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date 2006.7.19
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ちょっとマテその12・busicom162


その昔、とある友人がゴミ捨て場から拾ってきたものを譲り受けた。いつになくアヤシイ書き出しだ〜。その名も、Busicom162!カッコイイですね。ビジネス・コンピュータを略しただけなんでしょうけど、コレ、機能的にはただの計算機なんです。しかし、発売から40年近くも経っているので、ビジュアル的にスゴイ事になっています。ディスプレイ部分がクール。これは、何というのでしょうか・・・ほんのりとオレンジ色に灯っている感じで、数字によって表面からの距離が微妙にズレるんです。当時は29万8000円もしたのだそう。3万円(!)くらいに値が下がり、庶民でも手に入るようになった時代に、父が初めて電卓を買ってきて、家族で驚いた日の事を思い出します。今では100円ショップでも手に入ります・・・時代の流れというものは恐ろしい。そして、この計算機・・・おっと、コンピュータを作っているのが、エレクトロ・テクニカル・インダストリーズというメーカーなんですよ。これもまたカッコイイ社名ですね。ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼーションって感じです。タイムトンネルに似合うと思い、久しぶりに倉庫から取り出したのでした。
検索したら
こんなページにも出会いました。
オークションで売れるかな・・・。

Comments: 5 comments

  1. Nozomi.K

    「分かる人には分かるお宝」があるという意味で、とても男の子チックな世界をお持ちですね。とっておきコレクションってスゴイんでしょうね…。私は「捨てる」のが大~好き! モノも、思い出も、捨てられるものは何でも消去することに快感を覚えます。ところで全然関係ない話なのですが、8月1日の大久保重樹さんのライブにはいらっしゃるのでしょうか???
  2. Nozomi.Kさん→
    とっておきコレクションや、書籍・CDなどの山・・・山です。「捨てられる」事の出来る人になりたい。つまらないものでも、「いつか面白いと思える筈」という気持ちがあって、なかなか・・・。8/1は行く予定です。「シゲキ的」というコピーに一本とられました。
  3. よしみーん

    製造年をみてると、ほぼ自分らと同じくらいの年齢なんですね。
    戦後日本史を考える時、戦後60年といわれても、それがどれくらいの長さなのかが、やはり今ひとつわからなくないですか。でもこうして自分が40年近くの時間を経てくると、40年がどれくらいなのかが(当然ですが)実感できるようになるもんですね。
    アップル・コンピュータのHDが、フロッピー・ディスク一枚分しかなかった時「ギガ」という言葉が頼もしく鳴り響いたのは、つい最近ではなかったか・・・あっれー?いつのまに???って感じですね。そう考えてこの計算機を眺め、そして鏡に映る己の姿にため息が出るのは、まあ仕方がないか。(笑)是非売らずに保存してください。
  4. こ、これは!マテさん東京在住時代に実物を見せていただいた事がありますね
    「ニキシ管」で検索すると結構色々と出でてきますね〜〜〜
    自分の場合はこの魅惑的な数字表示との直接の出会いは
    「ハンバーガーの自動販売機」、、、いやはやカッコワルイ出会いです
    映画「アポロ13」で、宇宙船内の計器類の数字が本来このニキシ管表示で
    あるべきところが、7セグのLEDだったのにはちょっとがっかりした記憶が(笑)
  5. よしみーんさん→
    今、戦後60年ということは、戦後20年で生まれている・・それ自体が驚き!計算機からワープロ、パソコンへと、家庭に電子機器がどんどん入ってきて、その感覚に追いついていけない人もかなり多いと思うんです。僕たちの世代が、頑張ってギリギリついて行っている様な。僕が最初に買ったMacは、最高機種でしたがメインのメモリが8Mでしたからね。それを24Mに増やして喜んでいた・・・。ギガの次はテラですから、オオテラとしては親近感を憶えます。
    Hammer→
    ご無沙汰しています!
    ニキシ管ですね。有り難うございます。ウォームアップにかなり時間がかかり、その間ずっと「Negative」と書かれたランプがついているんです。これがまたカッコイイ。アポロ13の件、さすがに見るところが細かいですね。それこそ、CGで修正して欲しい部分ですね。