おばあさん
買い物の帰りに撮影。この辺りで生活しているおばあさん達は、柄物に柄物を合わせるのが基本のファッションの様だ。この方の場合は、上下でコントラストがあるので、比較的見やすい。しかし、多くの場合、かなり濃度の高い柄に、更に濃度・密度の高い柄を合わせているので、もう何だか訳がわからなくなっている。否定している訳ではない、むしろこのようなスタイルが好きなのである。いつかはやってみたいと。しかしながら男性モノになると、僕らの世代向けの服でも柄モノは極端に少ない。いつも女性服のコーナーで「これで男モノがあったらな」と思っているのだ。
そして、おばあさん達のファッションを見ていつも勇気づけられるのは、東南アジアの文化を感じる点なのである。インドネシアからなのか、はたまた琉球王国からか、遠い昔に柄物が入って養われたセンスが、今なお生きている感じがするのだ。
おばあさんのバックに見えるのは精米機のロボット2体、SFっぽい光景です。
