子育て論
昨夜の夕食時、次男が「明日は跳び箱のテストだから学校に行きたくない」と泣き出していた。ここで、我が家の場合はどうするか?一緒に学校を休む理由を考えるのである。僕は「よし、今から裸になって外に出よう、風邪をひいて熱が出たら学校を休めるよ。」と言った。「跳び箱のテストが終わった頃に学校に行けばいい」とも話した。
「幼稚園と違って、小中学校の教育は義務であるから、行かなくてはいけない」という話は、たまたまこの事件が起こる前に話をする機会があった。この事前情報が効いていたのかどうかわからないが、しばらくすると何事もなかったかのように夕食を食べ始めた。
そして、今朝学校に行くときは、跳び箱テストの一悶着はまるでなかったかのようにニコニコして出かけて行ったのだった。
「○○をしたくない」と言い出したときは、上から目線で「しなさい」と怒っては、何の効果もない。同じ視線に立って、したくない理由を感じたり考えたりすることが大切だ。選択肢を幾つか与えるといいと思う。
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と、偉そうに語ってしまいましたが、僕が怒りを抑えきれず、向こうも逆ギレして収拾がつかなくなることも何度かありました。子供の気持ちは謎でいっぱいです。自分のこともよくわかっていません。今回はうまく行ったケースなのでお伝えした次第。果たして跳び箱テストはうまく行くのでしょうか。
画像は、東京に行った時に撮影したもの。ロボコン(最近ではヘボット)が働いているイメージです。
カンズ
2016/11/29 16:51
博識のあなたが知らないはずない。
私の理解不足読み間違い?
若年労働を防ぐなどの理由で教育の権利が子供が保障
されています。
義務教育の義務は教育を受けさせる保護者の義務です。
子供が学校に行く義務ではありません。??
ohtematic
2016/11/29 17:35
この記事の趣旨を言い訳として補足させていただくと、子供には学校に行くということよりも、自由に生きて欲しいという願いの方に自分は重きを置いている、ということが言いたかったのです。
カンズ
2016/11/30 16:26
特に今頃よりも学歴偏重の時代を体得して来て
身としては実感します。
最近のゆとり教育に対するバッシングが気になります。
本当に悪いことばかりだったんだろうか。
学力低下の原因はなんだか別のところにあるような気がします。
ohtematic
2016/11/30 20:27
カンズ
2016/11/30 21:32
学力が低いとは思えないです。逆に手厚い指導や
きめ細かな配慮や目配りで力を付けて行くようです。
ゆとりと言いながら教員の信じられない程の多忙。
子供たちに向き合う時間がまるで持てない事情も
実際ありました。
原因は複雑で多様です。子供たちがくさらないで
自分の好きな事に夢中になれる環境を作ってあげたい
ものです。