残したい鹿児島のデザイン その47
先日宿泊した「いこいの村いむた池」の包装紙です。手慣れたタッチで、藺牟田池がいかに楽しい場所であるかが良く解ります。作風から、かなりのご年配と想像されます。こうした絵の価値観を持っている世代、実に絵がうまい。幼い頃の体験がにじみ出ているのか、昔のマンガ雑誌(「少年クラブ」とか・・)などからの影響なのか解りませんが、画家がイラストを描いている感じですね。意識が高い。周りの文様はアール・ヌーヴォーですよ。今は、画家とイラストレーターは区別されてしまいましたけど、昔の画家って、柔軟だったんだなと思います。今回ゲットしたのは、ハーフサイズだったので、残念ながら左と下が欠けた状態です。今度はフルサイズを手に入れる目的で藺牟田池に行こうと思います。