河野義行さんのスピーチ「票を入れるのは個人だ」
6月9日「知事選勝利をめざす総決起集会」における河野義行さん(松本サリン事件の被害者)の演説@鹿児島県婦人会館
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鹿児島市民になりまして、二年経ちます。(拍手)
(中略)
今回の選挙を考えたときに、私は長野県におりましたけれども、2000年の6月に知事選がありました。吉村午良さんという知事が5期やって、後継者として池田さんという副知事が立候補するという状況だった訳です。共産党の県議以外は池田さん支持、そういう構造ですね。或いは建設業界、或いはJA関係、みんな池田さん支持ですね。もう、誰が見たって「池田さんが当選だろう」と言われていた選挙なんです。そんな中でですね、まあ、言ってみれば、草の根の運動をやった知事がいるんですけど、実は「その知事が勝った」ということです。つまりですね「圧倒的有利だ」と思っていてもですね、或いは組織が「その人を支援する」と言ったところで「票を入れるのは個人だ」という事です。
(大きな拍手)
ですから、この選挙も草の根運動でやっております。ひとりひとりが、投票の前まで、真剣にですね、向原さんの方針、思想というものを広げて頂きたいと思います。そして、選挙というものはですね「勝てると思わなければ勝てない」ということです。ですから、皆さん方「この選挙は勝てるんだ」という強い信念を持ってですね、横に広げて頂きたい。
(中略)
がんばりましょう!
(大きな拍手)
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4分足らずの短い演説でしたが、会場は沸いていました。テキストでのみの紹介で、ニュアンスは伝わらないと思いますが・・・文字おこししてみました。














