Monthly: 2016年1月

date 2016.1.28
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

桜島の採石場〜!

illustration ©ohtematic

IMG_6992
国民宿舎「レインボー桜島」で行なわれているグループ展「EXPOレインボー」の特別企画で、採石場ツアーに参加してきました。展覧会に一緒に参加している彫刻家の八田隆さんが原石を見つける場所なんです、もちろん普段は一般人は入れず・・・もちろん僕も初めてでした。小雨が降ったり止んだりという生憎の天気だったのですが、実に素晴らしい場所でした。NPO法人桜島ミュージアムの久木田さんのバスガイドも素晴らしかった。昔は「宝の山」と言われながらも大正噴火や時代の流れで徐々に人が少なくなっていったことなど、貴重が情報をスラスラと暗記されていて、さすがだなあ・・・と。ツアーの目的地に到着すると、これぞ桜島の真の姿なのではないか?という光景が広がっていました。他の惑星に来たのではないかと思えます。乗り物の図鑑やビデオでしか見たことのない大型の重機に子供達も大喜びでした!重機が動く様子を見せるだけでも立派な観光地として機能できると感じましたが・・・やはりこういう場所は静かな状態が一番なのかも知れません。

date 2016.1.27
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

恐怖の克服

illustration ©ohtematic

三兄弟、揃って怖がりなんです。この作文も、実に面白い。見たくないけど、見てしまうという心理。自分も小学生の頃は一人でトイレに行けなかったなあ。おそらく、中学で何かを諦めるのか何なのか、悟りを開く時期が来るんだと思います。怖がりという資質は「想像力がたくましい」ことの裏返しであると信じているので安心して見つめています。「男の子なんだから怖がるな」というのは安直だと思いますね。良く言われているのは、女性は、生まれた時から女性であるけれども、男性は、徐々に男性になっていくという話。中年男性の自分も「中二病」のような部分を引きずっているし・・・。お化けが怖いという事とは全く別カテゴリーの恐怖が次々と待ち受けていますねえ、「何も恐れないのが男」という意味では、まだまだ男にはなりきれていないと実感します。
***
最近は「男性は融通が利かない」といろんな場面で耳にします。ショッピングモールなどで、お母さんや子供が買い物をしている最中に何もすることがないお父さん。仕方なくベンチに座っていたり。本当は臨機応変に家族の買い物に付き合えばいいんだろうけど、何かの意地、あるいは諦めのような気持ちなんでしょう・・・。ここまで書いて気がついたのですが、もしかすると買い物自体が恐怖なのかも知れませんね。

date 2016.1.27
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

Amazing Ameta 2

illustration ©ohtematic

前回投稿の続き・・・
スター・ウォーズの世界は、結局は陰と陽、そのバランスや対比概念の話ですよね。
自分にとってもベイダーのような存在がいますが、「ベイダーあっての自分」という対極にある存在が自分を生かしている気がしますね。国は、右に寄りすぎても左に寄りすぎてもいけない、という話もある様ですし。家族の話でもあるから世界中の人に親しまれる様に出来ているんですよね。
自分は一生「レジスタンスや反乱軍」でありたいのですが、大人になるにつれて帝国軍の人たちが多くなってきているような気もするんですよ・・・。
***
写真は、会場に早く到着したのでその場で即興で書いたポスターです。会場のe-terraceは、不思議な縁があって東京時代(1998年頃)に現代美術家の藤浩志さんから間取り図を見せていただいたことがあります。建築家はアトリエ環の田村孝典さん。僕のアトリエも田村さんの設計によるものです。

date 2016.1.27
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

Amazing Ameta 1

illustration ©ohtematic

屋久島から戻った次の日(1/14)、H君〜アメタ食堂が主宰する「Amazing Ameta」というイベントにゲストとして招かれました。H君の奥様が音楽監督を務めるこの日だけの特別な音楽。H君原作の物語の朗読やオリジナル映像・・・。様々な文化的要素が混ざり合って一つの空気を作り上げる仕組み。舞台というわけでもないし、ライブと呼ぶにもちょっと違う。バラエティーショー・・・なのでしょうか。僕が出演したのは、中盤のコーナー「Ameta Radio」(アメタラジオ)。実はPodcastでも10数本が既に配信されているのですが、今回は観客を前に収録という初の試みだった様です。僕が舞台に上がる前に、H君が朗読していた物語の内容というのが「小学校の頃、絵を描いて見せ合っていた友達の出会いと別れ、C-3PO(スター・ウォーズに登場する金色のロボット)について」だったんですね。その流れを受けて、いろいろと語ることになったんです。自分とスター・ウォーズの出会いは小学校6年の時・・・H君も同い年なのであの時代をきちんと覚えています。僕は6年生のお別れ会の時に「スター・ウォーズ」の紙芝居を作った話や、ダース・ベイダーは、悪役ではあるけれども、実は自分と正反対の存在のことなのでは?という話をしました。
***

date 2016.1.27
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

H君と屋久島に行く

illustration ©ohtematic

1月12日から一泊で、前々回の投稿で登場したH君と一緒に屋久島に行ってきました。今回は仕事の視察です。同じ鹿児島県内ではありますが、世界遺産に登録されたことも手伝ってものすごくブランド力がある場所です。今回は、登山をする準備もしなかったしシーズンオフでもあるし・・・レンタカーでグルグルと島内を回っただけでしたが、細かな部分で「島の勢い」を感じる出来事ことが随分とありました。まずは、お土産やさんで並んでいる商品にいろんな基軸が感じられたことでしょうか。いかにも「移住してきた人たち」が立ち上げたであろうブランドが幾つかありました。観光客がこうした展開をお店の表面から感じ取ると、更に移住者を呼び込むことに繋がるのではないか?と思ったんですね。
地元特産を地元っぽく売るのか、それとも全く違う感性を融合させるのか?難しい場面ではありますが、地産地消を謳う限りは、県内のデザイナーやクリエイターの中で完結させたい問題ですね。
写真は、虹。天気に恵まれなかったのですが、その分沢山の虹を見ることが出来ました。写真では分かりづらいかもしれませんが、虹の始まりと終わりが、至近距離に見えたんです。

date 2016.1.25
category news
tags
comments 2 comments | closed
RSS RSS 2.0

東シナ海冬景色

illustration ©ohtematic

40年ぶり?の大寒波到来だと数日前から騒がれていて「買い物難民になるから食料を買い込んでおいたほうがいい。」というアドバイスも頂いていました。標高のある所では同じ鹿児島でも随分と雪が積もったらしいですね。Facebook上は、鹿児島の友人たちの「雪化粧自慢」のような投稿がズラーッと並んでいました。それだけ、南国では貴重な景色っていうことです。僕もチャンスだと思って何枚もシャッターを切りました。
こうして、共通した色で街が染められるだけで別世界に行った気分になれるんですよね、普段の街づくりにも活かしたい価値観です。現在は雪も止んで、早くも溶け始めています。束の間の別世界でありました。

date 2016.1.24
category news
tags
comments 2 comments | closed
RSS RSS 2.0

Hくんのこと

illustration ©ohtematic

Hくんと知り合ったのは、4年ほど前だと思う。出会った空気感は良く覚えています。しかしながら、何故お店を訪ねたのか、出会ったこと自体のインパクトにかき消されたのか、前後の記憶は曖昧です。店内に置かれているものにまずビックリしたんです。「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」のレーザーディスク、「サマー・ナーヴス/坂本龍一&カクトウギセッション」のLP。それから、愛車のサイドポケットには「ザ・ナイトフライ/ドナルド・フェイゲン」と「ミステリアス・トラベラー/ウェザー・リポート」のCDが何気なく入っていた・・・。また、その愛車というのが「フィアット・ムルティプラ」で、これにもヤラレタ。僕も当時は「フィアット・プント」に乗っていたので、その場で運転席に座りあったり・・・今紹介した5アイテムだけで、もう十分すぎる情報でした。「何でこういう男がココにいるのか?」この時点では不思議だったんですが、知り合った日は表面的なおかつ、濃い味の交流が出来たのでした。とにかく、中学〜高校生の頃の記憶が瞬時に頭の中を駆け巡って、このH君が中年男性になるまでの30年をかなりの精度で想像することが出来たんです。違う人生を歩んできた筈なのに、基軸の部分で似たものを感じたんですね。昔から友達だったような?そういう出会いは、鹿児島では二回目でした。

date 2016.1.24
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

吉利小学校

illustration ©ohtematic

近所にある「吉利小学校」が今年の3月で閉校となる。閉校に関する記念誌のお手伝いをすることになった。学校がなくなってしまえば、子育て世代がその地域を離れるだけでなく、新規の定住者も見込めない環境になる。ごく当たり前のことだと思うけど、地域住民からすると(特にPTA)一定以上の学童がいないと統廃合に賛成する人も増えると聞いている。いろんな問題を含んでいるだけに正解はないし、また「存続ありき」という、僕が正しいと思っていることも、地域にとって果たしていいことなのかどうかも解らない。一方で、中国などからの観光客の受け入れ態勢が不十分な、一極集中に悩まされている地域もあると聞く。一見、全く関係のないような問題に思えるけれども、古民家を再生して宿泊施設にして海外との交流人口を深めることが出来る筈。廃校に追い込まれそうな地域に外国の人が来れば、地域住民にとっても「もしかすると素晴らしい地域なのかもしれない」と客観視出来る意味で、相当なインパクトになるだろうし。
今は自分の地域のことで精一杯だ。動いている人は、もう動いている。他の誰かが立ち上がれそうな風が欲しい。

date 2016.1.23
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

ザ・かぜ薬

illustration ©ohtematic

前回の投稿で「ものすごい効き目」の「かぜ薬」のことを書きましたが・・・コレなんです。
調剤薬局でもらう薬は、「毎食後」とか「朝」などの文字がプリントされているのが当たり前だと思っていただけにパンチを食らわされた感じ。ここまで、ズバリ「かぜ薬」と書かれていると何だか笑ってしまいます。

date 2016.1.23
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

えびの高原スケート場

illustration ©ohtematic

えびの高原スケート場。三年連続で出かけています。今年は1月4日から一泊、併設されている国民宿舎に泊まりました。前日から自分は風邪をこじらせてしまったのですが、道中で立ち寄った病院からもらった風邪薬がものすごい効き目で、二日目は何とか家族と一緒に滑ることができました。平日で仕事初めの日ということもあり、スケートリンクもかなり空いていました。九州の魅力の一つに「どこへ行ってもそんなに混雑しない」ということが挙げられます。あまり人がいないと不安になりますが、まあ、そこそこという状態は実に心地いいですね。
以前にも書いたかも知れませんが、小学校の頃にはローラースケートのブームがあって、行き止まりの道路でよく遊んでいました。それから、青梅にあった屋内スケート場にもよく行っていましたね。子供の頃は自分の能力が拡張される純粋な喜びがあったのでしょうが、最近は「怪我をしないか心配」という老体モードに突入しております。
大寺家ではお正月の恒例行事になりそうな気配・・・