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date 2007.1.8
category living
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風に吹かれて


その人は、いつも徒歩での移動中に連絡してくる。しかも、坂道を登っているのでハアハアしている。北風も吹いている。その坂道は、僕も何度か通ったことがあるので想像がつく。こんな具合だ「どうも〜ハアハア・・・〜ふう・・・オオテラさん〜ふぅ〜」ってな感じで。かなり忙しそうだ。「ハア〜・・・ふ・・・ファクス、見ていた・・・だけましたか〜ふぅ・・〜」という言葉に続き、説明が始まるのですが、半分以上はハアハアという呼吸音と風の音だったりする。よっぽど、忙しいんだろう、そして寒そうだ。携帯電話というのは、開発されて間もない頃は「移動式電話」と呼ばれていたと思う。その言葉に相応しい「移動感」が、その人から伝わってくる。今では当たり前になってしまったけど、歩きながら電話をするときは、もっと「歩いている感」を出してみてはどうだろうか。「もしもし、今、オレ、歩いてるんだけど」などと言いながら・・・。(どういう提案だよ・・・)

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