八島太郎生誕百年展
長島美術館にて公開されている八島太郎展を観てきました。恥ずかしながら鹿児島に来てから知った作家なのですが、絵本「からすたろう」は全ての書籍の中で最も大切にしたい一冊です。子供に読み聞かせをする度に、自分が涙ぐんでしまうという・・・。正直なところ、子供には解りづらい内容・・・しかし自分にとっては最も重要なテーマが扱われています。深すぎるので言葉では説明しきれませんが。個人の尊厳と自由、集団や国の在り方について考えさせられるものです。
先ほどWebsiteにアクセスしたところ「本展の八島太郎作品は、日本最後の公開であり、会期終了後はほとんどの作品がアメリカへ引き上げられることになりました。この機会をお見逃しなく!!」という事でした。必見です。
話題がスライドしますが、全ての映画の中でかなり大切にしたい映画「タッカー」の中で日系エンジニアが登場するのですが、この人は八島太郎さんの息子・Makoさんだったのですね。この映画も、個人が大企業によって潰される様子が描かれています。必見です。