夏休みの自由研究
隣町から、小学生二名がタイムトンネルにやってきました。夏休みの自由研究なのか、何なのか・・・僕にインタビューをするという事で・・・。さすがに小学生の質問はストレート。「何年、絵を描いていますか」とか「これまでに何枚絵を描きましたか」など・・・。前者の質問に対しては、子供の頃から描いているから正確には分からないけど、仕事としては20年、と答え、後者は、毎日平均して3枚描いているとして、2万枚くらいだと思う・・・と答えました。あとは、中学校1年の時に絵で生活していく事を決めた話。絵以外で、自分が喜びを感じるものがないし、また、人にも喜んでもらえそうだから・・という理由を説明しました。小学生の頃は、普通に絵を描くし、それで友達とコミュニケーション出来る。大人になるにつれ、周りの人たちが絵を描かなくなっていき、相手が身近な友達から社会へと変わっていった。おおまかに言うと、そういう流れです。この話は通じにくいかも知れない。その他、「デジタルと手描きとどちらが好きですか」という質問に対しては、手描きの方が気持ちいいけど、イメージに近づける手段としてデジタルを使わないといけない・・・という事も伝えました。解ってもらえたのだろうか・・・。こんな質問もあった「人間の絵と昆虫の絵、どちらを多く描いていますか」。これには「人間の方が多いけど、昆虫も沢山描きたいね」と答えたのですが、最近尊敬している作家の人たちって、あまり人間を描いていないんですよね。恐竜ばっかりとか・・・。そういう意味で、まだまだテーマが絞り込まれていない自分を再認識させられました。夏休みもそろそろ後半です。宿題はなるべく早めに片付けて、残りの休みは思いっきり遊んでくださいね。写真は7月31日の「永吉ダム」。緑・緑・緑・・・・。車を止めてお弁当を食べました。
アグリステーション
2009/08/07 22:16
そんな質問の中に本質的なものが含まれていることがあります。今回は、どうだったでしょうか?
そんなに深い質問は考え付かなかったようですが。
自分自身イラストを描く工程を知ることができて、勉強になりました。
帰りは質問も忘れて遊んだことばかり話していました。
楽しい時間をありがとうございました。
マティック
2009/08/08 07:02
子供の質問・・・鋭いですね。どうしてマックを使っているんですか?という問いに対しても、難しく答えすぎてしまいましたね。「カッコイイから」とか、そんな表現で良かったのではと反省しています。
イラストを仕上げる行程の説明は、意味が解ったのか、どうなのか・・・。そもそもデジタルって何なのか・・・自分でも問い詰めている毎日ですから。