未来のショッピングモールの様子。
Monthly: 2015年6月
東芝研究開発センター(3/5)
東芝研究開発センター(2/5)
未来の高速道路の様子。
東芝研究開発センター(1/5)
未来の病院の様子
公共交通機関に期待する
大雨が降り続いた影響で、鹿児島の鉄道が麻痺しました・・・。普段は公共交通機関を使っている人たちも、自家用車に乗り換えて職場へと急ぎ、大渋滞。写真の武岡トンネルは普段から渋滞する場所ではありますが、全長1500メートルのトンネルを40分以上もかかってしまうというのは、やはり異常事態と言わざるを得ません。ご覧の通り時速0km。もっと便利な道路を!とかトンネルを太くしろ!とか、立体交差にしろ!とか、そういう発想は自分には全くなく・・・むしろ現在ある道路を使って、できる限り市電を走らせて欲しい。2011年に行った個展「ライトレール・トランジット」はまさにそういうテーマでした。周辺地域に巨大な駐車場を設けて、中心部へは市電でアクセスするスタイルです。熊本の市電は全国共通のSUICAやSUGOCA、PASMOなどのICカードが使えるのに鹿児島の市電はガラパゴスカードのみ。こういう姿勢からも、県民や市民の意識が「車社会のお気軽さ」に毒されていることがわかります。交通弱者が増えたり、自分で運転出来なくなる日に備えて公共交通インフラは整備していきたいですね。今回、麻痺してしまったのも、JRの姿勢ではなく、自分たちの公共交通機関に対する関心の低さが原因なんだと思っています。昔の鉄道網を全て復活させたいなあ。
雨の中ジャズを聴きに行く
大雨の中、車で30分ほど北へ。久しぶりに串木野の「パラゴン」へライブを聴きに行った。この天気、どうですか?しかし気持ちをジャズに切り替えるには最高だったかも。
今回聴いたのは、小林陽一&JJM(ジャパニーズ・ジャズ・メッセンジャーズ)。どんな演奏になるのか、毎回始まってみるまではわかりませんが、とにかく・・・小林陽一氏のドラムが一音一音の刻みが物凄く的確で驚愕しました。そこに、自分より遥かに若手のフレッシュな演奏が切り込んでいく様子が実に心地よかったです。たまに、人間力が突出しているために、とっ散らかってしまうジャズも耳にしますが、今回は統制のとれたチームという魅力が際立っていたと思います。
最近、テレビ番組でタモリが「ジャズを演奏していてもジャズにならない人がいる」という様な発言をしていたんです、ジャズは音楽のジャンルではなく生き方なんだと、そういう話なんでしょう。今回は、そういう意味でもかなりジャズな5名だったのではないでしょうか。
雨上がりの虫たち
梅雨に入ってから、晴れ間をほとんど見ることなく一週間近くが過ぎたような気がします。12日(金)はようやく太陽の光が見れた〜!という日だったので、朝、庭を一回りしました。10分に満たない時間でしたが、いろんな生き物に出会うことが出来ました。縄跳びロープの上をモノレールの様にはうカタツムリ、交尾をしている蛾(名前が分からないので、詳しい方からの情報を待っています〜!)、メタリックな質感がカッコイイ「マダラアシナガバエ」、それから水滴をつけた表情が可愛らしい「ヒロヘリアオイラガ」(でしょうか?)。庭で出会う昆虫たち・・・一体何種類いるのでしょうか?すべての住人の名前を覚えるのには一生かかりそうです。言葉を交わすことは出来ませんが、仲間という意識で見つめています。
外付けブルーレイ
現在、データのバックアップはTime Machineで、USB3.0で接続された外付けHDDと、wifi経由でTime Capsuleの二台に交互に行っています。それでも気分的には不十分で、やはりディスクに焼いておきたいもの。以前からDVDの容量には限界を感じていて、この度ようやく外付けブルーレイの導入に踏み切りました。特に、ここのところ写真やビデオの容量が爆発的に増えて、取り扱いに困っているんです。写真を沢山撮らせて〜クラウドに保存させて利用料を取るという戦略なんでしょうけど、自分はディスクに焼くという選択を取りました。1枚に24GB程度は焼けるので、こちらの方が現実的だと思います。アップルの純正品が出るのを待ち望んでいますが、ソフトの再生も含めて当分はサポートがなさそうなので、Logitecのドライブ(書き込みソフトToast同梱版)を買いました。バックアップ中心の使い方ですが、プレイヤーで再生出来るブルーレイディスクを焼くことは出来ます(Mac上での再生は別売りソフトで可能となります)。
テレビ録画に使用しているブルーレイディスクレコーダーも、撮りためた番組をディスクに焼くことが中心の作業になっており、観ることってあんまりない・・・「とりあえず焼いとけ」っていう、バックアップ病なのかも知れません。
庵野秀明特撮博物館@熊本市現代美術館
行ってきました〜庵野秀明特撮博物館@熊本市現代美術館。今回の熊本旅行はこの展覧会がメインイベントでした。東京では何時間か待たないと入場出来なかった、という話も聞いていたのですが、さすがに九州は適正人口、比較的ゆっくりと観ることが出来ました。庵野さんが注目されるきっかけとなった処女作(なのかな?)、DAIKONのオープニングアニメというものを、僕は当時親しかった友人を通して観た記憶があるんです。その頃、もう自分はスター・ウォーズやポップ・アートに取り憑かれてしまっていて、「確かにすごいけど自分のやりたいこととは違うな」と感じたのを昨日のことのように覚えています。この瞬間に「これは自分のやりたい世界だ」と思った人(あるいはその軸に以前からいた諸先輩方)が、この展覧会を形作っている事が想像できます。そして、この軸に居る人々の熱意というものは、本当に凄まじいものだと、本当のクリエイターなのだと・・・しかも成し遂げていると!・・・決定打の出ない自分は羨ましく外野から眺めているんです。自分にも勿論、熱意(のようなもの)はあるけれど、こういうチームプレイで構築された世界観には到底かないません。以前にも書いたことがあるけど、ポップ・アートの勉強をしている際、ルーシー・R・リパード著「ポップ・アート」(紀伊國屋書店)で出会ったパオロッツィの言葉〜「1958年にLAのはずれで産出される安物のSFの中に今日の小雑誌よりもはるかに高次の想像力が存在することは考えうることである。同様に筆舌につくしがたいといった類いの感動が制作費のたやすい恐怖映画の上映で充分に味わえることもありうるのだ、現代の芸術家はこのことを考えているのだろうか」〜に、今でも自分は勇気付けられています。いわゆる現代美術は、SF映画からの「エッセンスのみ」の状態である場合が多い、と自分は感じています。「切り捨ててシンプルにすることが気持ちいい人」も多いので解らなくはないですが、当然、エッセンスだけなので自分にはもの足りず、やはり画面の隅から隅まで作り込まれた世界に興味があるんですね。そういう意味でも、強靭な体力と意志を感じ、自分のモチベーションを上げる刺激的な展覧会でした。
桂花本店
東京に住んでいる頃、新宿の世界堂で画材を買った後は、熊本ラーメン「桂花」末広店に必ずと言っていいほど寄っていました。センター街の脇にあった小さな「桂花」にも良く行ってたなあ・・・。肝心の、熊本にある「桂花」本店に行ったのは恥ずかしながら今回が初めてでした。鹿児島と熊本、意外と遠いのです。一瞬、懐かしい味と感じたけれども、本場の美味しさというのは格別なものです。熊本市は地下水で全世帯に水を供給しているというから、そういう環境も影響しているのかな?東京の味よりもサッパリと感じました。店内の雰囲気も、東京では「ザ・男の店」っていう感じなんですが、こちらでは女性店員が多く(これは九州独特のスタイルなのかも)餃子や炒飯のセットもあって、子連れでも入れる親しみやすさがあります。
ロゴマークとキャラクターが秀逸で、昔から好きなデザインです。