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date 2009.1.11
category garden
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キミは鳩笛を作るか。


最近の生活、22時に就寝し、4時起床・・・。特に日の出までの寒さは厳しいです。鹿児島には雪が降らないと思っている方もいらっしゃる様ですが、・・・ご覧の通り桜島も冠雪しています。
桜島、というと鹿児島のシンボルとして揺るぎない地位を確立している訳なんですが、その弊害もあって思考停止状態に陥っている若者を見かける事があります。最近の出来事で思い出すのは、専門学校で「焼酎」や「お茶」という課題を出すと、ほぼ全員に近い学生が桜島を描いてきた事。しかも、イメージ検索の写真を参考にしたという人も・・・。それは、桜島に失礼だとは思わないのか。どこからでも見えるのに。僕はある学生に「周りを見回してみんなが桜島を描いていたら、自分を差別化しないと駄目だ」と言った。キョトンとしていた様だから、理解されなかったのかも知れない。
小学校の図工の時間、「鳩笛」を作った事があった。僕は「鳩じゃなくてもいいんですか」という趣旨の質問を先生にした事を覚えている。結局、僕は魚のカタチで作ったのですが・・・。音色も鳩に似ているから意味がある、という部分は全く無視していた。というか、今気づいた・・・!釣りキチ三平ブームに便乗していた事もあり、とにかく魚が作りたかった。ただの馬鹿な小学生だっただけ・・・なのかも知れませんが、右向け右という事に昔から抵抗があったんです。

Comments: 4 comments

  1. よしみーん

    鳩笛の話、わはは。先生が「もちろん!」と答えてくれたことを願います。それとはちょっと違いますが、高校生の時、国語の試験で「この部分の作者の気持ちを1~4から選びなさい」という問題で「作者でないのにわかるわけがないと思います。」という解答をしたら、なぜか先生に評価されました。これじゃいい大学に入れないかもしれませんが、こういう「ゆるさ」は子供に発想力を与えると思いますね。
  2. よしみーんさん→
    図工の先生からは、優しく接してもらっていました。図工室は、自由な感じがあって好きでしたし。魚の笛が評価されたかどうか覚えていないんですが、全体的には評価されていました。
    国語の四択問題で、欄外にそういう答えを書いたんですよね。度胸ありますね!小中高で、教育について何か違和感を覚えた人が美術系に進むのかも知れません。
  3. あけおば

    私は完全に必死で鳩笛を作る派ですね
    超プラス思考でA型人間・・・扱い易いです。
    鳩笛を作ろう!なんてタイトル掲げてあるのに
    魚とは 小学生の頃からすでに発想が違ってたんですね。
    (これほめてるんですよ!)笑
    この年齢になって思うことは
    十人十色 みんな違ってみんないい!ってことかな。
    でも小学生の頃の私のクラスにそんな子がいたら
    きっと「変な子!」って思ったかも。
    ここで肝心なのは先生の一言ですね!
    気持ちに余裕のある大らかな先生とご縁がありたい。
  4. あけおばさん→
    ルールに従う素直さが、やはり社会では一番求められていると思うんですよね。そこに価値を置かないと、国家はバラバラになってしまいます。
    美術系に進む多くの人間は、そういうルール自体を疑うというタイプが多い様に思います。ある意味で「何で鳩?」という疑問も素直だと思うんですけどね・・・。
    小学校の図工の先生は優しかったので、助かりました。中学に入ると、美術の先生からは「子供らしくない」と言われていましたね。