ohtematic.com

news

date 2006.4.18
category garden
tags
comments closed
RSS RSS 2.0

残したい鹿児島のデザインその40


鹿児島市鴨池にある「南国交通株式会社」の倉庫。写真を見ての通り、バスが縦に3台収まる長さである。巨大だ・・・。それにしてもこの屋根の高さはどうだろう、本当に必要あるのだろうか。僕の好きな映画「タッカー」で、飛行機の格納庫を自動車の組み立て工場にするシーンがあるが、まさにそのスケール感。そんな事を考えていて、ネット検索したところ・・・やはりこの建物は、昔は飛行機の格納庫だった!まだ鴨池に空港があった頃(昭和47年に閉港)のものを、そのまま使い続けているとの事。風雨と熱にさらされた質感が実にイイ。「スター・ウォーズ帝国の逆襲」のツナ・シップを想像している方も多いであろう!このまま最低限の補修を繰り返して、使い続けて欲しいな。ついでに、その隣にある「春田屋 アポロ店」というスーパーも、中途半端な階段があったり、全体的に妙な作りで気になった。こちらは、昔のターミナルビルを再利用しているらしい。アポロ店・・というネーミングも、空港と関係しているのかも知れない。昔の記憶がある方、是非情報をお寄せ下さい。
昔の空港施設が、今日まで大切にされている事はとてもイイ事ですね、出来れば、「昔、空港だった」という事実をもっともっと演出した方が楽しい街になると思うのですが、如何でしょうか。

Comments: 4 comments

  1. PowerDesign

    こんにちは。。「記憶がある方、是非情報をお寄せ、、、」とありましたので。。
    私の実家が隣町「三和町」なので、幼い頃、祖父と飛行場近くまで散歩したのを覚えてます。。同時は離着陸時の騒音がうるさかったのだろうな〜。。「春田屋 アポロ店」の前が滑走路だったので今でも幅広くまっすぐな道路がありますよね。
    そういえば同じ時期に「鴨池動物園」(現ダイエー鴨池店)も閉鎖されました。あ〜懐かしい。実家に写真があるかも。
  2. Powerさん→
    有り難うございます。アポロ店の前は滑走路で、ダイエー鴨池店が動物園だったんですね。街を壊してしまうのは簡単な事かも知れませんが、あまりにも移り変わりが早すぎます。結局、そこで暮らした人の知恵が蓄積されない〜文化が育たないという図式が、日本のあちこちで起こっています。
  3. 名無し

    真砂本町に住んでいた者です。
    自分が生まれる以前の昭和47年に
    太陽国体というものがあったそうです。
    アポロというネーミングはそのあたりからとったのかもしれませんね。
  4. 名無しさん→
    太陽国体、知っています。あの近辺はその際に整備されたんですよね。太陽の神、アポロンということで、アポロ店なんですね!納得しました。どうも有り難うございます。