
個展「オーテマティック・エス・エフ」引き続き開催中です。搬入作業の際、オーナーの浜地さんから「厚塗りですね」と感想を頂きました。浜地さんは水彩のタッチを活かしたスケッチ画を中心に創作活動されているので、確かに、厚塗りだなあと・・・!厚塗りの歴史は、高校2年くらいまで遡ります。デザイン系の学校を受験する場合は、必ず「平面構成」という試験があるのですが、基本的に「にじみ・ぼかし・かすれ」は表現方法として不可なんです。こんな課題もありました「毛筆で描いた様なカタチを、にじみ・ぼかし・かすれを使わずに表現(構成)しなさい」とか。デザインという仕事は、曖昧な物事をくっきり、はっきりと計画的に浮かび上がらせるということなんだと思います。だから、見た目にもぼんやりとした部分が少ない表現の方が自分には合っています。速乾性と言われるアクリルで描いていても、せっかちだからドライヤーでバンバン乾かしながら、二度塗り三度塗り・・・です。イメージが先行しているので塗り始めたら、後は作業という感じで・・・勿論、多少の偶然性で面白くなる場合もありますが、これはイレギュラーな現象として捉えたいんです。
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画像は1979年の映画「ブラックホール」の人気キャラ「ヴィンセントくん」(映画自体が残念な出来なので人気があると言ってもたかが知れている訳なんですが。今、トロン・レガシーのチームがリメイクしているらしいですね!)です。偉そうな事を言った割に、かなり塗りムラがあってお恥ずかしい限りです。

























