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date 2010.9.9
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カマキリの共食い

カマキリの共食い

オーテマティック・ハウスの中庭にて。飛びかかる瞬間を目撃!どう見ても年寄りのカマキリが、若いカマキリを食べている・・・。

Comments: 2 comments

  1. テブラスキー

    今日から市立美術館で始まった南日本ジュニア美術展にはカマキリをくわえた女子高生の肖像がありましたよ。南日本ジュニア美術展は保育園〜高校生までの公募展です。


    高校生は美大系(受験画)ではない、好きに描きたいテーマを(描いている)絵が多いです。まあ、へたなんだけど、一概に(へた)で切り捨てていいのかな?とも思った次第です。

    今回会場で学校の美術教育ってことを考えて、思ったんですが、そういう(好きに描いている絵)と美大を目指す(ある一定のレベルの絵)のどちらを教えればいいのだろうという、疑問が湧きました。

    美大を目指す絵が大学に例えるなら体育会系で、好きに描いている絵はサークルと言っていいかもしれません。

    デッサンと静物画、人物画に明け暮れる美大系。
    美大を目指すならそちらなんですけど、どうもアカデミックな方向に教えてしまいがちですが趣味として絵を描きたい子の高校の美術部でそんな価値観に誘導していいものかどうか。でも絶対的な美の価値基準はあるわけですよ。それをどうやって教えるかと。。。

    別に教える立場の人間ではないのですが、そんなことを考えてしまいました。

    一応美術を広める立場の人間ですからね。。。



    会場では小学2〜4年ぐらいの絵が一番面白いですよ。憧れも含めて刺激になります。
  2. ohtematic

    テブラスキーさん→
    そうですね。社会人になってからも「趣味の範囲で楽しんでいればいい」という人と「プロになる」という人が混同されています。というか・・・発表の場が一緒だったりするので、観る側は混乱してしまうかも知れません。鹿児島はその線引きがないのかも知れない。趣味の人は、プロには出来ない何かがあると思いますし、プロの人は同じく、プロにしか出来ない事をやる。僕は、一度美術教育を受けてしまったので、価値観の軸が出来てしまいました。下手でもいい作品はあると思うけど、専門学校の授業では絶対に評価しません。子供の絵画コンクールの審査では、そういう価値観を取り払って観ます。おっしゃっている通り、もともと子供の絵は殆どが例外的に素晴らしいですから・・・。高校生は、そのあたりが微妙な年齢ですね。でも自分で美術系に行くと決めていたら、やはり技術や物腰といった基礎は高校の時からきちんと始めて欲しいです。