
恥ずかしながら初めて「太陽の塔」を観てきました。これは、本当なら、もっと若い頃に観ておくべき「作品」だった。作品という言葉に閉じ込めてしまうのは、明らかに違うんだけれども・・・。観て、思わず、涙が浮かんでしまった。もう、スケールとしてのスゴさに感動したとは勿論だけど、「こういう日本には戻れないんだな」という感傷もあった。こうして太陽の塔は残っているんだけど、岡本太郎の視線に、今の日本はどう映っているのだろうか。万博で沸き上がっていた頃の状況とはあまりにも違うから・・・。太陽の塔に見下ろされながら、いろんな事を感じました。