
自宅から道のりで85キロほどに位置する霧島。往復となると、一度の充電が必要である。目的地「霧島いわさきホテル」の近く、鹿児島空港のレンタカーやさんに充電スポットがあるので、まずはそこを目指した・・・。ところが!何と急速充電器が故障中。充電器の位置を示す専用ナビには、故障中とまでは表示されていなかった(将来解決されることを望む)。仕方なくこの位置から一番近い国分の充電スポットまで車を走らせる・・・。国分の日産自動車で何とか充電出来た。この時点での航続可能距離は156キロほどだった。せっかく国分に来たんだから・・・ということで話題のベトナム料理やさんに立ち寄ってみた〜写真はその駐車場からの風景。しかし国分から霧島までは長い上り坂が続いて、目的地に着いた時の航続可能距離は80キロを割っていた。その後、いわさきホテルで日帰りの温泉に入り・・・帰り道で子供たちがクワガタや蛾を捕まえるというお決まりのコース。帰りに、もう一度充電する必要があるなあ〜と思っていたのだが、考えてみると、霧島から自宅まではほぼ全ての道が下り坂なのだ。一度、鹿児島市内のあたりまで様子を見ながら運転することになった。リーフは下り坂が続くと、回生と呼ばれる現象で蓄電が進む。アクセルやブレーキ操作で相当な差が出るのだが、この日はもう充電したくなかったので、アクセルは必要最小限にしてエアコンもOFF。その結果、霧島の山を下ったあたりで航続距離が120キロほどに回復〜!これだけあれば、普通に走っても自宅まで戻れる。そういう訳で、そこから先は特に電池の残量を気にする事もなく自宅まで辿り着いた。残量は70キロほどだったかな・・・。
ガソリン車と違って「なくなったら継ぎ足せばいい」という感覚ではなく「どうやって省エネドライブしようか」という気分が面白い点だ。航続距離はこれからの技術でどんどん伸びる筈だけど、あと2倍あれば途中で充電することなく鹿児島県内はどこでも行けるようになるだろう。



















