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date 2005.6.13
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残したい鹿児島のデザインその21


株式会社サメシマの「氷砂糖」である。最近、氷砂糖を食べる機会がよくあり(自分で買っているだけ・・)、パッケージが気になった一品。何社か試してみたが、一番甘いかも。甘いものが苦手な人は避けた方がいいですね(そもそも、そういう人は氷砂糖なんか買わないか〜)。
南国で暮らしていると、何かと氷の世界に想いを馳せるのかも知れません。今では全国区の「白熊」も、最初はネーミングにビックリしました。この氷砂糖の場合も南極を舞台にして、親子らしきペンギンが、氷の結晶を見つめています。配色も、絵自体も大変魅力的ですが、一番気になるのは「自然いただきます。」「自然いただきます。」と繰り返してある所かな。繰り返し・・というより、ループ状態で頭の中を延々と流れるフレーズです。確かに、原材料をみると「さとうきび」としか書いてありません。ケミカルなおやつが氾濫する中、男らしいおやつです。
裏面に「カロリーは・・・100グラム中400カロリーと食品の中でもたくさんのカロリーを含み、どんな気候にも変質しません」とある。今時、高カロリーを自慢するのには更に深い訳があり、「肉体労働の後の疲労回復に」「ハイキング、山登、水泳のおともに」などと文章が続いています。水泳をしながら氷砂糖を食べるわけにはいきませんが(どの道泳げないから、いいか〜)、もし、何かの時には必需品となること請け合いですよ。

Comments: 4 comments

  1. ユカリン

    久々の書きこみです。こんばんは。
    私的には、<氷砂糖は水泳のおとも>です。
    というのも、鹿児島ではいくつかの小学校で<錦江湾横断遠泳>が行われます。実際私も小学生の頃経験しましたが、錦江湾のちょうど真ん中辺りにさしかかった頃に、先生が列を回って子供たちの口に氷砂糖を入れてくれます。それこそ<疲労回復>なのかな?だからなのか、海に入ると氷砂糖を食べたくなります(笑)。しょっぱい海水とあま~い氷砂糖が記憶の中に残っています。
    確かに男気のあるおやつですね。
  2. 鹿児島では「水泳中に氷砂糖を食べる」というのは常識だったのですね。塩味とブレンドされると、美味しいかも知れませんね。
    「遠泳」・・泳げない子供は休んでもいいのでしょうか。
  3. ユカリン

    <遠泳>は水泳同好会の子供たちなので大丈夫です。4キロありますから、40周検定に受からないと参加できません。(学校のプールを40周ぐるぐる泳ぎます。足がついた時点で×です。)夏はプール漬けですね。(そこでも氷砂糖大人気でした。)
    泳ぎの得意でない子供は器楽部に入ったりして、磯の海岸で応援してくれます。懐かしい夏の思い出です。
  4. 強制でないと解り、ほっとしました。泳げない子供にとって、プールの授業は地獄ですからね。40周検定というのもスゴイですね。多分、一周でダウンします。