
鹿児島市役所のロビーにある市民ギャラリーで、先週、「む展予告展」なるものが開催されていました。会場では「むさび校友会作品展」というタイトルがつけられていました。自分も参加しているんですが、敢えてweb上での告知は最小限に留めたんです。というのは、この「む展予告展」をわざわざ観に来てくれた方々が、来週から始まる「む展本展」を観てくれないのでは?という危惧があったからです。実際、このギャラリーに来る方というのは、役所に用事があって「たまたま、そこにギャラリーがあった」というだけで鑑賞する訳ですよね。ただ、来場者数からすると本展よりも随分と多いのではないかと思います。僕が普段やっている仕事も「たまたま目にする」という性質のものが多いので、ある意味似ているのかも知れません。
このむ展の流れ・・・最初の連絡はなんと未だに往復葉書を使っています。途中からFacebookのやりとりに切り替わったりしますが。電話やファクスなども普通に利用しながらのコミュニケーション。80代から20代までが参加する展覧会ですから、世代格差はありますね。そんな訳で、展覧会のあり方も、web世代に向けずに行う予告展と、そうでない本展、二枚舌やダブルスタンダードというとアレですが、使い分けながらやっています。本展は23日から、鹿児島市立美術館です。よろしくお願いいたします。

























