリエーションで、子供の頃何度も何度も目にした光景なので、懐かしいんですよね。今回は、昨年再発された、ほぼ1000円のDVDを購入しての鑑賞でしたが、日本語吹き替えを収録したブルーレイの商品化を希望〜!です。Joan Baezのテーマソングも素晴らしかったです。DVDには収録されていなかったけどメイキングも見つけた。
Monthly: 2014年4月
久しぶりに観た「サイレント・ランニング」
K-ADC AWARD 2013年鑑
昨年、審査員を勤めさせていただいた「K-ADC AWARD 2013」。その年鑑が届きました。ページをめくっていると、審査当日の緊張感がよみがえって来ます。一瞬で審査しなくてはいけなかったので、ゆっくり見ると、その内容の濃さに改めて驚きます。九州のデザイン事情、この数年で随分と変わってきたのではないでしょうか。全国区の仕事はもちろんですが、超ローカルな仕事も刺激的。見応えがあります。是非お手に取ってご覧ください。
永吉のマーク
僕が暮らしている「日置市吹上町永吉」は、昭和の合併前は「永吉村」として存在していました。3年ほど前から、その永吉の中心街を活性化させる活動をしているのですが、最近は、今週末(19日)に開催される「蓑笠市」の準備をしています。昨年度は「ODK(OSHIKAKEデザインかごしま)」の取り組みがあったため、随分と盛り上がりました(昨年好評だったスタンプラリーは同じ内容ですが、今年もやります)。このデザインの勢いを何とか継続させていこう、という事で、今年は永吉のマークを考案しました。歴史を、日置市の職員や地元の公民館の協力を得て調べてみましたが、永吉村の「村章」はありませんでした。また、昔の歌(「ながよし音頭」など)の歌詞を参考にアイデアを膨らませようともしたのですが、歌詞の内容は、既になくなってしまった養蚕やたばこの栽培が目立っていました。そんな中、同じ活動をしているメンバーの方から「永吉という地域を俯瞰で捉えた図案はどうでしょう」というアイデアを頂きました。しかも(地図にならって)北を上にするのではなく、東シナ海に浮かぶ「久多島(くたじま)」から見た永吉がいいと。確かに、吹上浜に行くと必ず久多島に目を向けます。そして、あの島も永吉の一部なんですね。桜島も、天気のいい日には見えるので、図案の中に取り込みました。今のところオフィシャルなマークではありませんが、徐々に地域の方に親しんでいただければいいなあと思っています。
今回の「蓑笠市」では、旗の予約販売、ステッカーと缶バッジの販売を行います。どうぞよろしくお願いいたします。
Facetime
友人とFacetimeをする機会が増えてきました。ちょっと前はiPhone同士、という環境だったけど、最近では、MacbookPro⇄iPad、という組み合わせも・・・。以前よりも慣れてきたので、多少の間があっても音声通話ほど気にする必要もなくなってきたし、無料通話なのでゆるーい会話に適していますね。また、先日は東京の広告代理店とFacetime会議も行いう機会もありました。初めてお会いする方たちでしたが、15インチのモニター越しだと臨場感もあって、その場でこちらのラフスケッチを見せたり・・・と、距離を感じずに打ち合わせが出来たんです。
写真はFacetimeで友人に「チョコ食べたいなあ」と何気なく発言したところ、翌日にチョコ(実物)が郵送されてきたので!記念に撮影したもの。こちらからも何かお返しを送らないとなあ〜。その友人とは、情報交換や物々交換の仕組みが進んで「貨幣がなくなる未来」の話をよくしています。
自分成分
自分の成り立ちを「成分表の様に」時代ごとに区切ってみる。僕は昭和の時代を22年、平成を26年生きてきた。昭和の男だと思っていたけど、平成成分の方が多い。また、社会に出てからの歴史は、東京時代10年、鹿児島が15年だ。つまり、鹿児島成分の方が多い。東京にいる頃と、細胞は入れ替わっているだろうから、昔の自分とは別の人間と言ってもいいと思う。自分が何を考えてきたのか、ぼんやりとしているし「これから何を考えて行くのか?」という事についてもぼんやりとしている。子供は日々成長していることが手に取るように解ったりするけど、親も、変わって行く。今日の家族には、今日しか会えない。
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プログラマー向け書籍の表紙・翔泳社(2010)
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プログラマー向けの書籍の表紙・翔泳社(2011)
動物のラーメン
一昨年、このブログで紹介したキリンラーメン。その後、食べる機会はなかったのですが、久しぶりにマルヤガーデンズの食品売り場に行ったら、びっくり。仲間が増えていました。イルカ・・・アザラシ・・・など、ラーメンとはほど遠い印象の動物たちが。どれから食べようかな?と悩んでしまいます。僕は、大人げなく・・・子供の分も味見して一気に4種類の味を楽しみました。通常のインスタントラーメンよりも割高感がありますが、その分、麺がしっかりしていると思います。パッケージ、大切ですね。食べていて会話が弾みます。