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date 2015.8.6
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会田誠氏の問題作を見てきました

会田誠氏の問題作を見てきました

個展の搬入前に時間があったので東京都現代美術館で開催されている「おとなもこどもも考える ここは誰の場所?」を見てきました。撤去するかどうかという問題にまで発展したこの作品。僕が日頃思っていることを代弁してくれていました。見る人によって感じる場所は違うと思いますが、「教師も生徒も放課後部活に拘束しすぎ」という一文は、僕が日頃最も問題だと思う部分。先生も生徒も、自由な時間をもっともっと作らないと。自分は中学一年の冬、バレーボール部を辞めたんです。登校〜朝練〜授業〜部活〜疲れて寝る〜そんな生活に限界があったし、何よりもやりたいことがあったから。「やりたいこと」といっても当然、中学生だったので、正確に将来のビジョンがあった訳ではなく、放課後の膨大な時間を帰宅部の友人たちと好き勝手に使い、夢を練り上げる作業が出来た、ということなんです。そう、中学、高校の放課後は未来の自分を見つめるために使うべきだと思います。スポーツを本気でやっていいのは、スポーツ選手になりたい人だけでいいのでは?あとは、女子に言いたい!スポーツが出来る男性が好きという風潮はそろそろヤメにしませんか!
日本を面白い国にする最短距離は、まず学生たちに自由な時間を与えることなんだと考えます。

Comments: 2 comments

  1. 見てきましたよ!
    自分は「カラーとかカサ増しいらん」にニヤリでした。
    演説のビデオが興味深かったです。太鼓とギターがあの場所に
    置いてあるのはきっと演出だと思いました。
    演説を子供が妨害する(するように仕向ける)
    そのイジワルさにまたニヤリ。
  2. ohtematic

    しば氏、おっ、そこがツボでしたか!人によって感じ方が違うんでしょうけど、痛快な内容でしたよね。現代美術自体が閉塞感に陥っているって、先日ムサビのシンポジウムで聴いたんですが、こういう表現が一部の人にしか伝わっていないのかもしれない、と思うと残念です。会田さんは何でも出来そうだから、100万部売れる漫画とか?描いてほしいなあ