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date 2014.12.4
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宮崎市美術展

宮崎市美術展

すでに会期は終了していますが、第39回「宮崎市美術展」の審査〜講評をしてきました。今後、市民の美術展とはどうあるべきなのか、展覧会初日、宮崎アートセンターの方々、実行委員の方々、そして審査員で話し合いの場が設けられました。
これは鹿児島でも問題だと(個人的に)思っているのですが、こうした性格の美術展では、やはり美術教育という場から抜け出るような、ポップカルチャーに総称される作品群を拾い上げることがなかなか難しい。アカデミックな軸はもちろん必要なんですけれども、そればかりだと学校の先生や絵画教室の先生を目指すという方向がメインになってしまいます。実際、デザインの現場では様々な職種があります。「絵が好きで美術を始めた人が、きちんと働く場所があるよ」と、ストリート側(という呼び方は的確ではないかも知れませんが)からの提示が必要なのだと思っています。アカデミック側と、ストリート側の接点が膨らんでいくことで文化度は向上していくのではないでしょうか。
写真は宮崎駅から栄養軒(有名なラーメン屋)までの道のり。建物の遊び心は鹿児島より高いのでは?

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